1999/Dec/30 | look
991230
神様 届いていますか怒涛の日々でした。
招待状代わり贈った あの花は
-----ゴスペラーズ「或る晴れた日に」
金曜日に塩谷さんの「Saltish Night」を観てから、日曜日:渋公、月曜日:横浜ランドマークプラザホール、火曜日:ZeppTokyo。
ここ5日間で観たライブは合計4となりました。
この感想をどないせい、ちゅーねん(自爆)と言いつつ、塩谷さん以外の行ったライブの感想をば羅列。
・12月26日:WORLD WIDE BAPE HEAD SHOW@渋谷公会堂
弟と参加、11列目で体感する。機械モノを入れてもbandが、音楽が面白くなるliveの典型を観た気分。はっきり言って「買い」でした。
弟くんに感謝。このliveは彼の成人式祝いとお年玉を兼用したため、チケ代は全部ワシの自腹っす(自爆)
ザ・ユーヒーズ→嶺川貴子→スーパーカー→スチャダラパー→コーネリアスの順番で登場。
ユウヒのところでの堀江くん率の高さとベイビー登場に唖然。
スーパーカーは夏より成長したと思う、ワンマンが観たいねと姉弟で会話。
嬉し過ぎたスチャ登場。ライムの嵐を体感。もー「今夜はブギーバック」こそ我らの青春somgでせう。
コーネリアスは視覚と聴覚の方の見せ方が巧いと思う、世界に出るだけあってそれだけのものがあるんですよ。納得。
コーネリは曲が終わった途端にguiterからアンプの線を引き抜くperfomanceがカッコ良かった。クハァ(感嘆)である。同着でジュンジくんのjumpの美しさが挙げられる自分がおるが(自爆)
ユーヒによる肩下げのマニュピレータ(だっけ?)でのピストル効果音炸裂とか、コーネリ登場の時の「マイクチェックマイクチェック」だとか、シニカル的見せのツボがナイス。
・12月27日:1999 FINAL CONCERT IN LANDMARK PRODUCED BY SAITO NOBU
guestにゴスペラーズと稲垣潤一氏。これだけでも豪華なのにbackが凄いんだって!!(興奮)
バンマスが斉藤ノブさんでしょ、keyboardが(小林)信吾さん、drumが則竹さん@Tスクエア、bassが須藤さん@同じくT、guiterが古川さん…。
六本木PITINNで1stage4000円の世界ですよ(例えになってない)ゴスが今一緒に回っているbandを離れ、違うbandでやったらどうなるのか?という興味が尽きなかったんで学園祭も「G5」欠席の中で参加したんですけど、まずbandの面子の良さに「申し訳ないですけどticketお願いします」と頼んだ甲斐がありました。
当たり、でしたね。こういうゴスペラーズで観たい!!という「私の思うところ」をドンピシャとやられてしまいましたから。今年のゴスペラーズ限定bestliveは、この横浜liveと「五鍵」@沼津(序盤戦のハイライト。ここがあったから浜松が良くなって以後の公演が良くなったと思う)「五鍵」@浜松(MCはここと千葉が一番だったんでは?、千葉は未経験なのでそのMCの破壊度を知らないけど凄かったらしい)になりそうな自分…。
この日やった曲は全部「ツボ」でしたが、中でも「熱帯夜」remixでの披露は「普段のliveでこれ出来ないよな」と思えるくらいだったからなぁ…(苦笑)
本当なら「特選:斉藤ノブさん名言集」を書きつけたいくらいなのですけど、この日大傑作なのは決め台詞の「俺、今日、リポD2本飲んだから」でしょう。
稲垣さんの「今のゴスペラーズのような食生活は絶対できない」には絶賛の拍手を送りました。
というか、彼らも出来てないんじゃないの?と言いたくなるが。<酒・カフェイン飲料・乳製品差止生活
「音楽として」ゴスペラーズを楽しめた、これが良かったのかもしれません。
・12月28日:ゴスペラーズ@ZeppTokyo
行かないと思っていたんだけどな、12月21日までは(爆笑)
周囲の称賛の声、今の私には「疑問符だらけの眉唾」だったんです。その理由を確認したいから、売りに出されたticketをりに出たという感じで参加しました。だから狼少女なのですが。
それが27日と28日とではっきりと、そして今年「五鍵」tourで思った違和感の理由の一端が判った。
2日連続で聴いた「シークレット」、あの曲の印象が「今日は薄い音で印象が残らない」だったから。聴いてる分には、観てる分には、その時だけは楽しいんだけど。直後「どうなの」と思うのよ…
痛感した。今のゴスのbandのbackの音では、私の中で消化不良を起こす。不満が出るようになってしまった。
まず、特に今年の酒井・安岡(敬称略で失礼します)の急激な成長を観ると余計にハッキリした。彼らの成長が凄過ぎて、一緒にやってるbandが全然機能してない。
音楽的にも成長したことが、逆にbandの限界を感じさせてしまった。
音楽的にもゴスペラーズがちゃんと打ち出せたことで、逆に「CDは良いけど、liveはどうなるの」という結果を産んだ。
あのbandでの最高点、私なら「衣食住」だと思う。今年、「五鍵」tourでband色を強めた事で、逆に「band、どうなの?」と素人目に思わせてしまうことになってる。
でも、村上てつやという人間を考えると「切り捨てる」決断は出来ないでせう。
続きを読む "991230"
