新番組継続率 評価詳細(コメント有りor評価公開可のもののみ)
No. | 作品名 | 評価 | コメント | 転載許可/評価公開可 |
1 | ふたりはプリキュアSplashStar | 守備範囲外 | もう3年目でキャラも一新、ここが正念場か? | 転載可
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2 | Ergo Proxy | 不可 | かなり設定とかが面白そうだったのにスクランブル放送で見れず。情報が出た時点でかなり期待してたから、これにはガッカリした。これもどこかで放送されるまで待つしかないのかなぁ…。 | 転載可
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3 | 牙―KIBA― | よさげ | 何かと話題の井上敏樹シリーズ構成も、今の所意外に無難なお話。販促ありきの内容っぽいけどもこれから面白くなる事を期待で。 | 転載可
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4 | デジモンセイバーズ | 見逃し | 見るつもりだったけど見逃して放置しちゃってる。関東と関西で枠が全然違うのも、それにかなり影響してる。 | 転載可
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5 | おねがいマイメロディ 〜くるくるシャッフル!〜 | よさげ | ANIMAXで前作を同時期に見てるけども、それに比べるといささかのパワーダウンは否めない。でも相変わらず空飛ぶトンデモ展開は相変わらずで、こっちの予想を超える展開はまだまだあって面白い。個人的にはクロミ様視点で見て楽しんでる。 | 転載可
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6 | ARIA The NATURAL | 好き | 前作から何も雰囲気が変わって無い事がこんなにも有り難いとは…。相変わらずのほのぼの心温まるストーリーでそれが嬉しい限り。タダ今期は2クール26話との事で中弛みが無い事を祈るばかり。作画的にもラストまで頑張ってくれれば今度こそもっと化ける可能性はある。 とは言え、やっぱり安定した話の良さが1番の魅力かと。 | 転載可
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7 | スクールランブル 二学期 | 好き | これも前作からの続き物。監督の高松信司の降板、時間が深夜へと不安要素だらけだったけど、始まってみれば何の事は無いいつも通りのスクランでしたと。原作では不評だったらしいサバゲー編や文化祭準備編も、キャラが動くだけで面白いのも前作通りか。 元々持ってるポテンシャルを十分に引き出し、+αで更に面白くなる様に出来てる相互作用があるとまた嬉しい。前作に続いてそれは可能だと思うし。 | 転載可
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8 | ぜんまいざむらい | 知らない | | 評価公開
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9 | 妖逆門 | 守備範囲外 | | 評価公開
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10 | ブラック・ジャック21 | 守備範囲外 | | 評価公開
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11 | シムーン | ふつう | 世界観がわからねー…。段々と何が見せたいかは見えて来たものの、基本百合重視な設定が邪魔の様な。それが魅力なのかも知れんが、正直いらんだろ?とも思う。不思議メカシムーンとか、もうそういうもんだと割り切って見てるしなぁ。人物の心情を追うのも難しいから眺めるだけに抑えそう。 | 転載可
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12 | 銀魂 | 守備範囲外 | 原作もチェックして無いから、何となく見ないまんまに。あんまりノリが合わない感じ。 | 転載可
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13 | 桜蘭高校ホスト部 | よさげ | やおい臭い設定で最初はどうか?と思ってしまったけど、見始めたらそれが気にならないくらいに面白かった。基本的に金持ちで一般常識から逸脱したホスト部の面々に、アッサリサバサバしたハルヒのツッコミが面白さを生み出してるんだろうなぁ。最近振るわなかった坂本真綾が新境地を開いたなぁと感心する。これで普通に男装したカワイイ女の子なんだからタチが悪い。奇をてらった話の様で、意外と手堅いお話が展開されて見易いのも大きなポイントだろうな。崩れない作画もそれに続く感じ。このまま無難に続けばもっと評価が上がりそう。 | 転載可
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14 | エア・ギア | ふつう | ちょっと期待ハズレだったかも?中の人が素人ってのも最初は鼻についたけど、それは結構すぐに慣れた。それよりもAT描写にイマイチ迫力が足りないのが残念かな?もっともそれはこれからの展開として激しく動くかも知れないけど。シムカを中心に、隠したら何でも出来ると逆にエロさを追求する画面は、諸手を上げて応援したいんだけども。 | 転載可
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15 | ラブゲッCHU 〜ミラクル声優白書〜 | ふつう | 声優養成学校モノとかなり面白い題材を扱っているけども、やってる事は何の事は無いコメディ。内ゲバ的な話がもっと見れると思ったんだけどなぁ…。ベテラン声優と新人声優の共演ぐらいしか見るべきポイントが無いのは寂しいか。 | 転載可
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16 | ガラスの艦隊 | よさげ | 米村正二脚本(「仮面ライダーカブト」構成)でどうなるかと期待したら…、蓋を開けるとキャラは大真面目にやってるのに傍から見たらギャグにしか見えないという不思議な作風に。それをまたGONZOとサテライトのコラボレーションで描いてしまうんだからスゴイのかどうか全く持って分からない感じに。とりあえず、キャラの言動が空飛びまくってて笑えるからそれを楽しんで行こうかと。若干と言うかかなりホモ臭い感じもするけど、それも含めて笑えればそれイイやって思う。 | 転載可
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17 | とっとこハム太郎はーい! | 守備範囲外 | | 評価公開
