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LIVE(2006)

「J-POP振り返り系」を自称したくなる「traces」ですが、今回はrelease前のDVDの話題。
だってね、NONA REEVESがDVDを出すと言うんですもの。オイラ、興奮の坩堝。

初めてNONA REEVESを観たのはsg.「LOVE TOGETHER」の出た頃だ。2000年3月は年度末の金曜日、(今はなき)赤坂BLITZで、Disk GarageのMusic Party会員ご招待ticket(!!)という技で丸々ticket代を浮かし、熱狂のfloor、前から3列目に紛れ込んだのだった。
通算live参戦本数も増えて、徐々に観る目が肥えて来て「さちさん、musiciansにゃ点カライ」の萌芽がすくすく育っていた頃、ハッキリ言ってNONAは「自分がmarkしてなかった方向からlebelの高いモノが胸元に飛び込んで来た!」って感じ、だった。
あのliveで一発KO。
渾然一体と迫ってくるband。melodyの良さ。主張する歌に、確かなrhythmを刻むdrums。中でもdrumsの巧さが目を引いた。そして、郷太先生のfalsettoの引き出し数!「The Girlsick」のfalsettoに「村上に匹敵する」「村上を越える」と指標:村上てつやで(………、と、当時だから)lebelを表現した覚えがある。
後にdrumの小松さんがNONA以外にも多数のsessionに参加し、私の場合は堂島くんのHTP[HiTension,Please!]でも幾度となく目撃することとなるのだが、あの時に素人の私が「巧い」と思っていれば、業界内はもっと早くに目を付けると思うのだ。誘いがかかるのも納得できる。あの世代であぁも叩けるんだ。あれだけの人を不勉強で知らなかった、という点で、あの日は開眼のliveとなったのだ。
彼らから新しい音楽が届くたび「ホント精魂込めてるなぁ」と思う。音楽が好きで愛していて、信じている。その強さがバシバシと伝わってくる。そして、そのどれもが楽曲skill的に高lebelに位置していて濃密だ。
CDでさえ、あぁなのだ。ひとたび映像化となったら「このlebelじゃないと!」という線引きも高かっただろう。
収録曲を目にして、あー「Stop Me」になると郷太先生、使い捨てcameraを手に「写真に撮っていれば」とやっていたぁ…と思った。個人的には思い入れの強い「The Girlsick」が収録されることが非常に嬉しい。
「ノーナ・リーヴス、初のライヴDVDを発表!」@ CDJornal.com


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posted with amazlet on 06.05.05
徳間ジャパンコミュニケーションズ (2006/05/24)

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