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991225

それは光る絵の具を溶いて音楽を奏でること
世界中の切なさと優しさ歌う旋律
-----塩谷 哲 with FRIENDS「星の夜」
今年もこの曲が聴けたことを、感謝します。
特にチケゲをして下さったMAHOさん、本当に有難う。

24日の会社は「4連休を目論む」人たちの多いせいか閑散としていました。
もともと「用事有ります」と公言していたので、去年より余裕のある会社の抜け出しが出来ました。三鷹行きの東西線に乗り、一路中野へ。
今年のSaltish Nightで通算3回目。参加するのは去年に続いて2回目になりました。今年は参加memberに特別、華のある人も多く参加されてない(去年でいうKiroro然りNORAさん然り、前々回の春女ちゃんだとか、所謂名前が通る人の空気はどこか華やいでいるんじゃなかろうかと推測する)せいか、2階席まで満杯でもなかったようなんですけど、内容としては今回が凄く好きだったりします。
んー、Christmas songをやったからとかじゃなくって。
original多めの曲順だからとかじゃなくて。
単純に良かった(絶句)と思えたからなんですけどね。
実は、序盤の今滝さんはそう「良いなあ」とか思わなかったんですけど、むしろ難しい空気の中で健闘してるなぁ…とめちゃめちゃ冷静に思っていたんですが。
次の玲葉奈嬢登場あたりから「わはは、私好みかも」と思っちゃったんですね。
最初のKOはfakeしまくりでjazz singler真っ青に彼女が塩谷氏をノセまくった「Thinkin'」かも、あのbluzyな曲がこじゃれたjazz modeで迫るというのは楽しい。rearrangeの妙というのか。
今週火曜日のスガさんといい、こういうliveが多過ぎです(爆笑)
次のKOは、TAKE(SKOOP)氏。
なんというか、昨今の若手のsingerの中で、もしかしたら彼が「佐藤竹善に一番近い領域に行けるsinger」かもしんない。そこまで思ってしまった。
一時期それをゴス(特に黒沢さんあたり)に求めたところが私の中にあって、それはそれであるんだけれど、>それを軽く越えてしまった気がする。
声一つで、なんというか、雰囲気も空気も届けられる声というのか。声が先ず深いことに驚愕、そこに声域があるもんだから再度唖然。
彼の歌った「Amanogawa」は、やっぱ凄過ぎる。
どうやらFM radio局恒例でもあろう「佐藤竹善のお墨付きsong」として、今年はこの曲が大宣伝されたそうなので、これからどうなることやら…(かつては公開録音の現場で、SLTファンに向かい「てめぇらL-Rを聴け!!」と豪語した逸話のある方だけに…)
3度目のKOは、五島良子さん。
長年の付き合いだけあって、塩谷さんとの「糸の切れた凧(命名:佐藤竹善)」状態のお喋りも難なく。
突然繰り広げられた一番だけの「OPEN UP」披露も凄かったけど(まさか生で聴けるとは思わん)、圧巻だったのは号泣寸前で涙を止めるほどだった「BLUEBIRD」でせう。
もともと凄い歌い手さんではあるんですが(注釈:singersongwriterでもあるんだけれど)、後半、それまで白だったはずのホリゾントが、夕焼けを思わせる色に変わり、Stringsとpianoをbackに手を広げる彼女の姿に涙腺が壊れるかと思いました。
あれは鳥肌でしたね、震えが止まりませんでした。今回は、前回になかった「震えが止まらなくなるほど感動する」のが多かったんです。

ところで、塩夜皆勤賞の男・佐藤竹善は「競馬の予想屋」そう自らの衣装を称し、自爆しつつ登場。
相変わらず?自分が主導権を握ったMCを展開。なにせ「Englishman In NewYork」の曲名を言わず最後の最後まで「ニューヨークのイギリス人」と言い放つ(爆)有様の中、どうして曲には入る前になると全員爆笑しつつになるのだぁ!?(かくいう私も笑っていたが)@会場という中で、必ず曲の時はやっぱり、佐藤竹善はキチっと届けてくれる。
実のところ「佐藤くんと塩谷くん」の2人になると急に安心して、同時に期待して見れたりする。来年のsoloに期待が持てそうだ、というのが素直な感想。
来年はsolo tourで、日本人はSALT(塩谷哲)とタカ(沼沢尚)だけ、というcommentに「来年もタカさんを観るのね〜」と先日のliveを思い出し崩壊する>自分が…<とか言いつつ、小さく手を叩く。
個人的には佐藤竹善のcomment付きで披露された「ひとりで生きてゆければ」。
この曲が良かったなぁ…、というのも私という人間は母親の影響でオフコースを幼くして経験してる人なので(でも、私は竹善さんのいう「5人の時のオフコース」ではあった、中学一年で「君が、嘘を、ついた」を歌う子ども…(自爆))オフコースには、それはそれで思いもあるのだ。
最後の最後、アンコールが「星の夜」からそのまま「アヴェ・マリア」で終わる展開。
この「アヴェ・マリア」が最後のKOだった。