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18 | スパイダーライダーズ 〜オラクルの勇者たち〜 | ふつう | 今期3作品も担当してる真下耕一監督作品(これは共同監督)。黒田洋介脚本だからどうなるかと思いきや、演出の所為かもっさり具合をヒシヒシと感じる。夕方からこれじゃあメインターゲットの子供がついて来れるのかな?かなり疑問だけども、おもしろさが無いワケでも無いか。個人的注目は人外役を演ってる小林沙苗嬢か。結果オーライで面白くなればイイんだけども…。 | 転載可
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19 | しばわんこの和のこころ | 知らない | | 評価公開
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20 | NANA―ナナ― | 見逃し | 原作の頭悪さは知っていたので、見逃した事を気に見ない事にした。結果的にその判断は正しかった様に思う。一般層、更に夢見る女性層がメインターゲットでしょ、これ? | 転載可
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21 | 姫様ご用心 | よさげ | 新谷良子のアホアホ演技を愛でるアニメ。まぁ冗談の様で本気なんだけど。全くもって話の筋も展開も無茶苦茶なカオスっぷり。話も踊る踊るし、それぞれの場面でもみんながみんなボケっ放し。中々ここまで壊れた話を作れないと思う。新谷良子のみだけで無く、登場からずーっと理解不能な言葉を喋り続ける宮崎羽衣とかキャラも変なのばっかり。タダ不満があるとすれば、誰もツッコミキャラがいない事か。ボケ倒して笑いが取れるかと言えば、そうでも無いなぁと思わされる。 | 転載可
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22 | いぬかみっ! | よさげ | 12話の男の裸満載のはっちゃけっぷりはどこへやら、最近は犬神キャラも増えてありがちな女の子いっぱいアニメに落ち着いた感じ。どうにもラノベ原作って肌に合わないのか、こうなって来ると魅力を感じ難いんだけども…。本筋は堀江由衣にエロセリフを言わせると、もうそれでイイやとも結構本気で思う。草川啓造監督には期待したいんだけどなぁ。 | 転載可
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23 | .hack//Roots | ふつう | 真下耕一監督第2段。前作に引き続いての監督も、やっぱりの不思議演出バリバリで若干置いてかれ気味。ここまで来て話が動いている様で全然動いて無い感じなのもらしいっちゃらしいのかも?でもそろそろ動き出して来そうで、ネットゲームと言う特性を上手く活かした展開が出てくれば面白くなりそうかな。でも微妙かも? | 転載可
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24 | THE FROGMAN SHOW | 守備範囲外 | | 評価公開
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25 | プリンセス・プリンセス | 不可 | 別にだからと言って悔しいとは思わないか。どうせ女性向けだろうし。 | 転載可
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26 | ZEGAPAIN | よさげ | 「新感覚の映像」とスタッフが意気込むワリにはそれが見れないかな?肝心のメカ・ゼーガペインの戦闘シーンがもっさりしていて尚且つCG独特の軽さを感じてしまうのは要改善か。「胡蝶の夢」をベースに、マトリックスの如く高校生活自体が幻なんじゃないのか?と言う展開も、ありがちっちゃありがちかとも。それよりも、最近は量子力学をベースとしたアニメ多いなぁ。一応「エンタングル(メント)」ってのも最新のタームだし。少しでもこの分野に触れる人間だから理解出来るけど、そうじゃない人にはタダの観念論にしか聞こえないだろう。 | 転載可
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27 | 砂沙美☆魔法少女クラブ | 見逃し | 見逃してそのまま。まぁ数的に仕方が無い措置かと。 | 転載可
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28 | ザ・サード 〜蒼い瞳の少女〜 | よさげ | まだまだ始まったばかりでどうとも言えないが、キャラの心情までナレーションで語ってしまうのは正直どうか?とも。映像はキレイだから、後はどの様に戦闘とかで画面が動くか?にかかって来るだろう。話としては分かり易いロストテクノロジーなファンタジーだし、やっぱりどう盛り上げるかにかかって来そうな感じ。 | 転載可
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29 | 獣王星 | ふつう | そうそうたるスタッフで作ってるだけあって、画面もキレイだしスケールも大きくて見やすい作品。今日び高山みなみ主役って逆に珍しい様な…?まぁそれもキャラの成長に合わせて参戦してくる堂本光一の素人演技がどこまでヒドイかに、これからはかかって来そう。無難な作品も、関西ではアホみたいにアニメが時間被りしまくってる火曜深夜なので、正当な評価が出来て無いとも思う。 | 転載可
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30 | xxxHOLiC | よさげ | 映画に続いてスタッフの継続で、実に原作の不思議で変な雰囲気が上手くフィルムに乗っかってると思う。またIG制作で、あの妙に手足の長いキャラがガシガシ動くから、そういう別な意味での気持ち悪さも感じる。これは普通に楽しめる出来かと。ある意味でしっかり背骨になる部分があって安定してるし。 | 転載可
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31 | ああっ女神さまっ それぞれの翼 | 守備範囲外 | 数の関係上、意図的にスルー。後々キッズステーション等CSでフォローしてもらえるのを期待すると言う、他力本願な感じ。 | 転載可
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32 | リングにかけろ1 日米決戦篇 | 不可 | 前作見て無いから、これも別に残念でも何でも無い。 | 転載可
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33 | きらりん☆レボリューション | 守備範囲外 | | 評価公開
