No. | 作品名 | 評価 | コメント | 転載許可/評価公開可 |
1 | 今日からマ王! | 見切り | #1のみ。主人公がトイレに流されるのを見て、トイレにチェケラッパーだなーと思ったぐらい。それだけです。 | 転載可
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2 | 金色のガッシュベル!! | ふつう | 重要な話や良い話、どうしようもない話はしっかりと作られていましたが、全般的なクオリティは低かったので“ふつう”止まりにしました。原作は近年まれに見る素晴らしい週刊少年漫画なので、様々な不幸や商品展開などの諸事情に翻弄されてしまったのは本当に残念です。 | 転載可
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3 | おねがいマイメロディ | 名作 | 固定観念にとらわれない柔軟な発想力と、沢山のキャラクターを漏れなく管理する繊細なシリーズ構成力、ちょっと突けば破れるオブラートに沢山の電波を詰め込んで視聴者に投げつけるクソ度胸(笑)。純真な子供だけではなく、その父親や母親そしてマニアのハートを揺さぶるという、少女向けアニメの新境地を切り開いた歴史的にも意義のある番組だと思います。切り開いた土地でセレブなトイプードルどもが金儲けをしている所を見ると、その是非についてはまだ何とも言えませんが(笑)。 | 転載可
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4 | うえきの法則 | 名作 | 制約条件を解りやすく説明し、それを最大限に活かした攻防を披露し、盛り上げるべき場所は確実に盛り上げて、視聴者にミスリードさせつつ正解を綺麗に提示する。基礎である起承転結が磐石であり、それを万全の作画と豪華なキャストが支えたことで、1年間見事に走りきれたのではないでしょうか。毎週毎週パッとする閃きとスッとする爽快感をいただき、ありがとうございました。 うえきの法則+は気長に待たせていただきます。 | 転載可
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5 | おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ | おもろ | #1の神がかった馬鹿馬鹿しさを最後まで乗り越えられなかったのは残念ですが、ミュージカルアニメを週1のペースで放送すること自体が無理だったのかもしれません。多分そんなことは皆解っているんでしょうけど、そこに敢えて挑んだワタナベシンイチ監督のチャレンジ精神は素晴らしいと思います。#1で解るように予算とスケジュールさえ確保すれば神がかった映像を生み出してくれるので、監督の並外れたセンスをフルで発揮する場所がもっとあれば良いのになあ…またハガレンで儲けないかなあ、とか思ったり。 ちなみに。マコ@松本彩乃のデタラメっぷりと古臭いアイドルチックな歌声、あのメンツでもなお空回りしてしまうユキカ@井上麻里奈など、萌えとはまるで違うぶっ飛ばし方向にスパークしまくる女性陣の健闘がナイスでした。 | 転載可
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6 | 焼きたて!!ジャぱん | 名作 | スポンサー(ヤマザキパ○)にいいように使われた感がありますが、冷静に考えるとこんな奇天烈番組を放送してくれただけでもうスポンサー様様ですよ。結局ベースがダジャレなので、なるべくシュールな笑いを目指し続けた原作に対し、馬鹿馬鹿しい映像と音楽と役者のテンションでガンガン押しまくるアニメ版。笑いの趣向は十人十色なので万人にお勧めすることはできませんが、ダジャレ1つ言うために10分使うのは…僕の中ではアリです。大好きです。アフロ@東地宏樹、河内@阪口周平、諏訪原@坂詰貴之、ピエロ@関智一、黒柳@子安武人、キッド@堀内賢雄、等など…彼等が織り成す奇天烈な笑いの数々に何度白旗を揚げたことか(笑)。特にモナコカップ編のぶっ壊れっぷりは極まってるので、自分が駄目人間だと思う人は是非!。 | 転載可
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7 | 闘牌伝説アカギ―闇に舞い降りた天才― | 殿堂入り | 最高。福本漫画をアニメにしたって面白くなる筈がない、という事前の想定を完全にかき消す素晴らしいアニメ版アカギでした。なるべく視聴者がついてこれるように常識的の範囲内で話を展開する番組が多い中で、“天才という名の狂人の言動をいかに表現するか”という難しいテーマに取り組み、それを見事にクリアしてしまうスタッフの手腕にはただただ頭が下がる思いです。アカギが何か口走るたびに脳味噌を電流が駆け巡る、こんな感覚を味わったのは久しぶりです。あと鷲巣@津嘉山正種の鬼気迫る演技も素晴らしかったです。唯一文句をつけるとすれば途中で終わってしまったことなので、できれば残りを2クールかけて作ってください。お願いします。 | 転載可