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1999/12/24:塩谷 哲ほか

「Saltish Night Vol.3」中野サンプラザホール

この日の参加メンバーは今滝真理子、玲葉奈、五島良子、TAKE(FROM SKOOP)、佐藤竹善(以上敬称略)のラインナップ。
私が意外だと思ったのが塩谷さんと玲葉奈さん。他は「あ、来るだろう」と思えるファミリーなラインで。
たぶん、こういう色に元々はしたかったのかもしれない。


・今滝真理子
実は、彼女が印象が薄い。頑張ってるなと思えた、というのが正直なところ。
あの会場は難しいよなぁ、客席が読めないんだもの(苦笑)

・玲葉奈
私より若い!!(なんと22歳)
が。塩谷さん、そこで年齢トークで周囲を悲しくさせるのは辞めて下さい(号泣)ああ、SALTも若くないと思ったら…(起爆)
彼女のオリジナル、カッコ良かった〜。実はG.LOVEと組んだシングルは持っていたんですけど「The Beat Goes On」がプッシュされまくりで他の曲がお留守になっただけに。

・TAKE(SKOOP)
今回一番のヒットかも。
佐藤竹善系列のボーカル系譜を書くと、つい「ゴスの黒沢さん」を入れようとする私ですが、この系譜を書き直さないとならないね。
「Amanogawa」が良かったっす。

・五島良子
去年「rough laughのライブと重ならなければ、ライブに行った〜〜」とMAHOさんと吠えたのが彼女、五島さんです。
はっきり言って「これだけでも価値あり」という内容でした。感謝。鳥肌、この日3回目。

・佐藤竹善(Sing Like Talking)
この人が一番「塩夜」に関与してるのは事実かも。そして「この年の動き」が選ぶ楽曲で出てしまうので「塩夜」の竹善はSLTファン必見である。
今年は「オフコースのカバーアルバム」参加があったので「ひとりで生きてゆければ」を生で。

・全員演奏
全員で「星の夜」を披露。
そのまま「アヴェ・マリア」で終演。あの構成がカッコ良かった。4度目の鳥肌。


実は今回ほどチキン肌になるライブはなかった(寒いとかじゃない)。
感動の余り震えてしまうのだ。
座ってて興奮するという典型、静かなる興奮、内なる感動、そういうカンジです。

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991222

ぼくは本気だ 今度こそ君と 快楽の底に落ちていきたい
-----スガ シカオ「SWEET BABY」
世界は震度1か2か。<某少年漫画にあった台詞より拝借、ご存知の方も多かろうというあの漫画ですわ。quiz♪(起爆)
今日も。
スガシカオを観た日というのは、本当にheadbackingし過ぎで脳が攪拌されてます。
言葉数が減ります。明日の仕事どうするつもりなんだ、てなくらい崩壊してます。決壊してもいいのかもしれないけど、それは23日までの辛抱とします。とにかく、それだけのものを選んで観たんだ、と思ってます。
「さちさんのことだからG5に行くと思ってた」という言葉を頂戴しつつも過去にはPOWER STATION(2度とも10列以内)でワンマンを2度もゴスは観てるし。と思い、どっちかといえば横浜狙いだったので、あっさりとG5東京2公演を蹴ったところ、ポッカリ空いた21日はスガシカオ@渋谷公会堂。
それも9列目だ(前回は3階席最後尾真正面。実は「黄金の月」でのこと、スガさんがlightingの都合上直接光の中になってしまい、幻想的ではあるんだが目が痛い「黄金の月」となった(^-^;)、ゴスでいう北山side。
bandmember的には間宮さん、森さん方面。
とにかく、来年出るスガさんのPV集のvideoは、今回のtour最終公演でもあるNHKホール公演の4曲が入る!!ということを知りました。またvideo撮影現場に居合せたようですわ。
これにはSeiくん(今回のチケゲには大感謝大感謝)とニヤリ。あれはあれで凄かったからねぇ…
とにかく、スガさんを見ればタカさんにブチ当たるという場所。
これでまず崩壊しないわけがない。それ以上に、なにせ開演時間の6時45分justに渋公に文字通りに駆け込んだ私は、荒い息が上がったままでintro.突入でしたからねぇ…。<今日は、テストケースに追い込まれてしまった。6時10分に会社を退散する。抜け出せなかったのだ。
だって、良いですか?40分に渋谷駅到着の人なんですけど<銀座線です、それも。
思わず「(開演前まで赤坂BLITZ前に皆様に会いに行く)赤坂組したら良かった〜」と思うまでに至る(爆)

ただねぇ、私って身長が170以上でしょ?
女性の中で頭一つ、出てしまうんですわ。その上、叫ぶんですよね。「いえぃーーーッ」とか「うおー」は当然至極で、まず「ヒューッ」と曲の途中とか各自のsoloでジャンジャン入れてしまう。
笑うところでドカンドカン声を出して爆笑するし。更には踊る踊る。
足でrhythmを刻むことも有る。拳なぞ何度も振りかざす振りかざす。オマケにchousの裕子さんpartを熱唱してる(爆笑)つまりスガさんに対して、ハモっている(爆笑)
最後に「タカさーんッ」(悶絶)

