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不覚にも。週末2日を利用して、苗場に行って、ゴスペラーズ見て、豪勢にも苗プリに泊まってしまった、一部始終。

ゴスペラーズ「アカペラ人」千秋楽(>祝・大関千代大海)を見るため、縁遠いスキーリゾート苗場へ。
上越新幹線から一緒する、今回の道連れとなった友達を迎えに東海道新幹線ホームへ。
入場券の私は一度、改札を出て走るとS銀行のATMで現金を下ろすだけ下ろして切符を買って今度は上越新幹線ホームへ、急いで戻る。
自販機前に友達発見。さむいさむい、と口から出る中、目当ての新幹線を待ちながら立ち話などしていると新幹線がホームに滑りこむ。 ふたりして上越新幹線は初めて。
新幹線に乗ったのは?という話になり、修学旅行の思い出話を散々披露する。

とにもかくにも、道中はstart。新幹線の車内で「八木橋」百貨店を見つけて「熊谷ぁ」が口をつくのは、元県民の証拠?

で、越後湯沢から苗場へ向かうシャトルバスを待つのに、実に1時間弱の足止めを不覚にも食う。
そんなら外歩いてみっか、と駅構内に戻り、「ぽんしゅ館」でオフ用の日本酒をふたりで3本、約2,000円ほど購入する。これでオフ準備はひとまず完了。
ところで。日本酒がこんなに美味しいものとは…と、直販に行くたびに思う。やっぱ蔵元なのだらうか?

そのシャトルバス車内でゴス「終わらない世界」ともう1曲「八月の鯨」のPVを見てしまう。が、友達は「「待ちきれない」が見たかった…」me,too.だなあ。あれ、かなり出来てて好きなんで。
ホテルに入ったのは、ちょうど6時半過ぎ。すぐに着替えを済ませ、ホテル内を探検することになる。
予約したときには「一泊朝食付き」だったような気がして、パンフを片手に「夕食高いからどないする?」言ってたんだけどどうも私の勘違いらしく、「一泊2食付」。
無事に夕食を堪能する、が、予想外に量が多くdown傾向なふたり。

で、肝心のライブの前に自分の整理番号と照会しながら歩くと「あ、さちさーん」と声が。
「あー!!」と応えてhug。 1000番台から始めて、どんどん進むと、ところどころでstop and talkingする有様。

「さっきまでAOMIさんのとこで喋ってたんですよ」
「8時に来たとこ」
「まりあさん見てない?」
「しゃっちー?」
「セイジくん、310番台だって」
「よっしゃ捜す」
「ツアーじゃないんですか?」
などなどなど。会話は途切れない。
入場してからは、家族でゴスファンという新潟の(どうもその筋では有名らしい)おじさんが私の隣の隣で、友達に話しかけているので、それにご一緒したり、(友達は初ゴスだし、それほど詳しくないので勝手知った私が話に参加)お互いの位置確認作業に終始する。
すずきめぐみ。ちゃんを1列前の列の右斜め向こうで、Takiさんをその左に発見する。そこでTakiさんと「rough laugh、3月9日渋谷クラブクアトロで会おうぜ」と交歓。

おおよそ15分ほど押しで、「アカペラ人」千秋楽がスタート。
曲順はコチラの通り。
01.未来
02.靴を磨く[newsong]:黒沢さんソロ
03.夜をぶっとばせ〜wordless[newsong]
04.覚えてる[newsong]:安岡さんソロ
05.賛歌[newsong]:酒井さんソロ
※「賛歌」は後に「讃歌」となりアルバム『FIVE KEYS』収録
06.TIGER LAG
07.WHEN YOU WERE SWEET SIXTEEN
08.IT'S A BLUE WORLD
09.星空の5人〜WE HAVE TO BE A STAR〜
10.夜をぶっとばせ[newsong]:途中、北山さんソロ有り
11.W
12.カーテンコール
13.終わらない世界
14.Soul Man
15.U'll Be Mine
16.或る晴れた日に:なりきりゴスペラーズ
17.あたらしい世界
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EN-1.A HAPPY NEW YEAR
EN-2.深呼吸
EN-3.真っ赤な太陽:なりきりゴスペラーズ
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EN-4.今日が終わる前に
最終日を見逃したくないのは、だからなんだよね。
というのも、specialがあるから。で、この日はどうみても「2度目のencore」。ないと踏んでいたので「有り」となれば至極当然かつ純粋に嬉しい。
「てめーら、今日は終電の心配もないだろう」と、今日が終わる(爆)直前までliveをしてくれたのにただただ感謝感謝、です。
特筆は「今日が終わる前に」を歌おうとして、歌詞がぶっ飛んだ酒井さんでしょうか?
冒頭からだったので当然ながら止まったのだけれど、「●※□〆‥○▲♂▽■」となった、あの状況は筆舌に尽くしがたいものがあります。ピンライトが酒井さんに当たるんだけど、それを庇うように、例えるなら報道カメラから逃れようとする芸能人もしくは有名人を隠すようにする、あの真似になるんだけど、それを黒沢さん、北山さんとでするから。なあ。(想像してみると可笑しいと思う)

