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Attends ou va-t'en(1994)

この曲に対して、私とTakiさんとの意見は対立する。そうなるってのは、このふたりの間では知れていることなので、どうってことはない(喧嘩することじゃなし)。
でも、その対立軸が垣間みられるのが「replay」という対談の中にある、こんなやりとりからうかがい知れなくもない、か?と思う。

S[さち]:(The Gospellers「Promise」は『Japanese Dream』のchartの)最終週逆転だもん、あの前まで2位、(1位に)原田知世よ?あたしは最初、そっちが行くと思ったんだもの
T[Taki]:あたしはゴスペラーズが行くと思ったなあ、あの時は
S:それで「Promise」が1月に(グランプリ曲としてフルコーラス)流れるじゃん?「何で、こんな地味な曲が?」って言った人だよ、あたしは。
-----対談「replay」より

そう。
かつて『Japanese Dream』で、The Gospellers「Promise」に1位をかっさわられた曲が、原田知世さんの「Attends ou va-t'en」だ。
Electricなのに懐かしい感じがする。
回廊の中に放り込まれた感じの、Aliceなら兎の穴に落ちるような。
音に心を奪われたら言葉は「どーでもいい」と私はオーライ、となってしまうことがある。割と日本人が歌うbrokenな英語も音楽で聴いてる分には…、な人なもので。異国の言語の発音に関しては気にしちゃなかったり。
一方、Takiさん曰く「あの人の仏語の発音が」(爆)
コレは英語を捨てて仏語で大学入試を突破した人(!!)だからこその指摘かもしれぬ。
大学でも私、独語選択で。仏語…、全然知らないのだ。だから何とも思わない。んだろうなぁ…、少しでも知ってたら確かに気になるかも。
とはいえ知世さんの「T'EN VA PAS」も平気だったんだよなー…

話を戻す。
で、この後から知世さん、musicianとして注目されるんですね。
この後に出た「100 LOVE-LETTERS」あたりから。sg.でいうなら「ロマンス」とか「シンシア」とかに繋がっていく。この過程で注目されていく。
albumでなら『clover』に『I could be free』へと続く流れ。
だから、これは前夜というべき時期の曲かもしれませんね。

流石にsg.盤では私も持っておりません。
この曲の収録されたalbumでなら持ってます。Amazonへのlinkもalbumに。

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