今日のツボって、というか、やっぱりスガシカオって良い。凄い。カッコ良い。
そんな彼は歌詞も飛ばすが(苦笑、それもご愛嬌)それ以上に吠える吠える。
guiterを振りかざす。
んでもってbandに決めの数を出す出す、それにキチっと決めに入るbandの凄さに崩壊。
追加なんだし、そんな曲構成を変えてない筈じゃない?なのに新しい発見が多いこと多いこと。]
それってbandの力の有る証拠かもしれませぬ。同じことをしても全然違うのがliveの醍醐味なんで、これは純粋に嬉しい。
なんというのか、SLT以来、bandを見てて楽しいんですよね。
そしてbandごと、好きなartistに狂えるのが嬉しい(笑)bandmemberまで魅入ってしまうのは当然なんだけれど、彼らの仕事の良さにビビってしまう。
こういう場所では、ついタカさんのことを私は声高に言ってしまうんだけれど、それは森さん然り。
森さんの粘り癖の有るkeyboardって、やっぱスガシカオの音の一要素なんだと思うわ。

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1999/12/21:スガ シカオ

「SHIKAO & THE FAMILY SUGAR Tour '99 FINAL」渋谷公会堂

01.310
02.リンゴジュース
03.ヒットチャートをかけぬけろ
04.日曜日の午後
05.ひとりごと
06.夕立ち
07.夜明けまえ
08.グット・バイ
09.ふたりのかげ
10.In My Life
11.Happy Birthday
12.これから むかえにゆくよ
13.黄金の月
14.バクダン・ジュース
15.正義の味方
16.いいなり
17.SWEET BABY
18.イヂメテミタイ
19.ストーリー
-------------------
EN-1.あまい果実
EN-2.愛について
EN-3.このところちょっと
-------------------
EN-4.ぼくたちの日々
誤解がありましたね、本当に周囲が誤解していたんですよ。
「G5(※ゴスペラーズ5周年ツアー)のBLITZ、行くんじゃないんですか?さちさん」
…(沈没中)、ゴスフィールドにコレほどまでに「さちさんは行く人」と思わせてたこと、そしてそれを思う人間が多すぎる実態を自分が把握してなかった(自爆)と思いました。
元々「いろんなライブを観たい」人なので、観たくない時には観なければ良いと思ってます。

渋谷に到着したのが、開演5分前でした。よく走った自分に、自分を誉めたい衝動に駆られました。BLITZだったらどうだったんだろう(首を傾げる)、諦めて走らないでしょう。
そのこころは「あの赤坂駅を出た先のBLITZまでの階段を走る気がないから」(爆笑)
驚愕の9列目(1桁)、スガさんの後ろにタカさんを拝めるという私好みのポジションに感涙状態でした。この月で多分、いちばん楽しみにしていたライブはこれかもしれぬ…(スミマセヌ)

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991220

迷っていた行く先を見つけるのには
ほんの少し きのうより勇気がいる
-----Selfish「Spinning Wheels」
ど趣味、もろ爆走ですな(自爆)<選曲がSelfishちゅーところで(^-^;
ひょんなことからradioから怒涛の幕開けになった日曜日でした。「Champagne branch live」がもうOAにのってまうとわ…、前回は1ヶ月くらいパカっとlive録音当日からOA当日まで空いた気がしますぜぇ(鬼畜)>某放送局様
そのlive音源とやらを聴いたのですけど、えらい私が好きなline(選曲込)で。
ひねているのか、私という人は「他の人より「Two-way Street」を高評価する(ご指摘 by AIKO@NAGANOさん)」ゴスファンという人です。どうしてなのか今一つ測りかねますが、具体例をあげるとより判ると思えるので、具体例を羅列。

・Spitzで一番好きな曲は「青い車」で「ロビンソン」は名曲と言い放つ(自爆)かなり「楓」に落ちた人でもある
・Grapevine「光について」の評価が割りと低いくせに「スロウ」「白日」の名曲説を唱える(自爆)そのくせ、最近評価したくなるGrapevineの曲というのが「Passing through」だったり「坂の途中」だったり「覚醒」だったり。「君を待つ間」は名曲に入れる人ですが(^-^;
・single cutされた曲よりも、そのalbumの1曲目に落ちるcase多数。今年で言えばcool drive makersの2枚のalbum。
・SLTで一番好きなsingle曲が「Joy」か「Rise」で、本当に路頭に迷う(そこで福山雅治に拾ってもらえればなお良好)。それでも他人様に送るMDへの入れる回数が一番多いsg.は「Home Town」という曲がり具合(笑)そこで「Forever」を入れる勇気が欲しい(苦笑)
・スガ シカオの3枚のalbumのうち、やっぱりAOR色の強い「Sweet」が好きだったりする。ああいう鍵盤系に弱いというのが本性であるんだけど、こないだのliveではdrのタカさんに悶えた〜〜(爆笑)シカオちゃんも観てるんだけど、自然とタカさんに目が行く自分に「つくづく面食いなのだな」と痛感するに至る。
・ラズ(RAZZ MA TAZZ)の名曲といえば「よこたっちゃん(注釈:よこたっちゃん=横山達郎さん、ラズのleaderでありacostic guiter担当)の書く曲」と叫ぶ(爆笑)<これはラズファンでも判りづらいわ(^-^; だから「EYES」とか好きだなあ、と言いつつ、一番好きな曲は三木作品だったりする。それでも「白い夜」とか「COSMOS」とか「Nudeの途中で…」だとか←絶対にsg曲ではない。「Season Train」名曲説は撤回する意思はないけれど(苦笑)singleで好きだったのって「Message」だったなぁ…