21日の東京公演最終日にはあったという、客席ノック(と命名してしまおう)では、隣の一家が3つgetする中、私も漸く1個ゲット。
「無理」という2文字と村上さん(らしい)サイン。
BBSメンバーにひとまず披露してから、最後に友達に「記念に貰っときー」あげちゃった。だから私の手元にはございません。


オフ会レポ。
と言っても、私(恐らく42分の1)の行動を記録してしまう形になってしまうけども、してしまおう。こうなれば。あの部屋を提供した人として、いちばん実感した「オフの凄さ」がちょっとでも伝われば幸いです。それでは。

むさしさんに「ロッジ」を教えてもらっていたので、そこまで日本酒片手に移動すると私と友達はかなり最初に来たらしく部屋はまだ少し余裕があった。
しばらくして、すずきめぐみ。ちゃんが友達連れでやってくる。その度に乾杯をするわ持ち込まれるお酒を端から開けるわ、していたんだけど10人近いところで

「…部屋、狭かない?」

となる。
カトウセイジくん曰く「あれはロッジというより学生寮か社員寮みたいですよね」。
…なるほど、2段ベットがふたつ、ソファーベットがひとつの部屋には座るようなスペースがまず皆無だった。あれを苗場ではロッジと呼ぶらしい。一軒、別棟は?暖炉は?広ーいリビングは?と想像すると落される↓、ホントウに見事なまでに。
ちなみにこの時点で「今日、何人が参加しているか」誰も本当に判ってなかった(幹事だったまりあさんが「見つけた人に教える」方式を採用していて、参加者のmailを受け付けるなんてのはしなかったから)。未知数の状態でのこの早い時間で人の増加が簡単に読めたので、その場に居たメンバー間で「部屋の移動、その移動先」が協議されたというわけ。

で、移動が決定。私は自分たちの部屋に戻ることになってしまった。
…、どうみてもウチの部屋が広いと判断したから。
私は3回ばかりまりあさん部屋と自分の部屋を往復し、その最中にもやってくる人に「部屋変更」を伝え誘導し、その都度部屋の中を覗いては「○○さん来てる?」「座れてます?」「コップとかない?」「声!トーンダウンでね」などひとしきりわめいては、ひとり殺伐と走り回っていた。
そう、その記憶しかないほどに部屋の往復を夜中の間、重ねて。
自己紹介もまともに出来ないほど、立錐の余地なし。3人寝泊りできたらOK(ベット2とソファベット1)の定員の部屋に、ソファーの端、窓の傍、TV前、壁からベットの上、洗面台の前から入り口までひとひとひとひと…、の人だらけ。

総合幹事のまりあさんを部屋の奥に入れてから、とにかく「何人居るの?」となり「ON×3」では名物?恒例・安岡さんの「番号」の如く番号をつけて数えてゆくと、いるわいるわ、私のところでちょうど30。と、な。そこからまだ10数名。

42人…。

たぶん、過去のオフ最多人数かと思われる。
その後も乱入があったので未公認50人近く参加の模様。
まるで「1年ゴス組」のようだった。それもかなり女子クラスに傾いた(爆、文系クラスにありがち)男女混合クラスね。…苗場に教室、必要ではないっすか?>all

この時、私の居場所は「洗面所と部屋との繋がる中間地点」で、香依さんとかさとさんがその外に居たし、遅れて入ったゆいこさんが外に居たりしたし。
扉が閉まるのか?と思うほどの人だらけ。窒息しそうなのはライブで十分だよ、と誰しも思っただろう。
ちゅい、しゃちさんのお母様(しゃち母)に「大丈夫です?」と訊いた記憶があるんだけども…(悩)
このとき、オフ部屋の募集をする。
というのも1部屋でこれは無理なので、2手か3方面に分かれる方が皆にもいいと判断したからだ。
会える人数が減る、と言われそうだけど、でも好きな人同士で話が出来る状況すら出来ないしでこれは打破せなかんなあと思えてしょうがなかったからだ。苦肉の策と言えましょう。
同じ階のAOMIさん部屋、1階上のゆいこさん部屋が提供されることになり、それを報告しようにも話し声が高いので、気になる端から「声!」「落して落して」「トーンダウン」と言い張り、それから報告しないとならない(当然だわ)。
なにせ連中、日本酒、ワイン、ビールを片っ端から開けてしまって、お菓子、食べ物が床に落ちそうなほど溢れててライブ直後なのでテンションは高く、徹夜(てつやではない)辞さないみたい。
それに初めましての人が私自身もだけどかなり多いし、名刺も切られないので一度で覚えきれないわで、自己紹介しても「??」となりかかる。
この頃にはまとめることも止めて、私もつい、日本酒嘗めていたし(爆)。
少しは話が出来ているのを見計らって、顔見せを兼ねて2度ほどAOMIさん部屋に逃げてみる私なのだった。関東圏メインの見なれた人たちの中に来て、ようやっとホッとする。
ちゅーのも妙な話なんだけど。うん。

