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あたらしい てき が あらわれた。

それでも、相手teamに負けた。ってのが第2戦目なら。
第3戦目からは相手teamじゃない、新しい敵がいたんじゃないのか。そんな気がする。

ともあれ「私が観ると負けやすい」んで野球中継、観ちゃないです。遂にradioすらつけなくなってしまったわ、怖くて(season中から、その傾向はあったんだけど)。
だって、チラとtvを目にすると点を入れられる、とかばっかりなんだもの。
あ、あと「名古屋の人には悪いけど、阪神とやりたい」と言った人を観たいと思わない、ってのもアリで(笑)自分でも思わなかったけれど、相当、根に持っておったのだなぁ…(苦笑)
でも、だ。これは思ったことをズバ!言われた。と思った。
以下、引用。

でもね、一気に楽しみが増えちゃっちゃぁ、それはそれで飽きてしまう。ダメ阪神をご覧なさい。負け続けた末にたまに勝つから愛された。ダメダメ巨人をご覧なさい。昔強かったのに、めっきり弱くなって飽きられた。だからね、日ハムは今年はもうこれで充分。日本一にならなくてもいいですよ。ってか、なるな。いいか、こっちゃぁ50年以上も日本一になってねぇんだ!「巨人と阪神に勝ちゃそれでええんだわ」っていう名古屋根性をいいかげん捨てんとかんのだ!歴史を変えてかんとかんのだ!移転3年目ごときで日本一になられてたまるか!
------『水曜どうでしょう』本日の日記(2006/10/24)

『水曜どうでしょう』藤村Dの日記に爆笑したのは、この人も幼少の頃、野球は中日だったのだなぁ(笑)という思いが汲み取れたからだ。全文はこう、archiveなpageなので宜しく。
しかし、おめでたいことなので、相手teamには「おめでとう」と言います。
それでも突っ込みたい。今年の交流戦、このcardが札幌で行われた時の観客動員が3戦とも12,000人弱とかで推移し、一度たりとて15,000人を越えなかったんだ、と。今年5月段階で「中日?アライバ観とこう」「英智が気になる」とか、そういった買い方しとけって!野球好きなら。
さあ、優勝に加えて日本一した後、これで常勝軍団を作ることができるのか?
優勝したことで世間から「できる」と見なされる、西武だってSoftBankだって最初から容赦しないでしょう。他も手ぐすね引いている筈だ。
そして、今年の優勝、日本一に貢献した選手が翌年、必ず活躍する保証は何処にもない。

で、だ。本題。
今年は中日が「巨人と阪神に(悉く)勝った」1年だったわけです。
確かに中日、セ全球団から勝ち越して完全優勝しました。が、10月に入ってから勝ち越しを決めたteamもある筈(ex.広島)。だから得手不得手、馬鹿試合等あるわけでして(爆)
でも、M40点灯の阪神戦といい、敵地で優勝を決めた巨人戦といい。そういう意味で「巨人と阪神に勝てば」という敵には勝てた。と仮に、しておこう。巨人は来年このままかもしれんが、阪神は来年どうかわからんで(方言まるだし)。
新しい敵、それこそ最終stageに登場する大boss様(日シリ)だ。
そう思うと、気づけるわな。
「それまでの敵が小物だったのかもしれんなぁ…」

監督が「日本ハムに負けたというより、52年の厚い壁にはね返された」と表現したのには、記事を目にして最初、球団の負の歴史に負けたってのかよ!(フンガーーー!)と突っ込まずにおれなかったんだけども。あーた最後に矛先そこかーーーい!(起爆)て。
中日はひとつ勝った後、目の前の相手じゃなく、自分たちに連なる過去との壁を意識して、それと戦っちゃった。んな感じ、します。
相手、間違えてんだもの。
だから。さあ、日シリだ!というのは、中日は第1戦目だけだった。
今となると、第3戦から後。って、喩えるなら。2005年10月1日(4年ぶり一軍登板、中里1勝の試合)以降、負けに負けて5連敗で今季終了。の、あの空気が漂うのだ。最後グタグタにコロコロと負けに負けて終りですか!というlastの「詰められなさ」加減と「いかにも」な負け試合に。
それが若手主体だったか、主力主体だったかの違いはあれど、やってることは同じだ。
今年は結局、あの10月10日までに全てのenergyが投入されてもうたのか?とさえ、振り返れば思えてくる。そこが悲しい。あそこにたどり着くまでの執念とやらは、この日シリの中で、何処に行ったんだろう?と思ったんだ。
それこそ8人の投手を継投させてでも、1点を落とさない。
破れかぶれでも勝つ、勝つため。そんな執念めいたもの。

伏線となったのは、やっぱ第2戦?
逆転劇より、2年前の日シリでも同じような放物線が(起爆)という、どデカいアレ。アレに目がいってしまうのだ、どうしても!
その後の試合は負けpatternが続いたからか、遂に出てこなかったじゃん、その投手(もう名前すら書かない)。
その代わり。中継ぎ、名前を見て驚いた。
若手投手日シリ体験実戦篇になってしまってんじゃないのよ!
先発:中田-2番手:石井-3番手:鈴木と「今年2年目」3人で繋ぐとか、中里だ久本だ小林だー、と続いて挙句は吉見(新人)て。うそぉーーん!出す!?って思ったもんね。

中日さん。
新しい敵がわかったことで、次、どうすんだ?となれるんじゃないでせうか。
来年は「日シリ(じゃなくなるんだけども。日本一決定戦試合ね)に倍返し」とか、今年以上の煽るcopyをつけて宣伝、やってくれ。そうでもしないと気が済まないっすよ本当に。
特に若手投手陣、結果の善し悪しはあれど今回の経験を糧にして欲しい。こんな経験もできず野球を辞める選手たちが一杯居るのだから、しんどいと思うけれど君たちは恵まれているんだよ。
すべて来年の戦いの糧になる。きっと。
そして。まさか日シリで中里篤史登板、とはねえ…(嘆息)←中里などいない、だったもの。
これがあったのが、せめてもの救いかもな。
pro入り後、度重なる怪我で本当に苦労して来た彼が去年終りに復活して、今年は日シリの舞台に立って投げている。光と影が交錯しながら紡がれてきた彼の物語に今年は「日シリ」の文字が入ったんだね。そう思ったら。

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