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仲良くケンカしな。

去年の佐倉くんといい、今年の沼津くんといい、大泉さんが出る連続dramaは観続けられない体鱈苦なオイラですが、かの『水曜どうでしょう・2005年新作』[静岡あさひテレビ放映分]はコツコツ録画(VHS、DVD-Rを同時に留守録画する念の入れよう!)しておったのでした。


最後まで観終えた勢いのまま、ネタバレしない程度に新作で思ったこと羅列、箇条書き編。
・今回は「まとめて一気に」が良いかも。
・第7夜、特に第8夜[最終夜]の追込みが珠玉。
・「祭」で第2夜までってのは生殺しだ。

こっからはツラツラと…
今回の企画は「「ジャングル・リベンジ」より難易度が高いな」と思ったんだよね、折り返し地点の第4夜目が終わった段階で。「敷居」っていうんだろう、こういうの、って。
「ジャングル・リベンジ」の場合は、元ネタ企画(1998年のジャングル探検)を知らない故の難易度の高さがあったんだけど、それとは異なる難易度なんだよなぁ…
今回は、正味3日間の追いかけ方が丹念だったと思う。丹念すぎたか、はたまた出来高が上がったか。どちらにしても当初D陣が予想した放送回数を軽く越えたのは「だから」だと考察するのだが…
その結果、起こる微妙な落差が残りやすい。ただ、その落差が後半に効いてくるのだから「どう転ぶかわからない」わ、どうでしょうは。
正直なところ、最終夜なんて!自分的に圧勝。hit多すぎ、マジで笑いを殺せなくなったわ!惨敗ですよ、気持ちよく!布団の中で笑い転げてたよ、TV観ながら、夜中に。
通常考えられない不利な条件を打破する会話の応酬。
あの方々の選ぶネタの矛先といい、過不足なく入るイヂリといい、なんかもう(それ以上言えないわ)!老舗の技は凄い。
笑うしかなかったわ、あの会話劇。
「どうでしょう」特有の会話のtempo、言葉のキレの良さに、かねてより「どうでしょうはradio的」と思っていたのだけど、それを観た気分だ。
確かに「ホーストとサップの撃ち合い」と評されたbattle的なものではない。けれど、あの展開が前にあってこそ、グダグダ語り続ける最終夜にヤラれる。これから観る方(観れる地域の方)は楽しみに(ニタ)と申しましょう。

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