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1999/11/03:スガ シカオ

「SHIKAO & THE FAMILY SUGAR Tour '99 -AUTUMN-」NHKホール

01.310
02.ドキドキしちゃう
03.ヒットチャートをかけぬけろ
04.日曜日の午後
05.ひとりごと
06.夕立ち
07.夜明けまえ
08.グット・バイ
09.ふたりのかげ
10.In My Life
11.Happy Birthday
12.これから むかえにゆくよ
13.黄金の月
14.バクダン・ジュース
15.正義の味方
16.いいなり
17.SWEET BABY
18.イヂメテミタイ
19.ストーリー
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EN-1.あまい果実
EN-2.愛について
EN-3.このところちょっと
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EN-4.ぼくたちの日々
EN-5.夏祭り
1999年当時、サイト上で「liverary」と題して書いていたライブレポートもの、長編のライブレポートは「続きを読む」で!


音楽で魅了するライブというのは、本当に至極難しい。
事実、GRAPEVINEのライブでシンプル過ぎる事への危惧を抱きつつ「とんでもないや」と感服して、なんだかこれじゃあ次回を観たいわ的気持ちにさせてくれたけれど、そういう風に「音楽だけで次回が観たい」となるのは、その日までの複数要因(ex.心理状態)が大量に絡まり合って出来るんだろうと思う。
この日は会社を文字通り飛び出して、目の前で半蔵門線に逃げられてふてくされて渋谷まで乗車して(いつもなら銀座線に乗り換えるよ)、渋谷のハチ公前から公園通りを人込みの中疾走して、そうして着いた時には、今回の同伴者でもあるSeiくんは到着してて涼しそうなカオして「どうしたんですかぁ」状態に訊いてきたのを、めっちゃ覚えてますぜ(苦笑)
こっちは茶色のスーツのジャケットは脱ぐわ、ペットボトルに口をつけるわ、シャツの袖をまくるわの大騒ぎで文字通り申し訳ないねえ>Seiくん

その甲斐はあった。
冒頭から、このふたり(@三階席・最終列・スガ正面)第一声が「音が良い!!」だったんだもの。もうイントロの時点で当然ご起立(後ろを気にせず立てるのが良かった、といふほど身長のある人同士<170センチ以上…)。んでもってスタートから、濃いよ…「310」とわ(起爆)当然、ガクガクとヘッドバッキングでグルーブを体感する体勢を整えましてよ。
前半戦のハイライトといえるのが「森さんvsタカさんの異種楽器によるバトル」状態の即興演奏による終盤が凄過ぎた「日曜日の午後」でしょう。
あの後の歓声(喚声)、嬌声、拍手、ガッツポーズが全てを物語っているし、そのお客さんのノセの巧さはトップクラスだと痛感した。やっぱ聴く人が違うと違うわ(苦笑)

「AORなアルバムから(個人的爆笑なフリですわ)」ということで「夕立ち」などを3曲披露した後は、中盤戦。アコーステックな編成でのコーナーへと移行する。
「In My Life」での雄雄しいカンジはスガさんになくて、ちょっとライブならではの新鮮さを感じる。この時のメンバー紹介の「沼沢尚!!」に、文字通りの黄色い声で「タカさぁぁぁぁぁぁーーーーんッV」と絶叫させてもらったのは、ま、ご愛嬌ってこって(爆)
因みに。ゴスじゃあ、全然叫ばないですよ…。「五鍵」が初で、それも沼津の開演直前の(あの)メンバーからも指摘の入った「KGぃー」と東京初日の「平見さーん」ですよ??この人わ。
SLTでも叫べないな、SALTさーんくらいは言えるが、メンバーにゃ叫べない(自爆)