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8 | 甲虫王者ムシキング~森の民の伝説~ | おもろ | 社会風刺をふんだんに織り込んだ前半は、子供のトラウマを育むに十分な出来だったと思います。自分達の利益を守るために虫を焼き討ちする村の話、生命の危機を「めんどくさいから」で片付けてバタバタ死んでいくニートの森の話、死んでしまった息子を生きていると思い込んで話しかけ続ける老人の話、年端も行かない少女を生贄に出して平然としている村の話、自分の欲望を紛らわす為だけに虫達を集めて無理矢理飼育するマニアの話。どれも人間の負の面を包み隠さず描写し、解決策を示すことなく突き放したまま終わるという、あり得ないシビアさに毎週鳥肌が立ったのも今では懐かしい思い出です。 ただ、後半から番組の様相が少し変化してしまったのは少々残念でした。もしかしたら「視聴している子供の眼がどんどん濁っていく」という投書を目にした上層部から、「親子で楽しめる番組にしてくれ」と指示が下ったのかもしれません。結局、屈折した友人関係や親子関係の描写にスライドしてしまったので、投書は逆効果だったんじゃないかなーと思います。昔は優しかったけど今は権力に取り付かれてしまった夫、“夫を元に戻したい”という口実で子を捨てて夫の元に走った母、父と母に捨てられ日の当たる場所(ポポ)を羨んで生きる息子。どこにどう感情移入しろというんでしょうか(笑)。 とはいえ、人間の正と負の両面…特に負の面(笑)を重点的に1年間描いてきただけあって、クライマックスではポポやソーマの精神的成長が如実に現れていて、非常に感慨深いものがありました。最後にパサー@長島雄一の素晴らしい演技に乾杯、あんたやっぱり最高だよ!。 | 転載可
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9 | キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE 2 | 名作 | 正直結末を見るのが怖くて仕方なかったんですが、想像以上に清清しい最終回で満足しました。何年も前に放送された第1期シリーズ、数年前に放送されたものの中途半端すぎる最終回(26話の13話目でぶつぎり)だった第2期シリーズ、そして数十年前に連載されていたキン肉マン、全てを知っていなければ楽しめない非常にハードルの高い番組でした。それゆえに知っている人間にとっては堪らないネタやシチュエーションが数多く仕込まれていて、特に今シリーズ後半は毎週毎週面白くて面白くて。見続けてきた甲斐がありました。 | 転載可
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10 | BLACK CAT | ふつう | 原作付きアニメを構成するに当たって、短い時間に多くの要素を面白く解りやすく伝えられるようにする、というのは重要なポイントだと思います。大胆に原作を再構成したとはいえ、序盤は本当に綺麗にまとめられていました。演出も少し解りにくいきらいはありましたが、有り余る意欲に大きな可能性を感じました。だからこそ、後半の無茶な構成を見た時のショックは大きかったです。2クールという短い時間に原作の全ての要素を無理矢理詰め込んだせいで、サブキャラの描写はおろかメインキャラの描写すら疎かになってしまい、最後には何だか解らない番組になってしまいました。 ぶっ壊れクリード@三木眞一郎を堪能するために視聴したというのに、それすらもあっという間に消化されてしまって残念至極です。 | 転載可
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11 | ロックマンエグゼBEAST | おもろ | クロスフュージョンを排除し、疎遠になっていた友達を画面に出す。Streamにあった過激な馬鹿話やエロ話は影を潜めたものの、獣化による激しいバトルも見応えがあり、僕の中では本シリーズの方が数段面白かったと思います。ですがさすがにパラレルワールドを舞台にするのはきつかったです。これまでのシリーズにでてきた懐かしい面々と会えたのは嬉しかったものの、それは異世界の住人という何とも解りにくい設定でして。懐かしい面々を出せるのなら現実世界で出してあげればいいのに。 | 転載可
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12 | タクティカルロア | ふつう | 専門用語の飛び交う戦闘時のやり取りはそれなりにいい感じでした。でもストーリーは気がついたら終わっていたのでよく解りません(笑)。この手の番組では視聴者代表の男性を主人公にしないと色々難しいんでしょうけど、正直言って不要だったかなーと。そういう意味では彼(主人公)を戦闘から完全に排除したのは正解だと思います。そもそも13話しかないので戦闘と恋の両方を充足するのは至難の技、かといって色恋沙汰の決着を半端につければ痛い目を見るのは明らか。どうやってまとめるのかと思ったら…まさか結論を出さずに終わるとは。そうか、そういう手があったか!。って違うだろ!。 | 転載可
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13 | 落語天女おゆい | ふつう | 多すぎると思います。1クールで描くには人も舞台もエピソードも多すぎて、完全にオーバーフローしてました。唯@後藤沙緒里の底抜けに明るいキャラクターは結構好きでしたし、作画は最後まで崩れなかったので、萌え番組としてはアリかもしれませんが…結局単なる美少女戦隊物に留まってしまったかなあと。せめて2クールあればもっともっと面白い番組になったのになあ。 とあるドラマが落語を取り扱って話題になりましたが、美少女落語家なんてものが成立するのはアニメ以外にはあり得ないと思うのです(落語に詳しい訳ではないので、本当にいたら申し訳ありません)。誰もが認める美少女であり、耳に心地よい声で流暢に喋り、仕草だけで情景を描写する演技力があって。見た目、声、話の内容、仕草という厳しい条件を、アニメでは各分野の専門家に分担することで実現できてしまうのですよ。まあ需要があるのかは解りませんが、落語をテーマとして扱う以上はもっとチャレンジ精神を見たかったなあ…と。 | 転載可
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