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photograph

地元に戻った翌日にやったことのひとつが、山形滞在期間中に100枚近く撮り溜めた写真から必要な写真を選定して、外にdegital printしに行くこと。
叔父(母の弟)に資料として渡すため、母から「葬式の様子は撮っておいて」と言われていたので、折りをみてはdegital cameraで写真を撮った。それをdegital printせなならなかった、という。

亡くなった祖父は写真を撮るのが好きだった。
孫の自分が写真を撮りつつ思い起こされたのは、毎年その年のalbumを作り(背表紙に年度が書かれているので何年のものか分かる)、旅先の写真、送られて来た孫の写真、果ては戦前の若い頃の友人の写真までまとめていた祖父の細やかさだ。
自分がその細やかさを継いでいるとは思わない。だが、cameraを持ち歩いては写真を撮る習性は継いだ気がする。
そうやって山形で撮影した写真がprintされたのを見る。
やーーー、写真専門店のdegital printって本当にキレイだ(写真の内容の殆どが葬式とはいえ)。

前回(亡くなった祖母の葬儀の時)は葬儀翌日に地元に帰ったんですが、今回は葬儀当日から数日居残りと相成りました。で、宗派(曹洞宗)の関係もあるんでせうね、自身未体験の"お念仏"3日間を体験致しました。
葬儀翌日から夜に30分程を3日間、ご詠歌(最上三十三観音の全部の札所のご詠歌)を詠うんだ…
「隅で座って見てろ」「写真撮っておけ」程度で眼前で行われていることへの説明も特になかったし(爆)かといって教えろと言う気もなれず、全て終えて浜松に戻って来てから「どういうこっちゃ?」とinternetで調べた次第。
叔母が母に話していたところで覚えているのは
「今のご時世だと3日も日取りがとれないから1日で済ませようとすることも」
「なので全部の札所のご詠歌を詠い切れないので、選んで詠うこともある」
「1日でやると1時間半詠いっぱなしなので相当しんどい、声が嗄れることも」
上記のように3日かけてご詠歌全部やったのは母方の家が檀家のまとめ役をやっていたり、というのも作用してのもの、らしいです。なるほど(納得)。
まあ。そうとは言え。なんというか、不思議な、葬儀後の3日でした。

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