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34 | ウィッチブレイド | 不可 | 個人的に今期大注目していた作品だけに、こっちの地方での放送が無い事が本当に悔しい。だって、うのまことキャラクターデザインに主役が子持ちの能登麻美子だよ?こんなの見ない手無いじゃないか!!基本的にエロい感じが押しなんだろうけども、どうにも見れない事でストレス感じる背景は、今期はどの作品も概ね関西でも楽しむ事が出来ると言う事からだろうな。他の地域の人にとってこれも贅沢な悩みなんだろうけども…。 | 転載可
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35 | ロックマンエグゼBEAST+ | 守備範囲外 | | 評価公開
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36 | サルゲッチュ 〜オンエアー〜 | 守備範囲外 | | 評価公開
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37 | 彩雲国物語 | 見逃し | 個人的好みの桑島法子主演でチェックしようと思っていたものの、土曜午前と言う時間に起きてる事がまず無くて見逃し。そのままズブズブになってしまった。地上波に回ってくれば、その時に見てみようとは思う。 | 転載可
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38 | ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! | 守備範囲外 | | 評価公開
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39 | ツバサ・クロニクル 第2シリーズ | ふつう | 真下監督ラスト。前作に続くものとして、また↑と同じCLAMP原作作品として、無難なおもしろさになる事を期待。…でも前作でも感想が書き難い抑揚の内縁シュがあったから、また今回も不安なんだけどなぁ。放送局もNHK教育だからよっぽど突飛な事もで着ないだろうし。あと、せっかく同時期にやってるんだから制作や局の垣根を越えた「xxxHOLiC」とのクロスオーバーを見せてくれると嬉しいなぁ。感想書き辛いんで、どこまで頑張れるか微妙だけども。 | 転載可
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40 | 少女チャングムの夢 | 守備範囲外 | | 評価公開
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41 | 格闘美神 武龍 REBIRTH | 守備範囲外 | | 評価公開
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42 | TOKKO 特公 | 不可 | 知らん。 | 転載可
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43 | 味楽る!ミミカ | 知らない | | 評価公開
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44 | 新星輝 デュエル・マスターズ フラッシュ | 知らない | | 評価公開
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45 | 学園ヘヴン | 知らない | | 評価公開
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46 | 妖怪人間ベム HUMANOID MONSTER BEM | まぁ見切り | 所詮旧作は旧作だった感じ。 | 転載可
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47 | Soul Link | ふつう | 若本規夫の怪演が聞きたいだけ、これで十分かと。振るわない作画、緊張感と現実味が無い戦闘、更にはなんちゃって閉鎖空間モノと、ことごとく空を切ってる様な展開に段々辟易として来た。極限状況で諸々って事で、それもまた原作のエロゲーの一部要素だったのも無理から前にした感じで感心しない。まぁそれでも謎の要素とか裏切りとかこれから色々とはありそうだけども…全然化けそうに無いなぁ。 | 転載可
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48 | 吉永さん家のガーゴイル | よさげ | これまた若本御大出演作品。…でも全然ボケは無いよ、と。むしろクソ真面目な門番・ガーゴイルが逆に周りと乖離して面白いと言う構図は結構見受けられるけどもね。意気のイイキャラ達がドタバタしててんやわんやなスラップスティックなお話かと思いきや、そんな満艦飾なのは文字通り飾りで芯の部分は泣かせる話だったのも意外かな。非常に上手いお話の構成で面白いと思うんだけども、件の火曜深夜帯って事で見たくても十分に見れて無いという悲しい事態に。贅沢な悩みだとは言え、本気で悔やむばかりの毎回だったりもする。あ〜、ホントに毎回しっかり見たいんだけどもなぁ…。 | 転載可
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49 | BLACK LAGOON | よさげ | 兎に角言葉が汚い、ピーも全く入る事無いスラングも普通に出て来るという素敵な下品話。ここまで黒くてならず者全開なアニメってのも珍しかったかも?その辺を徹底してる辺りは非常に好感が持てる。また、非常に作画がキレイなのも特徴かな?南国での海の様子や海上でのガンアクション等、眺めるだけでも十分に面白いし。渋いオッサン声声優・磯部勉氏の小粋なトークに毎回ズッキュゥゥンしてる感じ。どこかで指摘があったけど、レヴィの無敵アクションとかはハリウッドのB級アクション映画に繋がるなぁと。色々見所あって面白い。 | 転載可