要するに「筋が少しばかりひねくれている」んだと思うんだ(爆死)
それが個性だし人間性のひとつなのだと私は思う。それまでは「同世代らしくない」そういう自分が心底嫌いだったけど。
Grapevineで思い出したんだけど、そうそう某放送局のthe pillowsの番組で。「光について」と曲を紹介してるのに、かかった曲は「スロウ」だった(先週の金曜日、某局地内にて帰り際に大起爆させたネタ)。
あれは聞き違い?かと思ったんですけど、そうじゃなかったです。ええ。どうするんだ!?ええ!?(録音とはいえ番組の最後になっても訂正もないのだから、相当なstaff sideのmissですよ)


ところで。怒涛のlive週間突入の1回目。
rough laughのlive@恵比寿、行ってきました。
サッチンの「今日は俺が皆の恋人だから」発言に「本格的に西沢サトシはlive中における天然崩壊charactorを極めつつある(壊)」と思わせてくれつつも、ビシっと音楽を堪能させてくれるliveでした。
しょっぱなの「刹那主義」から好きな曲だったから、もう(感涙)
毎回観る度に「良くなってる」と思えるのが凄い彼らの特徴で、なによりの成長の証だと思います。でも、同じ数だけ「liveでの欠点」も否定できない、のも事実で。
良いことが増えると、その反面「良くない面も出ないわけじゃない」。
私は彼らを悪く言うわけじゃなく、どうしてそうしたのか。何故そうなるのか。そう思えるから、言いたくなるだけなんだけれど(^-^;
なぜ「Do It!」のサビの英詩を突然客席に歌わせたのか。という疑問がひとつ。
どうして、あの曲なのか。あのpartなのか。むしろ「flowers」の掛け合いの方が歌えている状況や、あの曲の方が皆が歌ってるかもと思えるからこその疑問としても、どうも引っ掛かる。
そして、歌唱指導のcornerもそれほど設けないままにウヤムヤに突っ走ってしまった。あれをするなら、キチっとカタチになるまでサッチンも、bandも粘ることが必要。それをしなかった。それが余計に突っかかる理由だ。
本当に、ああいう箇所で歌わせるなら「場の都合上、客が引っ込みのつかなくなるところまで持って行くしかなくなる」という、ゴスペラーズ村上リーダーの5月の宮崎での公録ライブのコメントそのまま採用可能。
そこまでしないと客は歌わない(実感である)。だからゴスペラーズなんてのは策を弄して、最初から「なりきりゴスペラーズ」と言い放ち、歌わせてしまうんだけれど。
ほら。rough laughはlive会場が歌声喫茶になる某五人組とは違う色のgroupだから(それでもゴスペラーズ「五鍵」tour最終日、「なりきりゴス」課題曲「愛のためだけに」での ♪関係者も歌えぇぇ by黒沢カオル氏、とやった日には「君たちの敵は増えたね」と純粋に突込みを入れたかったが、繰り出されたphaseのsenseの良さに思わず爆笑した)歌い上げれる人もそうそう居ないと思うんだわ。
だから「本気で合唱させたいなら、それなりの土壌を提供しないと最初は無理」と言いたかった。
ゴスは別件扱いをしたいくらい、客席が歌うどころじゃない。ハモりますから(爆)
おまけに場所も問いません。カラオケは勿論のこと、そのへんの居酒屋でも歌いますし、極めつけは苗場スキー場駐車場でも歌いますからね(※参考文献)<前回のアカ人"なりきり"曲だった「或る晴れた日に」
あと、どうしても「Bad Company」でbandの演奏が「走ってしまって」聴く方が辛いと思う。
これって個人的実感でしかないのかもしれないんだけれど、実はbandの腕を試される曲だと、執拗に以前から睨んでいるから言うのかもしれない。
「男と女」ばりに暴走してOKな曲だったらまだしも、「Bad〜」はもう少しcoolに熱くやるべきだと思うから、もう少しrhythmのキレを出すことと、疾走しても走らないgroove感が欲しい。それが足りない。走ってしまう曲調なのはどうしようもない。あそこで走らないことで心を掴めるのだから。
そこんとこがSLTや、CDMは得意だと思う。うん。走り過ぎないminer codeのup tempoの曲のやり方が巧いbandだと思うよ、特にSLTだとそれをつくづく思う。おまけに10分もするんだよ、「Rise」なんて…