午前3時。だいぶ人が居なくなった、自分の部屋にようやく座ることが出来た。
座れないほどに人が多かったのだけど何よりもゆいこさんが「午前3時から雪合戦します」宣言のおかげで、皆、外に行ってしまったからだ。
TVのradioチャンネルをいじり、T-FMにしておく。
ソファーに座り込んで、じっこくさんとセブンさんと「まりあさんに写真を渡しに来たの」というあやさんとで、何事か話をしていたんだけど、何を話したのかいまいち覚えていない。
とにかく午前3時半。聴きなれたintro.(ゴスだあ!)、そして「ようこそ。GOS' MEGA STOREへ」
遂に「GOS' MEGA STORE」東京開店だ。今まで「首都圏だけは絶対に聴けない」と思ってたradioが深夜営業であるが無事に「開店」した。…そのせいか?妙に初心者対応の番組だったけどね。
「ゴスペラーズという5人組のふたり」です、この説明が耳に残る。
なんだかbayfm「DOWN TO STREET」の初期を彷彿とさせるなあ…(8割遠い目)
私は自分が地方の人にテープ or MDを譲る際に、お金じゃなくて現物支給を交換条件に持ち出すことが多い。(恐縮)
だから「GOS'〜」も頂いたことが有って、だから「これが東京でも聴けるのね」という感慨の方が深かった。だから普段の調子で良かったのに。
でも現在の「ゴスショウ」(DJ:安岡・北山)とも、5人が機関銃の如く喋ってた「ゴスショウ」「DOWN」ともまた違う。
それは当然だけど、特に昔は酒井さんが壊れた司会者してたし。でもやっぱ大人、かな。黒沢さんがお喋りで意外と喋りキャラだとか、酒井さんが「ゴスショウ」の壊れ時期を抜けて大人モードだったし(ライブ中は本当にこの人ほど人格変わる人がいないと思うけど、私だけ?>心配)。

ま、無事に聴き終えたんだけど、雪合戦組は戻らない。まー、まりあさん部屋かゆいこさん部屋で集まってこれから話し込むんだろーな、まったりしてきたなー、寝ようかなー、と思った(just)そのときドアが開いた。
ぞろっと数名が部屋に入ってくると、奥のソファーから埋まり出す。
そして最後に総合幹事のまりあさん、めさどく
「あれえ?Seiくん、人の部屋(@さち部屋)のベットで寝てんのお?」

それから夜が明けるまで、ゴス話中心。
最終的に、@さち部屋したのって6〜8人ではなかろうか?
やっと皆で顔を合わせて、落ち着いて話が出来たと思ったら、外のゲレンデ、「早朝スキーヤー」が滑り出していたんである。

最後に「雪合戦最終戦」に直前不参加しました。
というのも、荒れ果てたとしか形容し難い部屋を部屋主としてはどうしても片付けないと気が済まない。
というか、”あの”状況の中で眠ろうとか思えなかった(貧乏性ゆえ?)。部屋もキレイになった頃が、ちょうど7時過ぎ。
先発で苗場を抜け出すカトウセイジくんとセブンさんとを部屋に呼び込み、お茶を出して、まったりしてから外に出して、寝ないよりも横になるだけ、と思えたのが8時過ぎ。
あの時、最後のお掃除に参加してくれたhingaさんやセブンちゃんたち、本当に本当に感謝です、この場を借りて有難う、と言わせてもらいます。助かりました。

いちばんオフの凄さを実感したのが、この部屋の掃除の時で、持ち込まれた酒の瓶が総数10本近く部屋のソファーベットのとこに「誰かのウチのリビング」よろしく並べ置かれてるし、テーブルの上のお菓子、食べ物を袋に詰めるとあっという間に大きな袋3つにまとまるわ、ゴミの袋だけでも総数5は軽く見積もって、あった。
後から一切手の付いてない「北の誉」を冷蔵庫から見つけたときは、友達とふたり「お酒はもうええわ」と思えたほどあの部屋は、苗場一、日本酒臭くてしゃーない部屋だったと言えましょう。(扉を開けるとすぐ判るほど、日本酒臭い)

最後の最後はどーも、愚痴が入ってしまいましたが。オフ参加、楽しかったですよ、もちろん。
カキコのあの人に会えたというのは大きいです。りえさんの「Gb」掲載の3頭身ゴスの実物をシールにしたものを頂けたし(感謝)。
でも、あの大人数では話がしたくても、本当の意味で出来たかどうか。私はじっくり話をする暇がなかったんで、余計にそんなことを思えてしまったのですけども。…ふうう。

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