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50 | 涼宮ハルヒの憂鬱 | 大好き | 何は無くとも初っ端から原作見読者置いてきぼりの初回を持って来たり、ED「ハレ晴レユカイ」のありえない細かい動きのダンス作画だったり、兎に角突飛さが目を引くものの京都アニメーションの底力をまざまざと見せ付けられてる印象。いつも話題になる驚異的なクオリティの作画も健在であり、毎回毎回そこには頭が下がる思い。素直にこういうのが見れて嬉しいと言える(特に背景がやっぱりおかしいぐらいに細かい)更には今回はシリーズ構成からぶっ飛んでいて、原作の「涼宮ハルヒの憂鬱」を軸に時系列をグッチャグチャにしていても尚且つ話の内容なり各キャラの個性が分かる様になってると言う上手さ。最初から最後まで京アニの芸の幅広さに毎回驚くばかりだ。 正直お話自体はありそうな少し不思議で楽しい高校生活モノなんだけど、話の作り方が変わってたり画面がしっかりしてるお陰で、原作のポテンシャルを十二分に引き出した上に更に付加価値加わってスゴイ事になってるとも。他所様のサイトでもブッチ切りのVIP扱いなのも頷ける。このままこのペースで持って行ってくれたなら、ウチとしても殿堂入りとなりそうな予感も。主人公がブツクサ心の中でツッコミ入れまくるってスタイルってのも、この作品が面白い主要因な気がするなぁ。 | 転載可
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51 | 女子高生 GIRL'S*HIGH | 好き | 面白い。明け透けで下品でバカだからこそ面白い。残念ながらずっと共学だったから女子高なんてものに触れる機会は無かったけど、ホントにここまでキテる感じなら幻滅だなぁ。キャラクターの回し方も上々だし、それぞれの話もギャグ満載で面白いし。何よりエロを扱ってるのに全然それがイヤらしくないのがスゴイよ。個人的には徹底して天然アホキャラを演ってる能登麻美子に注目。エロから惚気トリップからキレキレまで、1人八面六臂の大活躍。これだけでも十分見る価値はあると思う。後は梅津泰臣のEDか。OPもEDも曲がイイのも好印象。 | 転載可
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52 | うたわれるもの | 大好き | これまた作画もお話も、全てにおいて素晴らしい作品だ。まずはOPの出来が秀逸過ぎる。こと話を限定すれば、今期No.1の出来だと思うなぁ。話もそれに見合う堅実さであり、段々と勢力が大きくなっていく反乱モノか。最近になってようやく戦いが大規模になって来て、軍師の主人公の能力が如何無く発揮されて来て面白くなって来た所。これからドンドンと扱う事柄大きくなるんだろうけど、原作ゲームの質を上手い事定着出来てると思う。後はやっぱり作画の良さに大いに後押しされたアルルゥ&エルルゥ姉妹のかわいさだけはガチ!!な点かと。それだけでも十分見る価値あるよ、マジで。 今期「涼宮ハルヒ」に負けず劣らず面白い作品。どっちかと言うとこっちの方が堅いので、その方面で化けてくれる事を期待。作画レベルを落ちず、多人数戦闘もしっかり描写出来たならその時点で神レベル確定だなぁ。 | 転載可
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53 | ストロベリー・パニック | ふつう | 「マリみて」二番煎じ。展開にも中身が無く、女子高3校連なったり主人公は寮に入ったりしてより百合百合をアグレッシブにした内容か。唯一のポイントは多人数キャラで多種多様な女性声優の声が聞ける事にあるとは思うけど、相当上手い事回さないと全キャラの魅力を出す事は出来ないだろうなぁ。つか、話も設定も厨房臭くてヤになりそうな感じもするが…。中身が無いだけに、いつ脱落するかも分からない状況ではある。 | 転載可
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54 | 魔界戦記ディスガイア | 守備範囲外 | | 評価公開
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55 | 錬金3級 まじかる?ぽか〜ん | 好き | これまた流行りもんの百合か?と思わせるOPは実はミスリードで、内容は結構健全なショートギャグ。まぁ勿論若干のエロいのもあるんだけど、基本的には脱力系のヌルイギャグが中心。人間社会の常識を知らない魔界のプリンセス4人がてんやわんやと、良くある形式ではある。でもその中でも設定や性格を裏目に取った笑いとかが出てて、これがまた面白いんだよね。変CGと電波ゆんゆんな歌詞のEDがまた印象的。頭ん中がピコピコするのに、終わると寂しくなると言うスゴク不思議な感覚に毎回なる。 | 転載可
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56 | ひぐらしのなく頃に | 好き | 大人気同人ホラーノベルのアニメ化。もう既に鬼曝し編が終了したものの、主人公が徹底した精神的プレッシャーに押しつぶされて発狂したり、周りのカワイイキャラが一瞬で豹変したり、誰の信じれない不信感が全開で困ったなぁ。スプラッタチックなのもホラーなのも元々好きじゃないものの、各所に散らばった謎のポイントとかが気になる様に構成されてたり、イヤなんだけども見てしまう様に仕向ける展開の上手さはある。てか、声優陣も難しい演技を良く演ってるなぁとも感心するなぁ。正直視聴者に対して色々と優しく無い、薄気味悪い話だと思うけど、面白さは理解出来た感じ。苦手だからやっぱりしんどい部分はあるものの、キッチリ見続けたいと思う。 | 転載可
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57 | 吉宗 | 守備範囲外 | | 評価公開
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58 | RAY THE ANIMATION | 守備範囲外 | | 評価公開
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59 | 西の善き魔女 Astrea Testament | よさげ | 画面はキレイ。良く動いているけども、少し乗り切れない部分もある。それは多分展開が早いって事なんだろう。中世ヨーロッパ風の世界観に色々盛り込んだ感じだけども、女学園でやおいネタ大流行ってそれは無いだろうと突っ込んでしまったが。まぁコレも現状維持も、少し化ける要素が弱いかも知れんなぁと。 | 転載可
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60 | ひまわりっ! | ふつう | 1年には1作品はあるスターチャイルドレーベルのダメ作品。それでいて作画がイイもんだからビックリだ。これだけの数新作があるのにどこも頑張ってヘタレて無いのはかなり驚嘆な事態だとも。この作品、色々キツイ所があるけども眺めるだけなら問題無いかも。とりあえず主役の素人演技も、慣れて来た自分がダメになってる気がする。 | 転載可
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61 | 夢使い | ふつう | 眠い時間にやっている眠い作品。原作はどうかは知らんけど、この程度になるんだったらどうしてアニメ化したのかは謎。件の通り、火曜深夜は数も多いからこのままなら切ってしまう可能性が高い。特に内容も見えてこないしなぁ…。 | 転載可
