木村「僕、いわたさんのためなら何だって!」
カナ「あら、そう…」
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告白、というかちょっとしたきっかけでカナに思いをぶつけてしまった木村、だが天然馬鹿メガネカナはそれに気づかない、というか気づかないフリ。実は天然ではなく策士である。男の子になんか興味はない、使える手駒が増えただけだ。使えなくなるまで使う、消耗品。
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カナ「じゃ、あれと、それと…」
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と、木村を使いまくるカナ。普通の男ならカナの裏の顔を知ったらすぐさま逃げていくところだけども、木村はなかなかしぶとい。
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木村(今はこんな彼女だけど、いつか僕の愛に気づいてくれるさ!)
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さすがはスポーツマン木村だ。しかし当のカナは
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カナ(なかなかしぶとい男ね、なんかだんだん飽きてきたわ!)
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と、全然伝わらない。そんな時、転校生・ロコがやってくる。
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カナ(この娘と、しつこい木村をくっつけるのも面白いかもしれないわ…)
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そしてカナの作戦が始まる…。が、そこは木村も黙って従うわけではない、計画開始当初は、
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木村「僕が好きなのはカナちゃんだ! そんなどこの馬の骨ともしれない女の子になんて!」
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と、抵抗。しかし
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カナ「そんなこと言うのはどの口かしら? いいのよ私は、あなたが2度と私の前に現れなくても…。それと『カナちゃん』じゃなくて『カナさん』でしょ? 木村クン。」
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もう言うことを聞くしかない。表向きはカナの言うことを聞いてロコにアプローチしているように見せかけつつ、一線は越えないように、越えないように慎重に行動していくことに。
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