だらけ日記ログ 2006年10月

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2006年10月7日(土)「コミックフラッパー買ってきました その2」
2006年10月10日(火)「はてなダイアリー入れました」
2006年10月31日(火)「ネギま!?地上波版は4:3特別編集版」






2006年10月31日(火)「ネギま!?地上波版は4:3特別編集版」

 「ネギま!?」が16:9制作であることは、1話を見た段階でも薄々気づけることですが、この前BS Japanでは16:9で放送しているとを知りまして、視聴をBSデジタルに移行しました。

 地上波版(アナログ・デジタル共に4:3放送)の酷い構図を見るに、OPとED、最後のおまけコーナーの上下帯つき放送以外はただの左右カットだと思っていたのですが、実際見比べてみると、4:3用にかなり加工されていることがわかりました。

 つまりTBSの地上波放送で行われているような、4:3用の特別マスターが用意されているようです。


「ネギま!?」第4話より(左:BS Japan 10/27|右:テレビ東京 10/25)

「ネギま!?」第4話より(左:BS Japan 10/27|右:テレビ東京 10/25)

 ↑上:提供部、下:サブタイトル部。通常はこのように左右を均等にカットしたものになっています。画像は携帯のカメラでテレビ画面を撮ったものなので結構な勢いで汚いです。

 この辺まではただの左右カットなんだろうなーと思ってBS Japanを録画したものを見てました。


「ネギま!?」第4話より(左:BS Japan 10/27|右:テレビ東京 10/25)

 ぱにぽにだっしゅ!のベッキー部屋のようなチュパカブラ探索チームの会合風景。均等カットしちゃうと、右の視力検査ボードとか、人体模型とか写らないよなー、とか思っていたら、地上波版は微妙に右寄りに修正されてました。結局視力検査ボードは入ってませんが、黒板を入れるギリギリの処置だった模様。


「ネギま!?」第4話より(左:BS Japan 10/27|右:テレビ東京 10/25)

 最初に均等カットだと酷すぎと思ったシーン。端っこにネギ先生と本屋ちゃんが入っています。均等カットすると完全に見えなくなる位置での会話でした。地上波版ではがっつりと右端を映す構図になっています。BS Japanよりさらに右端が見えているのは、地上波デジタル版だからです。(放送にはテレビの枠の後ろに隠れてしまう場所までいくらか画像が用意されています、地デジだと左右は黒帯なので、端っこまで写っているんですね@地アナだとそれなりに見切れているはず)


「ネギま!?」第4話より(左:BS Japan 10/27|右:テレビ東京 10/25)

 ええっ!? これどうすんだろ? と思ったRPG風シーン。苦肉の上下帯で対応してました。確かにウィンドウが出ていて異質なシーンだから、ここだけ16:9にしちゃうのも演出に見えなくはないですね。


 ということで、4:3画面を確実に「作って」います。マグドリのデジタルTVブログさん「テレビ東京「ネギま!?」左右カット問題」によると、この4:3特別版は局側で作っているのではなく、4:3ソースで納品されている模様。

 問題は4:3でのソースも作ることも知っているはずなのに、4:3にしたときの画面をほとんど意識していないことにあるような気がします。16:9に特化した画面作りが随所に見られます。

 16:9制作ながら、4:3で放送される作品はたくさんありますが(アニ鳴館さんの16:9制作アニメ作品のトリミング放映リスト(暫定版)参照)、その多くは左右カットをそれなりに意識して、左右をフルに使う構図などは遠慮がちに作っている気がします。

 現在放送中の中では知っている範囲で、「ONE PIECE」「結界師」「名探偵コナン」「D.Gray-man」「009-1」「夜明け前より瑠璃色な―Crescent Love―」「あさっての方向。」「コードギアス 反逆のルルーシュ」「銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜」「彩雲国物語」「ツバサ・クロニクル」がいくらか左右トリミング状態で地上アナログ・地上デジタル(TBS系)で放送されています。

 最近HV化(16:9化)した「名探偵コナン」なんかは、上下に多少の帯を入れているのに、かなり左右カットにビビった構図が多いです。

 局側で4:3に加工している(と思われる)TBS系の作品も、16:9で自由に制作させている感じを受けますが、制作サイドもいくらか慣れてくると、4:3の範囲を多少は意識してくるような気がします。「銀河鉄道物語」も初期シリーズのフジテレビ放送版は左右カットの4:3だったため、また左右カット放送になった今シリーズでは4:3なんのそのって感じになっています。