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62 | GUN道 MUSASHI | 知らない | | 評価公開
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63 | アクビガール | 知らない | | 評価公開
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64 | フラカッパー | 知らない | | 評価公開
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65 | ぽかぽか森のラスカル | 知らない | | 評価公開
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66 | モンチッチとあいちゃんのベビチッチえいご | 知らない | | 評価公開
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67 | ハローキティ りんごの森のファンタジー | 知らない | | 評価公開
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終了番組評価 評価詳細(コメント有りor評価公開可のもののみ)
No. | 作品名 | 評価 | コメント | 転載許可/評価公開可 |
1 | 半分の月がのぼる空 | ふつう | 6話と短い中で結構ある原作をまとめたなぁと言うのが印象かなぁ。だからこそ、色々足りないなぁと思う事も多いけど…。画面は総じてキレイで見易かったものの、話は「不意に入院した病院で難病の女の子と出会って、色々あって先が短いけど相思相愛になりました」で済んでしまうある種テンプレ的展開だからそれ以上に見ててノレ無かったのも事実。恐らく原作のノリなんだろうけども、今になるとお笑い的要素も要らなかったかなぁ?(プロレスに偏ったネタは個人的には好きだったけど)主人公たちは高校生だからこそその「なっちゃいない」関係性も認められるけども、まわりの大人があんまりイイ大人とは言えないのもマイナスかな?元ヤン看護婦もまんま同じ関係を経験した担当医も、だから?としか思えなかったし。それもこれも、やっぱり背景を掘り込む尺が無かったからの様な…。病弱だからこそのツンデレヒロインは、今にして思うと王道っちゃ王道か。まぁこれも男が惚れる女の要素なんだけども。 ともあれ、色々と「足りない」感が強かった作品。文学作品の引用とか中々面白い演出もあったけど、どうにも入り込めなかったのは原作そのものの所為か見てるコッチの所為かは分からない感じで。自分はラノベ作品が苦手かな?と本気で思い始めた作品だった。 | 転載可
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2 | 交響詩篇エウレカセブン | おもろ | あーだこーだ言いつつ1年間付き合った作品。それが出来たのも画面のクオリティが高かったからかな?5話に1回ぐらいは板野サーカスが見れたし、第3期OP(うつのみや理担当)以外はどれもOPはガシガシ動いたし、そういう意味では良かったのかも知れない。 いざ話の内容になると、これは少し残念な点も。どこぞのアホのプロデューサーが無理から話を3クール→4クールにしたらしく、その辺の間延び感は色んな所で感じられた。レントン家出編もその煽りの様な気もするし。テンポが少しもたついて悪かったのが勿体無かったか?そう言えば最終決戦前に謎にフットサルするなんて迷編もあったなぁ(これはこれで結構上手い事話に繋がっていたけども)。前半のボーイミーツガールは普通に良かったけど、人殺しに気づいて迷うレントンで腰を折られ戻って来てもゴチャついたのが少しキツかった。でも後半の盛り上げはなかなか良かった気もする。軸をレントンとエウレカ持って行って、まわりのゲッコーステイトの大人がそれをフォローするって流れも悪くなかった。対の存在であるアネモネも救われて良かったんじゃないかと。ラスボスたるデューイが悪役し切れてなかったのと、最後の最後のコーラリアン共生論は微妙だったかも知れないけど、それでもメインの2人が結ばれました!!で大団円つけたんで、もうそれでイイかって気になったし。 総じて、気鋭で贅沢な人材を使ったワリには突き抜け切れなかったなぁと言う印象。画面に関してはほぼ文句つける事が無かったから後は話なんだろう、やっぱり。明らかに制約になりそうな変な不殺とか反体制を扱いだすと、結構上手い事まとめるのは難しくなるんだなぁとも思った。音楽とのコラボもそこそこ良かったかも。同じスタッフでももう少し毛色の違う話が見てみたくもある。 | 転載可
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3 | ゾイドジェネシス | 名作 | 販促ありきの玩具付きの作品としても、1年かけてジックリかけて描く少年の成長モノとしても、ドンドン仲間が増えるロードムービーとしても、そして強大な敵に立ち向かうレジスタンス戦略モノとしても、どの観点で見ても良く出来ていた作品。子供向きな要素満載も、見ていて損は無かったと胸を張って言える真っ当で丁寧で真摯な作品作りの姿勢がアリアリと画面から感じられた。真剣に面白いものを作ろうという熱意が感じられただけでも評価は高い。タダ惜しむらくは前半や途中で明らかに作画崩れがあった所か…。これさえ無くて作画レベルがもう少しだけ高かったら間違い無く殿堂入りしていた作品。そういう意味では非常に惜しい。後半やラストでは今作で有名になった(特に第23期EDが印象に残る)沼田誠也がガンガン絡んで来る様になってからは格段に良くなったから、余計にその思いも強い。 元々ゾイド自体を好きだった事も少なからず影響してるとは言え、地方の何も知らない少年が段々と反乱軍の中核を担う様になる展開をそれが納得になる様に周到に展開を経て示して行ってるのが印象的だった。ここまで手堅い展開が出来てる作品がどれくらい他にあるだろう?それと同時に女性キャラが元気良かったのも印象的かな?無敵団は番外としても…、堅い話ばかりで無くその辺で柔らかい話を織り交ぜた緩急があったのも嬉しい所。最初の頃はルージ君ウホッなザイリンとか、そんな楽しみ方してたのが懐かしいや(もっともルージは老若男女問わず好かれる素直で直向な性格から来るカリスマ性を持ってたって事だけども)。CGゾイド戦闘も最初はこなれなかったのかバンクやおざなり物が多かったものの、ムラサメライガーのエヴォルト(進化)や後半になって慣れからか、登場するゾイドの種類が増えてもそれが逆に良かったと思えるぐらい冴え渡る様になり、キャラだけで無くそっちの展開も楽しみになったのも大きく評価を上げるポイントだった。ついつい玩具を買ったのも、作品に勢いがあったからこそだと。 いやホントに1年間上手い事続いた作品だったと思う。全ての展開があってこそラストに雪崩れ込めるってのは、盛り上がりの意味ではかなり大きいんだなぁ。燃えも萌えも適度にアリ、且つ健全で楽しい一年間だった、ありがとう。 | 転載可
