2006/Nov/12 | monologue
週刊月刊隔週刊
久々に「live」カテゴリー以外で、新しい記事を投稿する状態に「心離れ」という単語が浮かびますが…
それは横に置いて。
ゴスペラーズ、2001年以降はアルバム提げてのツアーとなると長丁場が相場となっておりますね。
昔を思い起こせば(「永遠に」は歌っていたが)ブレイク手前だった「ゴスペラーズ坂ツアー2000」(2000)は総数24本、このうち5本。
浜松(11/2)、沼津(11/3)、名古屋(12/3)、中野×2(12/8、12/10)に参加していたので当時「ツアーの総括しようと思えば総括を出せるわぁ」なんて余裕こいて笑って言っておりました。が、その後の奴らの軌跡はご存知の通り。
結果、1ツアー単位の通算本数は増える。一方、この人の参加本数は横ばいの一路。
内訳を晒すと「GT」(2002)は5本、こんなカンジ。
・4月:宇都宮(4/4)、八王子(4/7)
・5月:秋田(5/18)
・6月:沼津(6/6)、浜松(6/7)
静岡2公演後にW杯コンサート(6/28)を観ていて、彼らのツアーの合間に東京でBeautiful Songs(4/13)、大阪でCROSS YOUR FINGERS(5/4)観てるんですから、自分のこととはいえ機動力有り余り具合に恐れ入る次第です。
当時をより思い出す為に「GT」ツアー開始前の2002年3月14日の日記を一部抜粋します。
47分の11、これは今度の日曜日からツアー開始のゴスペラーズ、彼らの一都四県[東京・千葉・埼玉・神奈川]のツアー開催本数です。日比谷野音が出ていない時点の数字なので、実際は、この書いた当時(2002年3月)より増加してます。
神奈川が2、八王子、大宮と千葉が1ずつで3、中野が全部で6公演となると、ハイ(笑)11ですね。
て考えるとさ、本数だけ見るとホント首都圏重視じゃないか!!って思えません?
しかも一都四県の最大の特徴、この界隈は全部電車で動けてしまう。だから、千葉から神奈川、神奈川から千葉(どちらも横須賀線総武線快速で行けるわ)そんなのが思った以上に出来る。
つまり、はだね。遠征なんぞもくろむことなく複数公演、最低5本以上観ようと思ったなら、たとえば首都圏にいて、ならば。11本のうち半数のチケットを押さえ切れていればいいわけですよね、ってことに気づくわけ。
基本的に「県が違うから無理」なんて発想が、特に、この一都四県ではないといっていい。一大首都圏エリアだって、むしろグローバルに考えてしまう、私がいたりする。
いやなにせ「あー。カナケン?地元だけどさ、私、あそこを地元だと思って観たこと、ないんだわ」
じゃ、これに初日の群馬、4月の宇都宮、北関東を足してみます、関東地区だけで13。割り算してみ?北関東を含めた関東で13本だと全体の25%、越えるんだよ(0.2765…と割り切れない)。
そりゃ本数に制限なければ複数名で保険もかけることになるし、交換条件でのチケット譲渡の話になるでせうに。
-----以上、diary[020314]より一部抜粋
2002年当時、ツアー日程を見て思ったことは「(自分の住む)首都圏近郊で観るか否か」でした。
私の場合、2001年「凱旋門」ツアーで武道館FC優先で落選が頭にあったからかもしれません(中野は確保できたが人に譲ったのであって無きが如し)。なんというか「確実に取れる」感覚といいましょうか、保証が何もないと思えた。場所にこだわり過ぎたら危ないな、と思ったくらいに。
最終的に。このツアー、静岡2公演(個人的に「静岡シリーズ」と呼ぶ)を取るなら、首都圏全部諦める。それっくらいの覚悟を決めました。そうしないと参加するのもおこがましい、それっくらい思い詰めてもいた。
一都四県の争奪戦に参加しない。まだ多摩川越えた所に居住地を構えていた頃だったので、話題が関東、首都圏寄りなのは否めない事実です。だから47分の11なんていう発言にもなるし、北関東を含めれば、なる発言も出ています。
こう書くことで「地方が如何に努力しないと、たった1本の公演すら観に行けないか!それを解消する為に奴ら全国回ってるんだ」ってのも浮き彫りになる、と思いたいのですが…
話を少し戻しますね。「一都四県」にこだわりすぎない(苦笑)結果、移動可能な幅を広げて、北関東(スタレビの根本要さんの発言を借りれば「埼玉県北部も南東北」)は栃木、宇都宮の公演を押さえます。でも、これはFC経由ではなく、私が当時登録していた某イベンター経由で確保したもの。席は「なりきり」で村上さんからパートの指導が入らず(爆笑)忘れられた「3階席」でした。
この時の経験を生かして(東北新幹線使えば神奈川県内だろーと当日帰るの出来る!と知っちゃった、これはデカかった)後日、スガシカオさんを観に宇都宮を再訪することになるとは!(大爆笑)あの時は夢にも思ってなかったさー、なんてことも起こるわけですが、それはまた別の話。
最後に。「GT」の八王子は本当に他人のご好意、本当に棚ぼたでした。ツアー開始前も、開始後も、そして当初から計算に入れていません。もしも首都圏で観れるものなら、どの会場でも、それは儲けだ。そう思っていました。
その2年後、「号泣」(2004)に至ってはツアー前半戦の日程が出た段階で、かなり放棄モード(苦笑)と化しまして。どうも場所と日程と己の3つが噛み合わないんだ!
結局
・6月:三重・津(6/26)
・8月:浜松(8/9)、沼津(8/10)
・9月:東京(9/23)
ツアーの前半と後半、その折り返し直前の公演をどうにか観ることで「前半戦参加」とし。ツアー後半戦は、静岡2公演を押さえられたらネ申降臨モノ。東名阪の都市圏オオバコ、何処か1ヶ所はキープして。という内容となりました。
長期ツアーになって。自分が行く日を手帳に書き込み「今月は此処、来月は…」とやっていると「それって月刊誌みたいじゃん」と思ったことから、以来、参加する間隔を「月刊」「週刊」「隔週刊」「隔月刊」等、雑誌の出版間隔になぞらえて呼び習わすようになって久しいです。
今度の「セルゲイ」を、どういった日程で攻めるのかは想像にお任せしますが今回「月刊」のペースになるのか、「隔月刊」あたりになってまうのか。ハッキリしているのは「有休取得も出来ない今年中に観れるわけないじゃん」ですかね。