2006/Apr/8 | stop
little thing
それこそHTMLを手書きしていた頃から。「具体的に何時から?」となると「site開いた1998年12月12日から」だから、その頃からの日記[1998/11〜2005/06分掲載、HTML版]はbacknumberとして此処に置いたままで、しかも宣言したはてな掲載分を未だslideしちゃないのだが。それはそうとて随分相当な日数、web上に日記なるものを書いていることになる。
こうしてblogのstyleを借りて、それこそHTML手書き→fileをuploadといった一連の作業をしなくとも文章を書き出せるようになったのだけど、つくづく、私には出来ないことがある。
「毎日、web上にモノを書き続けようとする」
これだ。ここでpointとなるのは「毎日」だ。
site開設当初[1998年]からsiteのtopに「適時、変わるものを置いて目を引くように」「topからdiaryに相手を飛ばすなら此処に書き置いておこう」と最新日記を掲載し、それが次第に「知人筋にmailを出す暇ないから此処読んどいて、形式、公開近況報告」と化して幾星…霜はない、が、気づけば随分、実質1999年から2006年まで。数字を並べると、書きに書いたものだと思う。
今まで日記1回につき何字か数えたことはないが、何時頃からか、多少、文章量を持たせて書き上げるようになってきた。短く書いてオシマイに出来ない。このへんは性分ゆえだろう、「来て貰ったからには3行で終わらせるか!日記を」という。
数行なら兎も角、一定量のある文章を毎日続ける…というのはキツい。それも文章が読まれるものとして納得がいくものとなると、なおキツい。自分で厳しくしたとしても(あがいても)主観なのだが、それでもlevelなりqualityなり考えて「あーでもない」「こーでもない」と文章を書くのだ。普段「瞬発力で書く」と言いながら、その裏で細かな推敲を重ねて、これらの文章を仕上げている。精神的にtoughじゃないとやってられない(苦笑)
「私が書いたものが人に認められる割合は大体2割5分だ」とわかったのは20歳のことだ。それは某ぴ○のone cornerにハガキを投稿していたことからはじき出した数字だった。1行、2行の文章の「採用する/採用しない」の割合が2割5分なのだ。
それは首位打者の打率より悪いと思う。
1998年12月から辞めずに続けて来て自分のpaceも出来てしまった、というのはあって、今でも「毎日、書かない」は続けている。書くのは続けるけど。
余りに小さなことで、書いたって言ったってしょーもないことなのだけど、毎日書くことで自分が知らず知らず無理をするなら、しなくていいと思う。それは「しなくていい無理だ」と思うから。
知らず知らず、自分で自分に無理をさせていることがある。気づいたら、すごく無理をしていて体を壊してた、ってこともある。多少の無理は必要だが、必要のなさそうな無理は「しなくたっていい」。
だから、毎日書こうと思わない。
書くのは続ける。けれど「毎日」という縛りを自分に入れない、といえば、此処ではわかりやすいか。
今も、こうしてentryを書く。その更新が2日連続になることはある。けれど、それは「たまたまだわ」って笑いながら言う。
現実問題、書こうにも書けない日はある。仕事で疲れることもあれば、帰りが遅くなることもある。特に体調を簡単に崩す人だし(自爆)毎日書かなくても良いと思うし、いざ書く時が訪れるとスッと筆がノる。書ける時はそういうものだ。だから、自分で自分をほったらかす。
不意にLINDBERGの「every little thing every precious thing」を思い出したので、Amazonへのlinkは「every〜」の入っているbest albumへ。
どんな曲かわからない方は、去年の阪神戦、甲子園球場で流れまくった曲といえば、わかると思います。
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