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4 | よみがえる空―RESCUE WINGS― | 殿堂入り | 素晴らしい人間ドラマ。自衛隊小松救難隊の活躍を描いた作品で、かなり硬質なドラマが展開された事にまず感動。フィクションなんだから突飛な話もイイんだけど、こうして実際の物事に即した話もこの作品な様に徹底した取材によるリアリティの追及により、アニメとして全然イケるんだなぁと再認識もさせてくれた。お話自体、実写レベルでも十分に通用する話だけども(「海猿」を例に挙げるまでも無く、レスキューモノは流行りなんだけどね)、そうするとどうしても肝心要である危険でヘタレがちなレスキュー描写をアニメと言うハッタリが許される媒体になった事でより面白さが増したのではないか?とも思う。作画も終始ずっ〜と最高レベルを維持してくれて、今期の中では文句無しのNo.1作品だと自信を持って言える。自身初の「殿堂入り」も、納得だ(もっともこれは「今回が最後だから」と言う頭がある事も少なからず影響してるとも思うが…、どうでもイイ様な話だけども)。 戦闘機乗りを諦めざるを得なくなった主人公が、厳しい上司(関係無いけど、本郷三佐の奥さんのキレイさと子供の可愛さは異常なレベルだった)や困難な仕事に立ち向かう事で徐々に仕事への意気も実力も上がって行くという展開も良かった。実際最後には大成して…とそこまで行かないまでも、それは現実にもそうだろうしそれでも実力や心構えが着実に育ってるのは感じられたし、その辺りのシビアさも好みな点。シビアさと言えば、要救助者が奇跡的に助かる事なんて稀でバンバン死ぬ呆気無さも、語弊があるが良かったと思う。そうだ、人間は簡単に死ぬんだなぁと思わされた。自分の被災経験(地震)から、最初の女の子が助からない話はキツかった。でもそれこそが後々で活きて来るんだから、必要な死を必要な死として描き、そこに思想も理想も無いスタイルが好みだったのかも?最近年取った所為か、盛り上げ無しに人が死ぬ方が真っ当だと思う様になって来たし。とは言え、最終エピソードの大学生山岳部パーティーがバンバン死んでいくのは勿論見るのからして辛かったけども…。ともあれ、あるべき姿をそのまま示す姿勢が自分の好みと合致したのが大きかったと。 そして忘れてはいけないのが能登かわいいよ能登、もとい恋人めぐみの存在。彼女が同様に新社会人として弱小出版社で夢と現実の狭間でもがく図もまた、主人公の描写に深みを与えていたと思う。直接関連する事は無かったとは言え、実践の場で様々な事を知って自分の理想との差を埋めて着実に進んでいく図は、これから社会に出て行く自分がぶつかるであろう姿ともダブった気がしてそれも共感を誘った。まぁ単純にビジュアル的にキレイだなぁ、能登麻美子声だなぁ、岡山弁って面白いなぁって、そういう事もあるんだけども、正直言うと。色んな意味で彼女がいて救われた気がする、主人公も話も。 色々とどの話もどの場面も思い入れ深いんだけども、中でも殿堂入りするキッカケとなったシーンは第7話ラストでのみんばでカラオケで「ひょっこりひょうたん島」を大合唱・大熱唱するシーン。本郷さんのトラウマである昔話や自衛隊員の心情がそのまま歌詞に乗っかって、画面や話や雰囲気、全部が全部押し寄せて来て鳥肌が立って感動した。これほどまでにアニメの一シーンで感動した事は、ちょっと過去に思い出せない。この場面が見れただけで、この作品に出会えて良かったと言える、それぐらい良かったシーンだった。 この作品に出会えた事、この作品を作り上げたスタッフに感謝したい。正直ここまでストライクな作品になるとは思ってなかったけど、自分の嗜好を考え直す機会にもなった、大袈裟で無くて。勿論お金さえ工面出来たら真っ先にDVDを買いたい作品であり、DVDのみ収録の第13話も間に合わなければ最大限の力で何とかして見たいと思う。兎に角、素晴らしいの一言に尽きる作品だった。良かった。 | 転載可
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5 | おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ | おもろ | アニメでミュージカル、どんなもんか?と最初は不安に思ったものの、見てみれば何の事は無いワタナベシンイチ監督お得意のハチャメチャギャグモノだった。下らない下ネタやパロディネタを歌に乗せて送るというスタイルは斬新と言えば斬新だったか。それを歌唱力のあるキャストが見事に答えたのが印象的。時事ネタを上手く取り込む柔軟さも面白さに一役買ってたなぁ。 話の筋はそんな感じである様で無い様な無体な感じだったものの、その時事ネタと言うか特定の人物へのパロディが走ってた感じ。前半の内容のヤバさ見てるこっちが大丈夫か?と何回も思ったし。ラストも現役総理大臣をパロるというビックリの内容だった。こういうおバカを大真面目にやる姿勢は物凄く応援したい。また、主役の松崎しげるを始め、キャストの歌唱力がホントにハンパ無かったなぁ。中でも、途中から参戦もある意味でメインよりも目立ちまくったユキカ役の井上麻里奈が1番印象に残った。滅茶苦茶歌上手いし、これから注目したい声優だ。毎回のゲストも豪華だったし、こんな人が?と思う人がはっちゃけた歌声を披露してくれたり、その辺りの意外性も良かったと思う。 ゲラゲラ笑うとまでは行かなかったけど、ツッコミ所満載でくすくす笑えたのが面白かった。最早こういう実験的手法はお手の物となった感のある監督だけども、普通の作品も見てみたなぁとも思う。まぁそれなら良さが半減してしまうけど知れないけども…。 | 転載可
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6 | ガンパレード・オーケストラ(白緑青総括) | ふつう | 発売されるゲームの内容とは激しく乖離しまくりで全くもって販促になって無いなぁ、ってのがまず感じた事か?そもそも前作の「ガンパレードマーチ」とも全く食う気が変わってしまったのは残念だった。前作のシビアな戦闘と、それと対極にある隊員同士の学園パートとかのギャップを楽しむ要素がスポイルされてしまったし。様々な要素がスポイルされて、少し残念な部分が残ってしまったなぁと、そう思う。 詳しくは各章毎に詳しくまとめるが、その話を見てから次回が楽しみだとか待ちどうしいと思えなかったのが大きかった様に思う。実際後に(キッズステーションで)毎日続けて見たらそれなりに見れるもんだなぁと、評価が改まったし。要は1週間の間を置いて見るほど続きが気になる様に構成出来て無いって事らしい。一気に見るとそれなりの面白さがあるってのは新たな発見だったけど、やっぱり評価としては週間ベースのものを出すのが妥当なので、この程度になってしまう。全シリーズで作画が崩れなかった(むしろかなり高さをキープしてたか)のは素直に評価したいけども、正直ゲーム内容に即した堅い話で良かったんじゃないか?とも思う。 | 転載可