思わず呟き@恵比寿ガーデンプレイス篇。
「ゴスペラーズファンがぁ、昔の様にひねくれなくなったのはどこからだと思う?」
「んー、『さかあがり』の評価や狙いが思いの外、受け入れられなかったところからだと思う」
むかぁし、むかし。「アカペラ貴族」を観た時のこと、奈落の底から階段を昇って登場したスーツに伸ばし掛けのぼさぼさ髪、首スカーフ(爆)状態、ともすれば音楽教室の肖像画の服装状態かもしれない村上氏に、客席は満場ヤンヤヤンヤの喝采と爆笑とで出迎えた。
たぶん今なら「拍手喝采と歓声」で迎えるのだろう。歓声というよりも嬌声、かもしれない。最近思ったのは、私は彼ら自身の性格のひね方と、その出し方が好きだった。
当時、ゴスが好きだった理由はそれかもしれない。それが今の今までゴスを観る理由なのかもしれない。
『さかあがり』は、live videoとしては正直な話、shotが少な過ぎるのと曲数の割りに曲の端折り(non-cutし)過ぎが気になるので今一つだと思う。が、企画モノとしたら、あれほど傑作のparodyを「し切った」音楽videoは他に見当たらない。
その意味では稀代の傑作だと思う。下手なお笑い芸人ビデオよりも、あれってバカになれるし、なにしろ楽しめる内容構成だと思う。音楽業界を知ると余計に笑えるのがpointではあるんだが(爆)
が、あれを本気で信じそうな人種も世の中には居るような気もする(苦笑)

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1999/12/17:rough laugh

「First Tour」恵比寿ガーデンホール

01.刹那主義
02.WEEKENDのJAZZMAN達へ
03.[unknownsong]
04.神様!僕達は走っていく
05.かしこ
06.special wish〜だんだんアナタが好きになる〜
07.誰のために鐘は鳴る
08.アタシハタチノネ。
09.デジタルローカスト
10.CRADLE TO GRAVE
11.BAD COMPANY
12.Do It!
13.男と女
14.flowers
15.sometime somewhere
-------------------
EN-1.Simple Six Moments
EN-2.my routin life
-------------------
EN-3.Do It!
EN-4.素直になれたら
このライブ。かなり疑問符を私にもたらしてしまいました。
その際にも書いた通りなのですが繰り返すと
「あそこで歌わせるなら、キチンとサッチンが歌わせる状況に客を追いやる覚悟が必要」
だと思ったのです、正直に。
実際に「歌うライブ」に行く本数が多いので(ゴスペラーズ以外でもスタレビでもシングライクでも歌うものは歌う!!)言えるのですけど「歌わせるなら、日本語の詩でないとまず辛い。せめて擬音かフレーズじゃないと知らない人は歌えない」定説が(苦笑)あるのですけど、それ全部度外視したから。
コアファンは喜ぶ内容ですけれど、新しいファンの人に「Do It!」の英詩は辛いでしょ、アルバム収録曲ではないシングルのc/w曲を歌わせるという度胸に、完全に疑問符が点灯したんですわ。
ファンの差別化、そういう言葉が目にちらついて。

そこまで言うのも。会場の端の方で、かなり後ろから観ていたんですよ。
そうすると、周囲がコアファンではない、ファンも初心者にぶち当たる。沢山のそういう人たちの反応が、この瞬間、鈍かった。恐ろしく。
そりゃ唐突にバックトラックもなくして、ああ出すのは普通はないですからね。そして、歌うことに反応した頃にサッチンが逃げた。そう、私には見えた。だから厳しい。
今年(※筆者注:1999年)一年で破格の成長を遂げたバンドはrough laughだ。
そう言い切れるからこその欠点指摘なのですが…。普通は思わないだろうな、そんな楽曲の出し方だの構成だの。

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1999/12/03:cool drive makers

「LIVE DRIVE 3000 Final Rainbow〜七色でのりこえろ! '99〜」渋谷公会堂

01.SMOKY LIFE
02.Maybe I cry
03.空よりも高く飛べたら
04.33
05.ウォナンディ
06.うそつきのうた
07.5次元のカオス
08.long lonely driving
09.陽だまり
10.あなたがすき
11.ゆっくり歩く
12.BAN! BABY! BAN
13.inst.[unknownsong]
(ベースのヤマさん、謎のDJブースに乗っかり登場)
14.容疑者
※M-12からM-14はインスト。
15.soul my kitchen
16.Call my name
17.アモレゴ
-------------------
EN-1.涙の誓い
EN-2.COOL TRAIN
-------------------
EN-3.DRIVE HOME
12月の怒涛のライブ期間を飾ったのは、今年「見逃しまくった」と思ったCDMです。
彼らの初ホールライブが奇しくも私の初CDMとなりました。
「ウォナンディ」で ♪気になるって、それは〜、社会の窓 と歌詞替えて歌われて、そろそろ忘れ去りかけていた10/15の最前列を思い出して号泣。

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991203

僕らはもっと高く飛べる
あやつる事物捨ててしまえ
-----cool drive makers「Call my name」
会社から駆け込んだ渋公は、開演5分前の熱気の中でした。
文字通り息を切らした私の目の前にぬっと人影が現れて、えらい勢いで安堵したのを覚えております。いやあ、広い会場で携帯も無いのに(注釈:この日、会社を早く抜けると公言したために、逆に朝早く会社に行った私は、普段以上に抜けてしまったために(自爆)携帯電話を部屋に忘れてしまった。連絡の来るだろうという時に持っていなかったのである)どう人を捜すねん>自分と思っていただけに。
そういうことでスガシカオlive(12月21日@渋公)ticketを受け取り、席でMAHOさんとも合流を果たし、ticket代がSeiくん←私←MAHOさんと3人の間を行き交い(爆死)10分押しで、初のCDMのliveがstartしたのでした。

