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透明ガール(2005)

title曲の「透明ガール」は、夏の日のciderみたいな曲。PVからして爽快感。
男子と思しき主人公が、見るとキリンジの堀込兄弟のどちらかにどこか似て蝶なのは気ニシナイ<待てお前。



此処までtitle曲の紹介があっさりなのは、PVが見つかり「オレが曲を語ると話がどえらく脱線しそうなんで言いません。ただPV観てください、ただ聴いてください、本当にお願いします」と思ったから。そして、本題がtitle曲以外にあるから。
この「透明ガール」EPは「透明ガール」の後

02: I WANT U BACK (Live Version)
03: ジャクソン・ファイヴ・メドレー (Live Version)
04: リズムナイト (Live Version)
05: メモリーズ 〜ひと夏の記憶〜(Live Version)
-----、とあるように2004年12月14日、渋谷QUATTROでの“HIPPY CHRISTMAS 2004”の模様の一部をCDに収録してある。本題は、この点。Live Versionがあるということ。

個人的に「アタシ、CDのLive Versionとか好きなんだよね、Live albumとかも全然気にならないんだよね、映像あってもいいけどCDだけでも十分良いのよ。好きなんだよ、あーいうの」という考えの持ち主で、むしろ、そういうほうが好物とも言えるかも(微笑)聴いていると、過去の現場猛者の血が騒ぐとでも言いますか。
あれこれ手をかけられるCDに比べ、liveの現場はmusicianの実力が問われる。同時にliveに対して、そのartistがどういう考え方で臨んでいるのか判断できる。それが素人目/素人耳だろうと、真剣に観れば/聴けば、わかるものはわかる。
会場にいれば、自分の目と耳で確かめられる。加えて会場の空気をも体感出来るのだ、行くなら五感磨いて出陣なさいということ。でも万障繰り合わせて会場すべてに行けるわけじゃない。だから、会場行きの労苦のない、こういった公式のlive音源は非常に嬉しい。
「うっわー、こういうこと、liveですんだ!?」
そう思ったとして、予想外の好印象なら良い。が、その逆もあるから諸刃だけどね。
それでも「liveの現場の空気を皆にお裾分け」と思っての"liveの音、お蔵出し"なら、本当に有難く頂戴したいものよ、と思う。そりゃあ音はrecordingに比べたら悪いかもしれないよ。だけど現場の空気が悪くなかったら、そういうminusは意外と目に入らなくなるよ、ホントに。

ただ、私の場合はLive Version前に、彼らを観ている。だから、liveの音の傾向が既に自分の中に入っていた。と同時に安心して音に身を委ねられる!と思ったのだが。
私はsg.「Love Together」が出た頃の2000年3月31日、(昔の)赤坂BLITZで初めてNONA REEVESを観たが、初見でdrumの巧さ(現時点であれだけ叩けたら余所から引き合い来るぞ!と言ったら、本当にそうなった)とvocalの引出しにKOされ、「Stop Me」「Love Together」に「The Girlsick」とやられた結果、NONAに陥落したという経験がある。
そして、その年の11月、新宿LIQUD ROOMでNONA REEVESを観た時、自分の頭上背後をYOU THE ROCK★に走られて衝撃を受けたのも忘れ難い(大爆笑)floorの後ろにいたからそうなったんだけどさあ!!!でも、背のデカイ男が走るんだぜ、自分の背後も斜め上を。衝撃受けるわ。

NONA REEVES 「透明ガール」EP(iTS)

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