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7 | ガンパレード・オーケストラ 白の章 | ふつう | シリーズとしては1番尺がある9話構成も。ずーっと隊長と隊員が仲違いをするというストレスの溜まる展開の連続でそれがキツかった。故に戦闘もシックリ来ないばかりか失敗の連続でどうにもならなかったし。最初はそれでも構わなかったんだけども(そういう設定だったし)、訓練を積んでもそれほど改善されなかったり、件の反抗的な態度がそれに密接に関係してたりして最終的に成功したとしてもカタルシスを得るにまで至らなかった、と言うか負の遺産が多過ぎてあんまり気持ち良く感じなかった。話としては多種多様であり、色んな毛色の話があったバラエティ感は悪くないんだけど、話の構成的に必要なのか?と思う事が多かったのもマイナスポイント。せっかくの個性的なメンバーも動かし切れてなかった感じ。まぁそれより何より1番残念だったのは、狂言回しっぽく若本規夫(ハードボイルドペンギン)を全然活かせなかった事か。今思うと存在自体、無くても良かったし。 | 転載可
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8 | ガンパレード・オーケストラ 緑の章 | ふつう | 雷電と言う生物兵器部隊の中国でのゲリラ戦。白の章が雪国だったから、かなりガラリと場面も変わって今度こそ激しい戦闘描写が見られると期待したんだけども…。これまた大きな幻獣相手に生身の人間が戦いを挑むという無理アリな戦闘であり、更に前半では前線に出れたものの中盤は後方待機に当てられて期待した戦闘描写も見られないでまたフラストレーションが溜まったという悪循環。頭にそういう負の感情があるので、そこで展開される各人のエピソードも全然乗れなかった感じ。各人の背景を掘り込むのはイイが、現在がどうなのかをもっとしっかりしてからの方が良かった。中でも整備少年が難病少女を海を見せようとして死んじゃうと、そんなベッタベタな話には辟易としてしまった。でもって、最後には戦意高揚の為の玉砕戦を知らされないで挑まされたり、しかもラストはジャンプ打ち切りの如く「俺たちの戦いはここからだッ!!」なんだもん、どうしろと?各話サブタイトルが映画(それも結構古めの洋画)のタイトルってのは面白かったんだけども、やっぱり評価としては低くなってしまう。 | 転載可
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9 | ガンパレード・オーケストラ 青の章 | おもろ | 何とまぁ小笠原諸島なんで最初っから最後まで全くもって(本編自体には)幻獣が出て来ないと言う展開に驚きもしたものの、実は全部の中では1番面白かったり。いや良く考えると、「ガンパレ」としての面白さは皆無なんだけど、話としては1番見れたという事で。シリーズ最短の7話しかないものの、脚本を務めた米村正二の実力からか、各キャラが活き活きと動いて良かったと思う。ホントに1mmも戦う気配なんて無いものの、キャラクターの活かせ方や立て方が上手くてそれで話が持つものだと感心した。基本的にはネタキャラばかりだったけども、中でも古関里美のインパクトは異常。186cmで完全少女趣味と、彼女の主役回のトリップ全開展開には大爆笑した。中の人氷上恭子が元々好きだった事もあるけど、「世界をリボンで埋め尽くす」とか最早意味不明だ(笑)。恋愛や人間ドラマありーの、島での不思議な出来事(これがメイン?)ありーので、少し微妙で全然らしく無いけども、出来は1番良かったと思う。青の章だけでも、全体見て良かったと思えたし。 | 転載可
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10 | キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE 2 | おもろ | 超人ワールドグランプリ決勝トーナメントが中途半端に終ってたのでその続き。正直前作見て間が大分空いてしまったので繋がりははっきり覚えてなかったものの、キン肉マン好き、引いてたプロレス・総合格闘技好きな者として、そこそこ楽しめた印象。最新のプロレス技や総合格闘技の技が反映されてるのも、見てる方の心を擽ってくれた。元々作画的には心配すると事も無かったし、見る前に期待した分はキッチリ楽しめた、そういう内容か。 まぁ最早「キン肉マン」や「プロレス」なんてジャンル自体が見る前からえり好みしてるから、一見さんにはキツイかな?と言うのが正直な所。だからどこがどう面白いのかって聞かれると、結構説明するのが難しいなぁ…。とは言え、旧作を知ってたらイヤでも盛り上がるであろう万太郎とケビンマスクの親子二代での決勝戦は良かった。王道だけども、ケビンのセコンドが実はウォーズマンだったってのも良かったし、それぞれのイデオロギーがぶつかるアツイ戦いだったし、盛り上がったから全然問題無しと。…でもやっぱり、そもそもこういうジャンルが好きじゃないとまず楽しめないだろうと、どうしてもそう思うなぁ…。出来たら一気に見せて欲しかったか、後は。 | 転載可
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11 | かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 | おもろ | 男の子が女の子になって展開される、かなり不可思議な女の子3人による三角関係。基本的にはハナっから全然男の子っぽくなかった主人公・はずむが徐々に女の子化して行く展開をほくそえみつつ、中盤〜後半はそれぞれ魅力的なヒロイン、女の子女の子した・やす菜とボーイッシュな・とまりの恋の鞘当て…を楽しむのが大まかな流れだったか。出演女性声優が旬を掴んだ豪華だったのも記憶に残る(植田佳奈、堀江由衣、田村ゆかり)。最近は時代にマッチしていない感がバリバリのあかほりさとる原作も、その臭さが前に出て来なかったのは物凄く好印象。もっとも、無理から押し込んだ様な水谷優子声の素っ頓狂女性教師、「オネニーサマ」(超懐かしい)アホ声新谷良子、過剰にスキンシップも止める親父とそれにプロレス技でツッコミ入れるオカンと、その臭いがするキャラはいたものの、得てして暗い話になってしまいそうな本編を賑やかしてくれる存在として、個人的にはありがたく上手く使ってるなぁとも思った。作画も総じて崩れる事無く高いレベルをキープしてくれて、非常に見易かったのもまた良かった点。 