曲順を断片的にしか覚えてないのですが、一番最初に「SMOKY LIFE」。
2曲目で「Maybe I cry」(intro.のカッコ良さにも精神状態崩壊寸前なのに2曲目で大好きなこの曲だとは!!)。intro.の照明の当て方がめちゃめちゃカッコ良くって…、もお(ため息)
にしても、bassの音の抜けが悪い以外は殆ど「すげぇ」連発状態だったですわ。inst.>「容疑者」を巧く使って遊べるというのも懐の大きいところだと思うし、歌詞を足した「ウォナンディ」、 ♪……てた、社会の窓 と歌うところの「遊び」の精神、特にこの日最強の渋公ネタとして君臨すべきは ♪この「渋公」に、僕の歌を、僕の歌を〜 、そう歌い切ったdebut曲「アモレゴ」でしょう。
でも実は、「ウォナンディ」の「社会の窓」にはMAHOさんと私、
「……、黒沢さんじゃーん(自分内起爆)←liveraryの10月15日livereport参照」
となったけど、…なぜか唐突に。
思わず ♪このまま世界の果ぁぁぁぁてぇぇぇぇぇぇ と歌いたくもなるくらいに。<artistも場所が違うよ(爆)

錯乱興奮度というのでは先日のスガさんが最高点というのかな、あれは一種カリスマ状態というのかtrance入るというのか「妖し」の境地というのか、彼の存在とその音楽だけで木刀で殴られるようなあっさりブチのめされたというのが正直な感想で。
じゃあ、CDMはどうかというと近くに「引き寄せてくる」感じがした。引っ張って行ってしまう、惹き込まれてしまう。そうして魅了される。
私の音楽の趣味は、基本的にやる音楽のtasteに「jazz臭さがあるかどうか」というのが、意外とpointなのかもしれない。でも、pianoとか鍵盤をpercassiveに弾く人が好きだ。だから、鍵盤の色が若干強いけど、bottom隊が主張していないとダメだと言う。
なんかgrooveしたりdriveしたりする勢いの有る音楽全般が好きだという人なので、そうなるのかもしれない。

正直な話、初のhallだとは思えなかった。
なかなかに強気な音楽の攻めも見せたり、member各自(support含む)私より数歳しか年齢差がない筈なのに凄い技術も有るし、そして、その見せ方も巧いと思う。
特に「ネモのジャズ喫茶」では驚愕…
あれって一歩違うと「Lovely根本」に(爆)「ACROSS・水曜日」の片鱗、ここで見参(爆笑)というか、両方の「根本さん」という苗字の方の人間性を瞬時に「そういう系譜なのか」と思わせてしまったのは何故だあああ(自爆)
しっかしguiterlessで始まった、直後の「soul my kitchen」の一連の動き、及び腰のグラインドは完璧にネモさんに軍配を上げる(微笑)
さり気にエロ、でも「ネモのジャズ喫茶」の時間だけ照明が全部pinkなんだよねえ…(爆)<をい。
ネモさんの声は殆どCD状態で如何にliveでキチっと歌うことをしたのかを痛感したし。いるんだよねえ、CDとliveで全然違う人が(苦笑)良いことが大半なんだけど、時々「うそぉ」というものもないわけじゃないので。
そこから考えると、ネモさんは合格点。あれだけfakeやscatで観ている側を魅了するのって、それって出来ない事が多いと思うんだ。無駄なfakeは要らないという人も、scatだらけだと「FRIPPERS' GUITER??」ともなるだろうし。難しいと思うのだ、それを惹き付けてしまうというのは才能だと思う。

惜しむなら。balladで微動だに出来ない境地に来たら、というのがあった。うん。
こないだ本気で微動できない「黄金の月」というのがあったんだけど、その境地にネモさんの歌が来れた日には本物だと思う。
個人的に「あなたがすき」よりも「陽だまり」での「微動できず」度が高かったのですけど、たぶん、ballad corner最大の見せ場としては「あなたがすき」があったんだろうと思うから、だからこそ辛口にそう言い切ってしまうのかもしれない。
でも、「陽だまり」泣けましたよ、…本気で。
BLITZの頃は多分仕事のcut overも迫りつつあって、今から断言できないのが辛いところだけど、間奏であれだけjazzしてると思えることが有って「jazz taste満載の曲を出さないんですか??」というのが。凄くspiceとしてjazzのarrangeを活用していたけど曲の全編で完全にjazzをしたら、凄くないかな。
そう思うのはズルイのですかね>ををる

でも、これからも「観たい」という人が増えたのは事実です。
うーむ、良かった良かった。観れる方は絶対に見逃すなっ、絶対に武道館まで駆け抜けてほしい。絶対に走ってついて行くから。このdrive感を見逃すな、ってことでpenを置きます。
が、こないだの某group、何せ曲でもMCでも「ついて来い」と言われて最初の瞬間「……、えぇ??(怪訝)」と思った人のcommentとは思えないわ(自爆)<自分でも。

