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思い出すのは

岡崎界隈の…(爆)じゃなくてですね、本題です。
先月になるのですね、もう。10月27日の黒沢さんのソロライブ@名古屋ダイヤモンドホール、観てきました。


前述にあるように、あたくし予習一切ナシです。アルバム買う前にライブ観てました(陳謝)力一杯な皆様に比べて、もう軽いったらない。「丸腰」は、そういった意味で使いました。
曲順なんてのは熱心な方々に任せるとして、思ったことを。
中盤から終盤を経るくらいまでは、達者だ。ひとりは初めてだろうけどステージ巧者だし、声も調子悪くない方じゃん。と冷めた一面をどっかに持って観ていたんですよ。
でも、本編の〆に「遠い約束」を歌っている時に「あ、よかったな」と思ったんですね。
歌う姿に「よかったな」と思ったら、ひたひたと心の中があったかくなって「幸せだな」
最後、そう思えたんですわ。
ひとりの幸せな歌うたいを観た。そう思ったら嬉しくて。


バンドを従えてひとり歌う彼を観て思い出したのは、5年前、2000年の彼で。
秋から冬にかけて、本編の〆に置かれた「永遠に」を、それはそれは頑張ってステージ中央で歌う姿でした。
その年の夏の終り、村上さんは斉藤ノブさんとこの「宴」で、ひとり歌いデビューしまして。
「(ゴスペラーズの)メンバ−観に来てねえ」というリーダーのコメントに笑いながら、その日はアンコールの「朝の食事」[加藤登紀子]に衝撃を受けたものでございます(爆笑)

時は流れて2002年4月、自身の「GT」の初日を出した宇都宮で思った沢山のことの一部分は、こんなキツいものでした。
「義務でヒット曲を歌うなら、歌わないでくれ」
嗚呼、人は極端なことを思うものです。
「永遠に」を歌う彼らに、私の目はヒット曲を歌う窮屈さが観えてしょうがなくて。
曲がヒットするって、こういうことを言うのだろうか?そう思ったら逡巡が始まったのでした。


2005年10月27日。
目の前には、ひとりの歌うたいがいて。伸びやかに、それは幸せそうに歌っていて。その姿に「幸せだな」と思った、それが本当に嬉しかったですね。素直に「いい歌をありがとう」と言えるステージであり、ライブでした。

あ、でも。突っ込みたいな(爆)←性分なんだよ。
開場後、開演するまで。2度ほどダンサーさんがステージに来て、ひとしきり踊って、客にフリもつけて、会場を少ぉしあっためて退場するの。あれね、別のライブで観たことある(爆)
昔、SMOOTH ACEの「DANCE×3」で平くん(当時のSAでアフロの男性メンバー)がやってたんですわ。「新しい演出」というよりは「懐かしい演出」で観てしまったアタシ(自爆)反省。


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冒頭の「岡崎界隈の」は、MC中、ZOOCO嬢の「岡崎のあたりは線路沿い、田畑ばかりで空が高い」発言がいちばん自分にシュートしたから、ですね、使いました(笑)
ホント、名鉄も豊橋から名古屋市内に入るまで乗車してんだもん、こちとら。岡崎界隈で暇で暇で、写真、携帯で撮りだしてんだもの(爆笑)
だから、ZOOCO嬢の仰る岡崎界隈の状態、ありありとわかるんです。
この田畑ばかりが恐怖に思えるのは、夜遅くに新幹線に乗車して、三河安城から豊橋に向かっている最中でしょう。
名古屋から三河安城までは、割合、窓の外に明かりが見えるんです。
ところが三河安城ー豊橋間は、本当に真っ暗。光を感じない(爆)トンネルに入ってないのに周囲がほぼ闇。よほど乗り馴れてない限り、何処を現在走っているのか、その見当が一切つかないのですよ!!あれはマジ怖い。
まだ浜松に到着する前なら、まー、湖を抜けて志都呂のショッピングセンターが見える。とかでおおよその現在地の見当がつくんですけども(微笑)
それがない、というのは怖い。
帰りの新幹線で、そんなことを思いながら、会場に向かう前に夜食に購入した天むすをほうばっておりました。

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