ひとこと
感想が書きにくい作品も問題だが、感想が書きやすい作品も問題だ…。早く寝よう…。
★★★☆
城之内の綱渡りデュエル。ネバネバネバる。作画はよかったけど特になにもなかったなぁ。
★★★★
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映画はしご。食事して、昼過ぎの回にて視聴、劇場変わらず。
んで感想、な、なんて親切設計なラーゼフォンだ…(@o@;)
なんだかとってもわかりやすかったです。TVシリーズのうやむやをこの映画で補完された感じ。…TVでうやむやした人は是非見るべきでしょう。内容忘れつつある人でも大丈夫です。ラーゼフォン自体が初見ではちょっと心配ですが。
これを見ると、いかにTVシリーズに余計な要素がゴテゴテ付加されていたかわかりますね…。いや、余計というのは語弊があるんですけど。
つまりTVという媒体を使って、毎週30分ずつ放送するというフォーマットでは、作品を見てもらうため、その回を見てもらうため、次の回も見ようと思ってもらうため の工夫、つまり「売り」が必要とされるわけです。スポンサーや放送局を納得させる要素でもありますね。
ラーゼフォンで言うと、久遠という謎少女、美嶋玲香という幻影、毎週のようにあるエンカウント的戦闘シーン等が、その部分−「売り」となるストーリーには深く関係しない要素−であったと、この「わかりやすい映画」を見ることによって見えてくるわけです。
で、その余計な「売り」部分を取っ払った「ラーゼフォン 多元変奏曲」は、“ラーゼフォンとはどんなお話だったのか”が非常に理解しやすくなっており、TVシリーズのみで「何だかよくわかんない話だったな…」のわかんなかった部分が、余計なパーツと、メインパーツに分解でき、さらにメインパーツの理解を深めることができる映画になっていました。
特に顕著だったのはTVシリーズでやたらと出まくっていた美嶋遙もどきが最後の方まで出ないことをはじめとした数々の「わかりやすい仕掛け」により、「美嶋遙=紫東遙」がどんなに鈍い人でもわかるように構成されていたところ(さらにパンフレットには思いっきり書いてある)。東京ジュピターが出来る前の綾人と遙の関係のシーンが追加されることにより、一本芯の通った話に早変わりしてました。つかラブストーリーだったことに初めて気づきましたヨ…。ちゃんと見てなかったからな…
一番の敗因は女性キャラは年くっても声は同じ人…って固定観念があったからですな…。こうして映画を見たあとにはTVシリーズにもしっかり仕掛けがされていたことがわかる。
TVシリーズの補完映画な部分ばかり語ってしまいましたが、1本の映画としてこれがどうだったかというと、かなり微妙ですね…。
というのも前述の通り「売り」を極力消し去った作品であるため、ラーゼフォン以外のロボはほとんど出ない、戦闘もほとんどない、サブキャラもほとんど描かれないというなんとも薄い世界になってしまったことはいなめません。あるのは状況説明と、綾人の気持ちと、遙の気持ち…ぐらいかな。
省かれた部分がまったく気にならない構成にはなっていなかったので、映画のみで見た場合は、やっぱりうやむやした部分が残ってしまう。映画だけを見るのはあんまりオススメできませんね。
TVシリーズのラーゼフォンを「問題」とするなら、この映画は「模範解答」といったところでしょうか。
★★★★
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毎年恒例のコナン映画。去年も見たのこの日だったけな。去年と同じくヴァージンシネマズ海老名にて。祝日/休日に見るにはもはや予約なしには考えられない気分になってきました。ビバ・いい席。
で服部くんを絡ませつつの京都推理&アクションの映画でしたが。まぁ、何だ、普通?
まず犯人、腕は立つけど別に頭は切れない普通の犯人でした。犯人の頭がよくないと、騙し騙されとなる推理バトルが成り立たなくなるので、「頭脳的にコナン、服部が追いつめられる状況を楽しむ」ということができなくなり、楽しみ度低下。
次にへっぽこ3DCG。それなりに頑張ろうと必死な様はうかがえましたが、絵で魅せるという部分でまだまだちゃんと描いた絵の方がよかった…と思わせてしまう出来でした。つか見てて、「これちゃんと描いた絵だったらいい感じになるのになァ」とか思ってました。
さらに新一、意味ねぇ。そもそも平次を動けなくするストーリー的な意味がないからなぁ。
つことで、多少はストーリー的に強引でも、絵、および状況で魅せる映画だったと結論。ストーリー的にはTVスペシャルレベルと変わらん印象。
でも実写使うのは納得いかんな…。3Dといい実写といい、「手抜き」と見てしまいますよ…。
★★☆
チャチな作りだ…。そもそも誰が「孤独」だったんでしょうか…。
本多知恵子は、まぁ、どーでもいいや。(やる気ねェ