【付記】男性からの「ネモーーー」「ディーーーー(注釈:keyのダイスケさんをこう呼ぶ)などのダミ声にガッツポーズを返しながら、ネモさんが「男子ぃ、叫べぇぇぇ!!」と呼び掛けたところ、3列ほど後ろから声がしたので振り返ったところ、Seiくんだったことを付記します(笑)
見たよ(ニヤリ)>Seiくん


唐突ですけど、今度は化粧水をkeyboardに零す。
数字key他が言うことを効かない(爆)またしてもヨド○シの人と化した自分に、本気で水難の相を痛感しているところ(苦笑)安物のkeyboardにshiftchange。無印で服を購入して帰宅する。
フリースのトレーナー(上着兼用)が6年目に入って、かなりボロと化したのでmensを物色し、ダークグリーンのブルゾンを購入。それに合うカーキ色のボトム<パンツとブルゾンと揃いの手袋など。

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1999/11/03:スガ シカオ

「SHIKAO & THE FAMILY SUGAR Tour '99 -AUTUMN-」NHKホール

01.310
02.ドキドキしちゃう
03.ヒットチャートをかけぬけろ
04.日曜日の午後
05.ひとりごと
06.夕立ち
07.夜明けまえ
08.グット・バイ
09.ふたりのかげ
10.In My Life
11.Happy Birthday
12.これから むかえにゆくよ
13.黄金の月
14.バクダン・ジュース
15.正義の味方
16.いいなり
17.SWEET BABY
18.イヂメテミタイ
19.ストーリー
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EN-1.あまい果実
EN-2.愛について
EN-3.このところちょっと
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EN-4.ぼくたちの日々
EN-5.夏祭り
1999年当時、サイト上で「liverary」と題して書いていたライブレポートもの、長編のライブレポートは「続きを読む」で!

続きを読む "1999/11/03:スガ シカオ"

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991103-1

君はぼくに ひれふすんだ
-----スガ シカオ「いいなり」
ゴスが「ついて来い」と叫んだのを観た時。最後の最後、正直に納得がいかなくて首を傾げた私が、がなる様に彼が歌う「ひれふすんだ」の瞬間、「平伏してるよ…」と思いました。
この音に、ミュージシャンシップといふものに、そしてグルーブに。
この熱に当てられて、珍しく興奮状態のまま帰宅したところです。

昨日、会社を「用事が有るので6時に」と抜け出した先は渋谷・NHKホールでした。誠にスミマセヌ>会社の方々
スガ シカオ&Family SUGAR(バックバンド様はこう命名されている、やっぱスライの影響大か)に念願かなって参加して来たところです。
それも3階席の最後尾、でも直球ど真ん中なので「スガはいつでも視界内ぃ」というか、単純にメンバーの動きが一番判り易い場所でしたけど…。そんなのを物ともせず、というか、お構いなし(爆)
私なんてカチっとスーツ姿だっちゅーのに、も、拘らず。序盤からノリノリの客の仲間入り(爆笑)
1曲目の「310」の時点でご起立。グルーブに乗るに従ってヘドバンの初期症状に入っていた(^-^;
「日曜日の午後」での沼沢氏(dr)と森氏(key)による後半のインプロビゼーション(即興演奏)状態なんてえのは、それこそ興奮度が急上昇モン。竜も空を駆け巡るどころか、こないだダイエーに譲った日本一を強奪できるモン??がある(笑)
言葉がもどかしい。兎に角、あの場所では只、何なんだあ!?としか言えない。(現実に「何あれわあ」と言った。そしてあの場所での拍手の多さがそれを物語ってると思う。ある意味で前半・中盤・後半と分けた時の前半のハイライトはあそこでしょう)そして凄い。としか思えない。
ある種、SLT武道館初回(ビデオ発売中・それでご確認下さい>ををる)で繰り広げられた「風に抱かれて」イントロでのDIMENTION小野塚氏×SALT塩谷氏のキーボードの掛け合いによる冒頭そのものの光景(あ゛ー、SLTファンしか判らない表現でゴメンナサイ。他に例えようがない)で、あれにボルテージが高まる客席というのも、スガ氏のラジオを聴いていて常々思う「音楽感度の高いリスナーが多い」傾向を如実に物語っている証拠ではなかろうか。

その「音楽的な幅の広さ」を、今度はバンドから痛感した極めつけは中盤。
「ふたりのかげ」からスタートし、「In My Life」での完全生音アレンジを持ち込んだところからではなかろうか。これは独断だけど、あれはかなり演奏力に自信がないとしないことだから。
そしてそして!!(手を叩く)この日の中盤のハイライト。そして特筆すべきは、ここでやった「これから むかえにゆくよ」の編曲であろう。
完璧なジャズアレンジ(個人的嗜好的中、心中感涙咽泣状態)。
ウッドベース、ドラム、ピアノのトリオにジャズギターと歌が入るのだけど、最初「これ、聴き覚えのある曲なんだけど…(うろ覚えの人)」となって、終盤にかかり、 ♪むかえにゆくよ の下りに来てやっと「「これから」じゃん!!<驚愕(「これから むかえにゆくよ」はsg「黄金の月」C/W曲でアルバム未収録曲)」と思ったけど(^-^;
これがドンピシャだったのよ…、スガさんにジャズって予想外(というかファンクじゃん。スガさんといえば「自称・日本のファンク番長」だもん、確か<間違ってたら>掲示板にて指摘ぷりぃず)というか、これほどジャストマッチするとは思わない。
スタレビの"おこたタイム"以来のジャズ系アレンジのクリーンヒット(笑)というか。というより、いうか、ではない。今年観たライブ中、編曲で肝を抜いた曲があるとしたら、Grapevineの「大人」とゴス「終わらない世界」(このアレンジはある意味、時流を掴んだ傑作だと思う)とこの曲かもしれない。
けど、その一番手は絶対にコレ。今年残り数本観ますけど、私が勝手に決めました(爆笑)多分、数年は確実に自分内で君臨すると思う(爆笑)

