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車線変更25時(2002)

「車線変更25時」を最初に聴いて耳に引っかかったphraseは「国道16号」「246号」の国道名。次いで、1番の「左には潰れたレストラン」という道路沿いの描写、2番の「厚木のネオンが」。
具体的な国道名や地名が来ることで、曲の作られた背景を考えずにいられなくなる。一体どこから、この歌詞が?
"相模原出身の5人組"という彼らの基礎知識と曲を繋げると「これ、地元のこと?」
まず、それが出てくる。
この疑問、BARKSのinterviewでも触れられている。その回答、これでスッキリする筈。

Vo伊藤の、「曲を聴けば、地図を見ないで家から海に行ける曲を作ってみたい」という発想から生まれています。その名残で、僕たちの地元丸出しの道路や地名が出てきてしまっています。
----- BARKS : キンモクセイ、ニューシングル「車線変更25時」とグループの“今”について訊くより一部抜粋
これで名残なら、下敷きとなった元の歌詞だと凄いことになりそうだ…

そんな歌詞に関しては、ここまでにして。音楽的には旧き良きdiscoを編曲の下敷きにしている。これから派生して、あのPVになったのだと(ニヤリ)この話題は動画込みで、後に触れる。暫時、待たれよ。
この手の濃い口な音(編曲)はCKB(CRAZY KEN BAND)あたりが真骨頂で、やったら大人の色香ムンムンで最高だ。同じ神奈川でも相模原と横浜は違うのか(相模原=内陸、横浜=港町となりそうだが横浜でも"内陸の横浜"があるのは知っている、このあたりは一応東急田園都市線の乗客だった故)それともキンモクとCKBとでは年齢差があるからか、キンモクの音は経験を経た大人の色香よりも孤独の持つ仄暗さが(歌詞も影響してか)前に来る感じ。まだまだ音が若い。
で、だ。PVだよ(ニヤリ)



イトシュン(Vo.伊藤氏)、踊りが固ーーーい!release当時、どうにもこらえ切れず吹いたのを覚えている。
同時に「The Gospellersが初期の頃のtourで、てんで彼らは踊れていなかった」のを思い出したのが、どうなんだろう自分。と。その辺りの記憶があるからなんだろうけど、どうなんだと(自爆)
So-netの"mc"(音楽情報サイト、とうに潰れた)のcolumnでも話題沸騰。当時、音楽時事に関する斜め見と辛口とで鳴らした当該columnでネタにされた中で印象深いのは、このPVのイトシュンとThe Gospellersの村上氏。特に、村上氏が幾度か話題の俎上になった記憶がありをりはべり。

キンモクセイ 『ベスト・コンディション ~kinmokusei Single Collection~』より「車線変更25時」(iTS)

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