あにめ感想にっき

ひとこと
 そーいや確かに「新しいことを感じてみよう」という項目は書いてなかった。作品における過去無かった「新しいこと」というのは直接にその作品の「売り」になります。たいていの作品ならその「売り」は「見せたいこと」になるから、制作サイドの意図を汲むこととあんまり変わらないかも。
 「新しいこと」というのは「売り」であると同時に「挑戦」でもあります。新しい、つまり今までなかったこと、今までやってなかったこと、今までできなかったことが、本当に作品価値を上げるようなものであるかは、やってみないとわからないところも多々あると思われます。
 TVシリーズでOVAクォリティを実現したブルーシード、謎をちりばめるだけちりばめて放っておくという手法を確立したエヴァンゲリオン、3DCGを塗り方だけでなくセル風に見せたゾイド、魔法や不思議なことばかりだった少女アニメ界に「トレンディーアニメ」という新ジャンルを確立しようとしたママレード・ボーイとかがわかりやすい「新しいこと」に「挑戦」した例ですかな。
 もちろんそんな大きな事じゃなくても、「ネコミミ」「ロリ」「メイド」等をコテコテつけてみた「デ・ジ・キャラット」とか、妹属性+αの12人で誰か1人でもひっかかればいいや的萌え戦略のシスタープリンセスとかも「新しいこと」にしていいと思います。(シスタープリンセスの場合、萌えキャラ12人が重要なんじゃなくて、それが一気にひとつ屋根の下にいるという状況に「挑戦」したと言う方が大きいけど)。
 作品全体にかかる「新しいこと」でなくても、部分的な「新しいこと」というのもある。1カットの表現やつなぎ方、塗り方や色味、キャラや背景の動かし方、声質や演技とかね。
 あと真に新しいことでなくても、「今のこの時代にリバイバルする」というのも十分「新しいこと」だと思う。まぁ細かく言えば「今ある技術を使ってリバイバルする」ってのが新しいってことになるんだろうけど。まぁ全体の話じゃなくても過去あった小ネタを作中に入れてみるというのもまたあり。エヴァなんかはその辺がうまいことで定評があったよねぇ。
 そーいうもろもろが作品の「新しいこと」であり「売り」であり「オリジナリティ」になるんだよね。どこが新しいかを考えるのはまったく無駄ではなく、むしろ普通はその「新しさ」が「自分がおもしろいと思えるものか」を考えて、おもしろくない、もしくは必要ないおもしろさだと感じたら見なくなるんだと思うな。「見る価値なし」とはそういうことだと。
 まぁ何だかよくわからなくなったけどそんな感じ。あ、でも決して「新しいことだけを見る」というわけじゃないんですよ。「新しいこと」を利用して何か見せたいものを見せる、という方が多いかと。「伝えたいテーマ」ってやつはそんなにバリエーションないらしいですからな。

    今日のアニメ(月曜日)
  1. ▽ラーゼフォン(新)
     新番組。局としては期待してなさそうな時間帯だな。この前の学校の階段の再放送の方が視聴率よかったりするといろいろヤバイんだろうなァ。
  2. ▽爆転シュート ベイブレード2002
  3. ▽砂漠の海賊!キャプテンクッパ(BS)
  4. ▽Dr.リンにきいてみて!
  5. ▽犬夜叉
  6. ▽名探偵コナン
  7. ▽炎の蜃気楼(キッズステーション)
  8. ▽旋風の用心棒スペシャル

    今日のビデオ見
  1. ◎電脳冒険記ウェブダイバー(1/18)
     エンジェは母さんだったの図。有栖川博士もなにしてくれるか。てことはデリトロスは父さんにでもしとくか。(←この前の緑の髪の少年話があるのでそう言うことはできません)
     以下仕入れネタ。EDのエンジェはどう見ても今のエンジェから比べて若すぎると思われるのですが(もっとも私は作画レベルの都合だと思ってましたが)、あれがアオイエンジェじゃないかという話を聞きました。
     てことはヘタレウェブダイバーどもが現エンジェを守るのに失敗して、マジカルゲート崩壊の危機におちいって、その時アオイちゃんが自らをエンジェにすることにより世界を救うというネタが用意されているのだろうか…とか思ってみたりする。でもEDの目の動きからして、絶対悪役にならんと変だ。むぅ。



記号の説明

◎:見て感想あり
×:見たけど感想なし
▽:今日は都合により見られなかったのでビデオ送り
◆:まだ放映前か、まだアップロードしていないもの。とりあえずリストにしておくと便利なので。

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