 つまりさー、あんな画面構成で作っておきながら、「ネギま!?」の4:3加工は無理がありすぎじゃねぇの? って話。ここまでくると嫌がらせレベルでしょ。自分としてはこんなんよりまだ4:3LB(超額縁)の方がマシだと思うのですが。現状の何か描かれている上下帯で4:3で納品すればズームしないで4:3LBで放送してくれるんじゃないかしらね。要は高画質で放送しちゃって、映像ソフトの売り上げが落ちたら困るってことだけなんでしょ? 無理して苦労して作品として完全でない4:3版をわざわざ作って放送して、返ってくるのは反感ばかりってのは気分よくないでしょ。

 テレビ画面の25%が無意味になる16:9帯放送と、映像素材の25%が映らない4:3放送、どちらがいいかは場合によりますけど、「ネギま!?」に関しては確実に後者が悪だと思う…。4:3カットの放送に耐えられる画面構成できちんと制作するか、素直に16:9で放送がいいなぁ…。自分はもうBS Japanに逃げるからいいけど、まだまだ4:3で見てる人がほとんどだってことは考えてほしいな。

 これまでのテレ東の16:9アニメの対応を見るに、

●夕方アニメ:地アナはちょっと帯をつけて左右カットで放送、地デジは16:9
 (D.Gray-man、スパイダーライダーズ、ゼーガペイン等)
●深夜アニメ:地アナは4:3LBで16:9画面を映して放送、地デジは16:9

という感じっぽいので、夕方アニメであるネギま!?を16:9で局に納品した場合、局側で加工され、何も考えない左右カットのちょい帯つきで地アナ放送されてしまうということになるので、それを懸念して、あらかじめ4:3にしたものを納品しているんでしょうか。確かに何も考えずにばっさりカットは、この作品に関して一番問題だけども。

 つことで、問題点をまとめると、

●テレ東は夕方でも地アナで4:3LBの16:9放送はできないのか
●テレ東は地アナと地デジを単純カットではない別素材にできないのか
 (地デジを16:9、地アナを4:3特別版にすることは可能か)
●ガンジス・シャフトは何故16:9で納品しないのか、テレ東で16:9放送が可能なら納品するのか
●ガンジス・シャフトは現行の4:3特別版の出来をどう思っているのか

ってことじゃないかな。テレ東作品については制作サイドとテレ東の意思疎通の問題だと思ふ。TBSは確実に局の意思だけどね。そう考えるとよくFate/stay nightはU局で16:9放送できたなぁ…。BS-iでの放送予定がなかったからかな。

 まぁ、いくら地上波が特別版だろうとも、見られる人はBS Japanで見た方がいいよ、という話。BS Japanでフルワイドなのはあまり知られてないみたいだし。


■関連・参考リンク

2006年10月10日(火)「はてなダイアリー入れました」

 別に引越し予定とかいうことではないです。トラックバックとかのブログ機能が必要なときに使う予定。被リンクされる際も(もうあまり機会がないと思いますが)、ここに書かれているものにリンクするより固定してていいだろうしね。

 ここや感想にっきをコピペしたり、ちょっとした更新とか、簡易メッセージのレスの応酬が面倒になったときとかに使うかも。荒れたらちょっと使い方考える。

 まだまだ試行錯誤中。つかIEのデザイン崩れはなんとかならんのか。

光希桃 Anime Station はてな駐在所
 ブログタイトルは仮です。あ、画像作らないと…。

 でもまぁ、基本的には見る必要のないページですので。

2006年10月7日(土)「コミックフラッパー買ってきました その2」

コミックフラッパー2006年11月号


 別にアタゴオルは猫の森の漫画を読みたかったわけではないです。

 ホントに大きめの本屋行かないと売ってないね、コレ。つか大きめの本屋でも系列によってはなかったりする感じ…。トーハン系にはあまりないのかなぁ。いつも日販のとこでしか買えないんだけど。

 まぁ例によってあの方の漫画が載っているのです。相変わらず何か続いていきそうな第1話風ですが読み切りです。前回の受賞作よりあたため期間が短いのかなぁ。受賞させちゃったので何か描かせないと!な感じなのかしらん…。まぁ確かに受賞からこれぐらいの間で何か描かれないと変な感じだよね。

 感想はいらないとのことなのでこれ以上書けませんが…。

 どうやら読者ハガキを出さなきゃいかんらしいよ私は。つか前回読者ハガキがついてたことに全然気づいてなかった。あとで何か書きますね。切って貼らなくていいタイプやし。つかハガキのコメント欄ではぶっちゃけたりいろいろ書いちゃったりしてもいいんですか!? バグ出ししちゃうよ?(こら

 しっかし相変わらずネット上では話題性皆無ですなー。まぁコミックフラッパーの公式HPがアレではなぁ…、ネットは気にするなって感じやし。せめて更新してください…。


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