この日、絶句したのが「これから〜」と「黄金の月」の2曲。
何が絶句かって、「これから むかえにゆくよ」のアレンジに撃沈大破精神状態消息不明になりそうだった。宇宙の彼方、M78星雲が見えた気分(大袈裟やな、ウソだって。あくまで比喩)
スガがJAZZをしたらこうなるだろう、ということを遂に形にして見せた!!と言わんばかりのJAZZなものを出すとわ…(絶句)
スガさん、渋谷から会場を表参道のBlue Note Tokyoに移しましょうか??(笑)と言わんばかりの凄い演奏に、終わった直後に溜息と喝采と賛辞が洩れたくらいだもんねえ、場内。隣では「すげぇ!!」と絶叫が。
その通りで凄いよ…、あれ、OAしないかなラジオで(本気で希望)ねえ絶対スガさん、露崎春女ちゃんで出来るんだから(そういやタカさんはしたんだった、13猫で)Blue Note Tokyo希望(自爆)渋谷なんて子どもだよ(起爆)

そして「黄金の月」、微動できず。
なんていうのか、大きな曲過ぎる。この曲でデビューしなくて良かったというヘンな気持ちになる。だって、この曲でいきなりブレイクしたら、スガシカオはスガシカオじゃなくなる気がしたからだ。
2枚目のシングルで良かった。ある意味で「殺される」曲。泣く。

なのにさあ、この後の曲順。「疾風怒濤のスガファンク」ですぜ>ををる。
おかげで「バクダン」から「ストーリー」までの記憶ではヘッドバッキングしか覚えておらず(自爆)といふカンジ。隣も凄かったけどね、お互い様だよねぇこれは。
もう、この翌日(というか未明UP)の日記に書いたのですけど「いいなり」で ♪ひれふすんだ のところで「彼の音楽だけに平伏す」んじゃない自分を体感した。うん、完璧に「スガシカオに平伏す」自分をSMチックに痛感してしまった(失笑)。

「イヂメテミタイ」のサビを歌うんだけど「をい、ちょっとここの全員「イヂメテミタイ」で歌うよ…(サビの歌詞が「もっともっと激しくいぢめてみたい」ですよ!?)」
……ここって確か変態の巣窟じゃないんだけど(自爆)人の中にはそういう変態チックな要素がやっぱり内包されてるのねン♪この世界は大人だけだわ、18禁だよ。未成年の来る場所ではないんじゃん??(とかなり喧嘩)ま、マセガキが多いから大丈夫だろうけど、影響が心配♪(爆)
武道館の「エロなお姉さん登場」がなくて良かった…、と心の底から思うわ。というか、カップルでおしゃれに、というのにはどうなの(起爆)「イヂメテミタイ」ですよ??!………、そういうとこ好きだけど(爆)

アンコールは1回目に3曲、2回目に2曲の合計5曲。
ちなみに「ぼくたちの日々」は、ここだけらしいのでラキ★と思った。
勢い余ってイエーイd(^-^)bと叫ぶ叫ぶ。私の、やっぱり最終日だよ!!とか(苦笑)でも、2度目のアンコールを求める拍手をしながら「奥ちゃんでもいいから出せ!」と言ったのも私だ(自爆)
「このところちょっと」で、唐突に「ライブ年内やります!」と言われ、場内騒然。
だって12月近いのよ??ライブシーズンもONだろうというのに、ハコ、あるの??(ところが木曜アクロスでその場所を聴くやいなや驚愕。その前日はスキカウでその翌日は堂島くんなのだ…)

取り敢えず「私が帰りに春秋もののコートを忘れるほど(自爆)」良いライブでした。
なにせね、Seiくんと話をして判ったのですけど、この日揃ったふたりは「ゴスの年末ツアー「G5」に行かない」ふたりなんですよ、偶然なんだけど(爆笑×起爆)<どっちもFC会員ですよ!?ゴスファンの皆様
だから「今ならスガ、絶対行ける!!」と言ったんですもん(爆)お金の余裕という点で。
後はスケジュールとハコ次第だねえ、という会話をしつつ、ゴス・スガ班メンバーに流さねば…。となってましたわ、この情報を。

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