1999/Dec/25 | look
991225
それは光る絵の具を溶いて音楽を奏でること今年もこの曲が聴けたことを、感謝します。
世界中の切なさと優しさ歌う旋律
-----塩谷 哲 with FRIENDS「星の夜」
特にチケゲをして下さったMAHOさん、本当に有難う。
24日の会社は「4連休を目論む」人たちの多いせいか閑散としていました。
もともと「用事有ります」と公言していたので、去年より余裕のある会社の抜け出しが出来ました。三鷹行きの東西線に乗り、一路中野へ。
今年のSaltish Nightで通算3回目。参加するのは去年に続いて2回目になりました。今年は参加memberに特別、華のある人も多く参加されてない(去年でいうKiroro然りNORAさん然り、前々回の春女ちゃんだとか、所謂名前が通る人の空気はどこか華やいでいるんじゃなかろうかと推測する)せいか、2階席まで満杯でもなかったようなんですけど、内容としては今回が凄く好きだったりします。
んー、Christmas songをやったからとかじゃなくって。
original多めの曲順だからとかじゃなくて。
単純に良かった(絶句)と思えたからなんですけどね。
実は、序盤の今滝さんはそう「良いなあ」とか思わなかったんですけど、むしろ難しい空気の中で健闘してるなぁ…とめちゃめちゃ冷静に思っていたんですが。
次の玲葉奈嬢登場あたりから「わはは、私好みかも」と思っちゃったんですね。
最初のKOはfakeしまくりでjazz singler真っ青に彼女が塩谷氏をノセまくった「Thinkin'」かも、あのbluzyな曲がこじゃれたjazz modeで迫るというのは楽しい。rearrangeの妙というのか。
今週火曜日のスガさんといい、こういうliveが多過ぎです(爆笑)
次のKOは、TAKE(SKOOP)氏。
なんというか、昨今の若手のsingerの中で、もしかしたら彼が「佐藤竹善に一番近い領域に行けるsinger」かもしんない。そこまで思ってしまった。
一時期それをゴス(特に黒沢さんあたり)に求めたところが私の中にあって、それはそれであるんだけれど、>それを軽く越えてしまった気がする。
声一つで、なんというか、雰囲気も空気も届けられる声というのか。声が先ず深いことに驚愕、そこに声域があるもんだから再度唖然。
彼の歌った「Amanogawa」は、やっぱ凄過ぎる。
どうやらFM radio局恒例でもあろう「佐藤竹善のお墨付きsong」として、今年はこの曲が大宣伝されたそうなので、これからどうなることやら…(かつては公開録音の現場で、SLTファンに向かい「てめぇらL-Rを聴け!!」と豪語した逸話のある方だけに…)
3度目のKOは、五島良子さん。
長年の付き合いだけあって、塩谷さんとの「糸の切れた凧(命名:佐藤竹善)」状態のお喋りも難なく。
突然繰り広げられた一番だけの「OPEN UP」披露も凄かったけど(まさか生で聴けるとは思わん)、圧巻だったのは号泣寸前で涙を止めるほどだった「BLUEBIRD」でせう。
もともと凄い歌い手さんではあるんですが(注釈:singersongwriterでもあるんだけれど)、後半、それまで白だったはずのホリゾントが、夕焼けを思わせる色に変わり、Stringsとpianoをbackに手を広げる彼女の姿に涙腺が壊れるかと思いました。
あれは鳥肌でしたね、震えが止まりませんでした。今回は、前回になかった「震えが止まらなくなるほど感動する」のが多かったんです。
ところで、塩夜皆勤賞の男・佐藤竹善は「競馬の予想屋」そう自らの衣装を称し、自爆しつつ登場。
相変わらず?自分が主導権を握ったMCを展開。なにせ「Englishman In NewYork」の曲名を言わず最後の最後まで「ニューヨークのイギリス人」と言い放つ(爆)有様の中、どうして曲には入る前になると全員爆笑しつつになるのだぁ!?(かくいう私も笑っていたが)@会場という中で、必ず曲の時はやっぱり、佐藤竹善はキチっと届けてくれる。
実のところ「佐藤くんと塩谷くん」の2人になると急に安心して、同時に期待して見れたりする。来年のsoloに期待が持てそうだ、というのが素直な感想。
来年はsolo tourで、日本人はSALT(塩谷哲)とタカ(沼沢尚)だけ、というcommentに「来年もタカさんを観るのね〜」と先日のliveを思い出し崩壊する>自分が…<とか言いつつ、小さく手を叩く。
個人的には佐藤竹善のcomment付きで披露された「ひとりで生きてゆければ」。
この曲が良かったなぁ…、というのも私という人間は母親の影響でオフコースを幼くして経験してる人なので(でも、私は竹善さんのいう「5人の時のオフコース」ではあった、中学一年で「君が、嘘を、ついた」を歌う子ども…(自爆))オフコースには、それはそれで思いもあるのだ。
最後の最後、アンコールが「星の夜」からそのまま「アヴェ・マリア」で終わる展開。
この「アヴェ・マリア」が最後のKOだった。
スガライブ@渋公、3曲OA(12月23日「ACROSS THE VIEW」)感想。
それも21日(私が参加できた日)のものだということは、あの拍手だの歓声(嬌声でも喚声でも可)に俺も居るの?(自爆)
ともかくfunk tuneのOAで「SWEET BABY」ではなくって良かった、というのが正直なところ。
「ストーリー」の客席のボルテージも本気で壊れてて恐ろしかったけど、この日の「SWEET BABY」や「いいなり」「イヂメテミタイ」はOAできるものではないだろう。凄過ぎて(爆)
ライブをCD化でもしない限り聴けたものではないからだ。
録音したんでしょ、是非とも希望するなぁー>レコード会社&事務所社長(ジャイアン森川氏)様
でも、「ストーリー」のサビ前の3回のbreak、全部drum patternを変えてきた沼沢尚の魅せに圧巻しつつ聴きまくるところなんですが本当に…(口をあんぐりと開けて崩壊するの図)、こうしてMDに録音してrepeatで聴き返すOAされたlive音源、本当のliveのほんの一部で壊れるというのはどうなんだろう。
嬉しかったのは「これから むかえにゆくよ」のOA(至極当然)。
あの前から、なんかスガさん凄かったから。
彼が言ったように「その前の「Happy Birthday」がえらい良かった」んですよ、回想すると。
ともあれ、聴きまくってます。