その後の「黄金の月」、谷口崇くんがスガさんの前でカバーしたバージョンを思い出した。
この曲では身動きも出来ずにいた<本当。動けない。大きなチカラの有る曲。それは月の引力ではないけれど(苦笑)

その後は、そうです。スガファンク、どっぷり濃ゆいファンクメドレーと相成りました。
タカさんと坂本さん(b)のボトム隊、凄過ぎ…。うねるうねる。こちとら踊る踊る(苦笑)
もう、このスガファンクメドレー状態の頭に披露された「バクダンジュース」(濃いなこれ)の時点でヘドバン重度の症状に陥るSeiくん(今回の同伴者:過日のCDMネタ>10月某日で悪人にしてしまって済まないです〜>本人様。私もヘドバンしてたからこの話はOKだよね??(自爆))と私ってさ…
「イヂメテミタイ」では、冒頭の歌詞が飛んだ(爆)後で本人曰く「あの瞬間、自分の部屋にいたんだよね…」(場内大爆笑で絶賛)
そんな本編オーラスは「ストーリー」で、終了。
♪ひとつずつ、ひとつだけ で、人差し指を立てて曲に合わせて。もうこの時点で空腹はどこぞへ飛んでしまい、ただただ音の鳴る世界だけを観ていた。
凄く夢中に、冷静さを残しつつも興奮して観てたと思う。
あっさりとメンバーもスガ氏も退場してしまい、当然ながら、こんな凄いライブをもう一度、と、アンコールがかかる。
アンコールの一曲目から「あまい果実」というのは…。
流石、オープニングから「310」を出すだけある(笑)と言えよう。

「このところちょっと」では、当然ながら ♪らららららら〜、ららららら♪ のコーラスを大合唱しながら、手を左右に振るということを。初スガだったので「ああそうなんね」と思いつつ、前の人に合わせてそんなことをしてみる。
最終日ということでアンコール2度目に「最終日だしもう1曲」で、「ぼくたちの日々」までしてしまうスガ(敬称略)。ツイストパーマまでは遠くの席過ぎてよく判らずじまいだったけど(苦笑)、あのNHKホールの三階席最後尾で、あのクリアーな音を提供してくれて、本当に本当に有難う。
あの音響スタッフさん、特に凄い。偉い。とんでもない。日本のサウンドチームでも有数じゃないのか!?(驚愕もん)の音だった。感服。
あの音(と演奏だった)なら、こんな遠くの席でも音楽だけでも興奮できるんだって(苦笑)
最初に叫んだんだよ、「キャーッ、マジ音が良い!!」って。それくらい音が良かった。
くそぉ、タカさんの行く先、やっぱり音が良い音響が付くのか…<をいをい。

にしても、この日は叫びっぱなしだった。「スガさーん」と叫べない私が何故か「タカさーん」と叫ぶというのは、ご愛嬌といふことで(自爆)済むとしても、何かにつけ絶叫状態になるなる(爆)凄過ぎて声にならないままに叫んでしまうんだよね、そういふものがあった気がする。
あまりの音だけに、音だけでも興奮できる!!というところは若干(苦笑)自分内SLTテイストではあるんだけど、そういう「音楽ぎっしり確かな満足」という某お菓子メーカーのパクリをも出してしまいたいほどの音楽一色のライブでした。
でも、MCの山崎さんネタは傑作です。特に「山崎まさよし氏のする田中邦衛」の物真似は絶品過ぎて、激賞してしまうものがありました(これじゃSLTライブでの「達郎さんの真似をする佐藤竹善(敬称略)」と何ら変化がないではないか!!)。

とにかく。今の私はゴスが霞んでます(爆)<をい。
ちょっと、…久々自分好みのするライブ>スガさん、だったからなのかな…。
ゴスも悪くない。凄いと思うしそれはそれで楽しいけど、あの一体感はゴスでしか出来ないし、ゴスでないと名物客席合唱状態にもならないけど。
にしても、さ。ちょっと。あのライブ…、凄過ぎるよ。会社がなくて良かったよ、今日(笑)

そういえば。
NHKホールの帰り、「あの音源、J-WAVE>アクロスで流すのかな??」とか「ライブの模様をビデオに」「いやCDで」という会話をした程、実は「魂を抜かれた」ライブでした。
が、その帰りの私@横須賀線は「ゴス静岡口頭レポ&東京初日1列目レポ」をしていた気がします(起爆)それも「酒井さんが〜、アンコールの直後に高校の同級生を見付けてぇ、本気で素になってるの〜〜」と(爆笑)

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