2006/Apr/7 | stop
どかーん
今週は時間があると自転車で図書館に行って、1時間以上は椅子に座って勉強などしておるもので、結果、herniaの調子は快方順調右肩上がり確変突入(←言葉チガウ)…というよりは平行線の一途を辿ってます。て状態で。
思ったより椅子に座ることはできるけど、かといって、痛くなく座れることは、まだ、ないねえ(苦笑)てな按配で。
どーして財務諸表の読み方だの経常利益の算出方法だのを忘れてんだよ…と過去の自分に呪詛を唱えながら、次の通院は試験日[4/16]後にしようと思ってます。
春になり、AM radioの野球中継を聴きだすようになりました。
radio歴がAMから始まって(場末のこんなとこで注釈するのもなんだが、先日の嬉野Dの日記の文中に「〜の心だぁ」のphraseがありましたが、ありゃあ、TBS radio『小沢昭一的こころ』の〆の科白ですな。お囃子を歌いそうになったぜ)FMに移り。今じゃAM/FMの併用、聴く番組によりけり…になりましたが、野球中継、tvじゃないとなると「radioだ」となります。
本日は、tvの全国中継で中日-巨人戦でしたけども。radioも(微笑)
この日の解説者、権藤さん。大魔神を擁して横浜を優勝させた監督で中日OB。
投手出身だから、なんでせうか、解説が野手より投手、しかも心のアヤを読んでいくのねコレが。
「序盤に点を取られた川上投手と、終盤に点を取られた上原投手では、同じ1点とられたでも重さが違う」なる発言。現に福留選手のhomerunが出て、score上は同点になっているものの、回が進み、疲れが出だし、より気が抜けなくなり、しかも得点された。同点だ。
そして、あの9回裏が訪れる------
「この日、終盤に逆転できたら中日」と思っていたんですが。
なんですか!
あの、やたらド派手極まりない(一方にド派手に落胆を与える)幕切れは。あぁた、自ら記録を祝うってか!それとも去年の開幕gameの再来ですか、コレは!(←2005年の開幕gameはAlex選手のサヨナラ満塁homerunで中日は開幕白星startを飾ってんのよ)
でも。WBC観てた時もつくづく思ったんだが、上原投手はホントtempoよく投げ込むわ。こうなると溜息だ。気持ちがノッた時の、あの押さえようは半端ないもの。今日は敵だったものの、敵ながら「凄い」。
…、と書くと、まるで野球系blogのentryのようだが(自爆)ま、好きなのでね。
じゃないと東京domeで樽を背中に「beer入りませんかー」って愛嬌振りまくわけがない。野球に興味はある、ほうの女子だ。
売り子をする前年、1996年10月。それも8日。2年前の1994年は10.8決戦で、この年は10.6で中日が優勝を逃した後よ、Central Leagueのchampyon flagを観た。
場所は東京dome。
あのflagを持って場内を歩くの、…巨人の、なんだが観た。
あれはfanじゃなくても感動したのを覚えている。
私が東京domeで売り子として働いた時期は『水曜どうでしょう』でいう「欧州完全制覇」時と重なる。1997年3月から翌年1998年3月まで売り子をやってたから(とはいえ給料を貰いに1998年4月中旬、入社後にdomeを訪れてはいる・爆)と考えると、あの企画は1997年8月。ドンピシャ、である。
だから、あの企画中盤にかけて某国の人口の話になり「東京domeの日ハム戦みたいなんだ」なる藤村Dの科白があるのだけど、すごく理解できる。
1万数千人の"閑散"。
それは巨人戦の混雑を肌で感じ取っているとよりわかる"閑散"だ。
1990年代後半の巨人戦は喩えるなら「縁日」だ。地方から観に来れば尚更思えるだろう。常に人にあふれて、何処もごった返していて華やいだ空気に満ちている。もし、concertで東京domeに入っても、同じ印象がするだろう。
それとは違う顔、それが日ハム戦の東京domeだった。
さほど混雑がない。
人が三々五々に座って野球に興じている。
時々、内野指定席に修学旅行の一団がいたりする。
数万の大観衆を収容できる場所に、1万数千とそれなりに人が入っていても空間がまだ残るという意味では"閑散"としている。
それを知るだけに「わかるわかるわかる!」と3回繰り返したくなるくらい、わかる。
まず、日ハム戦は売り子が少ない。
売り子が巨人戦を100%とすると25%、…程度か。
人が少ないから、着替えのlocker roomが混雑しない。「立錐の余地もない」という表現が当てはまる巨人戦のlocker roomは、着替え時間になれば、芋の子洗いの様相を呈する。更に1つのlockerを2人で使う。けれど、日ハム戦は1人で1つのlockerを使う。
当日仕事に来て、仕事を干されて、その場で観戦ticketを渡されたことが一度だけある。稀にお客が余りにいなくて、shiftに入った人数でも余ることがあったのだ。
それでも、日ハム-Orix戦は人気があった。巨人戦のshiftに入るよりOrix戦のほうが難しかったと思う。現に私もOrix戦に入れたが、その時「どうにか入れた」と思った。seasonが半年ある間で1、2度しか入れなかったんじゃないか。
前述のように「shiftに入る人数が少ない」狭き門なわけだから。
そうなる理由は私でもわかった、仕事だから野球を悠長に観てらんないとはいえ(苦笑)私も一度はイチロー選手の打席は観てみたいわ。である。そう思う人が多かったのだ、やっぱり。