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さよならの物語(0)

「彼岸」というのは「彼の岸」だと思ったら、思い出されたのは、中盤に「川を渡る」から「プロになる」決意を描き、その心情に沿う形で披露された「参宮橋」-----
2001年3〜4月を駆け抜けたアカペラライブ「アカペラ街」のことでした。
2001年。
2006年の今や、もう5年前(!)のことであり、こうなれば「ひとつ時代前」の出来事であるだろう。そう思います。

今回、blogに、こうして過去に書いた文章を再録しようと思い立ったのは、前述の「彼の岸」もありましたが、何と言っても先日「replay」を久しぶりに(年単位、で、「久しぶり」ですよ)読んだところ、自分が言っていること自分がやっていることなのに「なんだ!?」という位に他人として読めて、かつ、可笑しかったから(別称:自画自賛グループに仲間入り)です。
その会話の中で「アカペラ三部作」に関して3人ケンケンガクガクやっているものの、思えば、過去に自分が書いた文章は先だっての過去のサイト云々…の時も掲載しておらず、何年もほったらかしていたことに、ここで改めて気づいて。まー今更こんなの何人が読むかわからんが、出してみますか、ねえ、過去の汚点とやらを!(爆笑)と思ったのです。


はじめに「さよならの物語」は、2部構成です。
「極私的アカペラ街論」という、ライブに関する考察。主題に関して突き詰めて考えてみよう。という一文、これがひとつ。
もうひとつが、そこから派生した「極私的村上てつや論」です。2001年4月の俺は、村上に関してこぉー思っていたのか!という。ここまでくると精神的恥部です。
是非とも(1)をお読みの上、(2)を読んでください。その順で読まないとわかりづらい構成になっているので。


2001年。3月、4月という「ブレイクしだした」時期のゴスペラーズの背中を観て。その5年前に、5年前に当時ありったけの、持ちえた情報だけで、これだけバカバカしくも考えておったといふ、このバカさ加減を。ご時世のファンの方に「あー、昔からファンだった人って、こんな観点で観ていたのね」程度に笑いながら斜め読んでくださったなら、それで十分。懐かしいと思った方は懐かしいとニヤッと笑って、今一度、ご確認ください。


さよならの物語(1)
さよならの物語(2)

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さよならの物語(1)

※この文章は「GO UP HILL」に2001年4月にweb上にあげられていたものを再録したものです。
「さよならの物語」は「極私的アカペラ街論」と「極私的村上てつや論」のふたつから成り立っております。これはその「極私的アカペラ街」の再録です。
カテゴリーを「live」に分類したのは「アカペラライブに関して」で綴られた文章による、この一点です。

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これは「ゴスペラーズ坂ツアー2001・アカペラ街」を観て、芝居の主題に関して"私が"考察したことです。本編の動きだったりアンコールの「なりきり」だったり、メンバー各自のソロパートのレポートだったりというライブレポートとして欲しいと思われる箇所の記述はどちらかといわなくとも「ない」です。
本編は論を展開する都合上ピックアップしつつ書き出すものの、その流れは分断されているものが多く、実にライブの描写としては実に少ないと思います。
1999年「アカペラ人」、2000年「アカペラ門」そして2001年「アカペラ街」と続いた「アカペラ三部作」を奇特にも観ることの出来た"ひとり"が考えたものの、ひとつがこれだと思ってくださると幸いです。

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さよならの物語(2)

※この文章は「GO UP HILL」に2001年4月にweb上にあげられていたものを再録したものです。
「さよならの物語」は「極私的アカペラ街論」と「極私的村上てつや論」のふたつから成り立っております。これはその「極私的村上てつや論」の再録です。
カテゴリーを「monologue」に分類したのは「アカペラライブに関して」ではなく「私が思うに」で綴られた文章による、この一点です。
事前に「さよならの物語(1)」を読了後、お読みください。これを一読しないと、論の序盤の展開がわかりづらくなっております。何卒ご了承ください。

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情熱

近況といえば「3月に腰椎ヘルニアが発覚」の一行に尽きる。体にも金属疲労があろうよ、なぁ(溜息)と己の年齢を思い知る、さちサン@管理人でございます。
症状は左足膝下から足首にかけて顕著に出てますが「ヘルニア自体は左右に存在する」とは医者の弁。隠れヘルニア…!?(恐ろしい!)

家のご近所を数100メートル散歩する(恐らく400メートルも歩けない)(徒歩数分先の最寄りのバス停に行くのさえ、一息、ふた息、途中で入れないと歩けない)(散歩はリハビリの第一段階です)ことすら「大変なのでねえ」という今、自分の体が痛みなく動く状況は幸福なのだと思い知らされます。
思うのは、ライブに行くのは財力もそうだが(最初から財力、と、こうもはっきり言って御免)気力もいる、そして体力もいる。体も健康じゃないと無理(会場にも行けない)。と、思う。そして、これほど対象への情熱がないと続かない娯楽もない(爆)と思い知らされるわけです。同時に自分自身、更に自分の周囲が平穏無事で「行ける状況下」であるからこそ行けるのだ。と改めて思い知ります。

そんな折、「ニュースステーション」でOAされた「靴は履いたまま」のファイル(QuickTImeファイル、しかもversion、相当古い!Mac OSでも今、versionは7ですよ!)を見つけてしまい「あの頃は元気だったねえ、今と世代も違うからしょうがないとして…」とネガに思いつつ、自分自身にゴスペラーズに対する情熱があったのだなぁ…と改めて思い知らされます。
このOPテーマが流れていた頃、私はinternetの世界に入り込んだんでした。自宅開通は1998年7月。自宅にPC(Vaio)が届いて、DTI(プロバイダ)に接続して、で、あの頃ですから回線はISDNで。テレホ全盛期で。あの頃から数年は、まだ一部チャットに参加したこともある(笑)そして、1998年〜1999年当時は頻繁に余所の掲示板にコメントを書き残していたものだ。そんなことまで思い出されるのです。

ニュースステーションOP曲集より「6代目オープニング」

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