で、内容だが、やっぱり途中の3者合意の取れたハーレム状態から些細な勘違いから瓦解、更に最終的には選べなかったはずむが「病気持ち」のやす菜と結ばれると言うラストと、この辺が重い感じだったのが難点かな?もっとも、それ以上に物議を醸し出したのは「とまりちゃん、あのね…」のはずむで終らせた、DVD最終巻を買わせようとする反則で販促な最後の描写なんだろうが…。これによって、この作品は大分を損をしたなぁと言うのが正直な所。別にあのラストのままキレイに終らせて、後はエクストラでDVDで良かったんじゃないか?実際、真のエンディングはDVDって「かみちゅ!」でも見られたけど、あれはあれでテレビ放映版でしっかり終ってるように真摯な姿勢で作ってたし、それに比べるとどうしても落ち度が出て来てしまう。そもそも、はずむの決断も結局はまわりの状況に応じて仕方が無くって感が強い。あのまま放ってたら確実にやす菜は壊れただろうし。個人的には男性認識障害のやす菜に同情するする余地はあっても、女になってホイホイくっついて来た感じがどうしても否めない事もあり、幼馴染なのに潔く身を引いたとまりの方に感情移入してしまった感じ。彼女の方が気持ち的に分かり易かったって事もあるけど。不遇と言えば、「男はこの世界にいらない」とばかりにヒドイ扱いを受ける空太と言う存在があった事も、忘れてはならないか(笑)。 ともあれ、最後の最後でポカやって失敗しちゃった印象か。あと、掘り込み足らずの様な気もしたから2クールは長過ぎとしても16話構成とかで調度良かった様な気もする。キャラの心情を追いかけるのはかなり良く出来てたと思うし、惜しい作品だった。 | 転載可
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12 | IGPX | 名作 | いやこの作品は2クールあって良かった作品(でもそれも良し悪しなのは後述)。レースシーズンを2期描いた事で話に深みが出て、見れば見るほど味が出て来るスルメみたいな不思議な作品だった。最初の方は肝心のバトルレースのCGが、これもこなれて無かった所為であろう、ショボくて萎え萎え。また主人公たちのチーム・サトミの面々がまたチームワーク悪いと、非常に取っ付き難い感じだった。でも肝心のタケシが天才肌の天然キャラなお陰で不思議な関係が形成され、結局は最後の最後までチームワークは微妙なまま(特にリズとはずっと口論してたし)連勝街道突き進むと、それが自分の肌に合った感じ。人物配置もテキトーな様で絶妙だったり(憧れのロケットジョージ=常に精神論と適当コーチのアンドレはベタも、後半パイロットとして出ちゃうテキトーさがまた何とも)、その辺がスルメみたいと思う云われなんだけども。会話なり関係性にしろ。非常にライトなノリでありそれにハマってしまったって感じか?これは完全に好き嫌い別れると思うけど。 ライトなノリにライトな見方で、最後の方は勝敗とかどうでも良くなって行ったのも自分としては記憶に残る。後半に入ってからのバトルレース描写は神がかり的な冴えを見せて、その超スピードを画面から感じるだけで十分になってた。CGばかりだけでなく、キャラ作画も崩れないしそもそものキャラデザが好みだったのも大きいけど。個性ある敵チームのマシンとパイロットとのやり取りも良かった。昇格後第1シーズンで奇跡の優勝、2年目のジンクスで次のシーズンの最初は苦戦とか、その辺の分かり易さも話に入り易くしてくれたんだと思う。控えのリバーが移籍して敵として出て来る展開もそうだし、意外と基本に忠実な作りなんだよね(ファンティーヌとの恋愛は微妙かも?)。 …で、この作品でもこれを論じないといけないのは遺憾だけど、第24話でTV放送を切ってしまって最後の2526話はDVDでね♪、ってのはやっぱ良くないなぁと。確かに最大のライバルであるカニンガムとの戦いが終って終わりでもイイんだけど、散々伏線として散らされたチーム・ホワイトスノーとのリベンジ・決着がまだのまま終ってしまって非常に歯切れ悪い。実際最終話見てて「そこで切るの?」と思ってしまったし。う〜ん、これも「かしまし」に続いて時代の流れなんだろうか?かなり出来が良くて尚且つ面白いと楽しんで見てたから、またまた非常に残念でならない。この悪しき流れが続く本意気でイヤだなぁ…。 色々あったものの、総じての評価は高い。それだけのポテンシャルがあったって事だと思う。まぁでも心情的にはギリギリ乗っかって「名作」評価なんだけども。しっかり最後まで放送してくれればこんな事書かずに文句無しの「名作」で良かったのに、困ったもんだしかし。 | 転載可
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13 | しにがみのバラッド。 | ふつう | 率直に言っちゃうと、眠い作品。いや、「心に優しい」と言うのは良く分かるし、その為の終始抑えた演出なんだろうけど結局そこから何も見出せなかった感じ。これはそういう色の作品だったのか、それとも受け取り手であるこっちの問題なのか、分かり難い。人の生き死にを扱う死神の話なのに、その死に直接向き合う事の無かった話が多かったのが印象強い。事後の話であるとか、一応ストーリーテラーの白い死神モモもいるけど基本そのお節介と言うか、アフターケアみたいな事柄ばっかりだったし。いやアンタそこで泣かれても!!とか、しばしば思ったなぁ。静かで抑揚が無かったからこそ、こっちを揺さぶるものも無かったか。モモに特別存在理由も特に見えなかったし(いないと話になら無いだろうが)、原作ではどんな感じだったんだろ? 後はイヤに小中学生の男女がキャッキャ言ってるだけの様な話も多かった気も。そんなこんなで全然話に乗れなかったし、結局30分ボケーッと眺めてる事が多かった。それには十分に足ったからこの評価。悪か無いけど良くも無い、そんな感じ。同じ枠で前番組だった「半分の−」と同じで、個人的にやっぱりラノベ原作はダメなのかなぁ?と思わされた。 | 転載可
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14 | 舞-乙HiME | 名作 | サンライズの萌えアニメ、舞-HiMEプロジェクト第2段。前作との繋がりは最後で明かされたものの(遠い未来のお話で植民星だった、乙HiMEの能力はHiME能力の劣化版等々)、キャラ的には引き継いで尚且つ新キャラを含めて色々とな内容。そのスターシステムが十分に機能して、個人的には前作を遥かに上回る高評価になったと思う。「知ってる」キャラクターたちが前のまんま動いたり、また違う感じに変わってたりでキャラクター自体が役者のような役割を担ってるのは、中々イイもんだとも。シリーズとして続くからこその面白みなんだろう。人によってはマンネリに見えるかも知れないが、懐かしさとかその他諸々の感情が絡み合ってそれが気持ち良い・面白いに繋がった感じか。前作主人公コンビの余りの扱いの悪さには思わず笑ってしまったが。 で、今作の主人公アリカがウメコこと菊地美香で最初はどうなるかと思ったら、物語と共に成長するアホっ娘で良かった感じ。バカだけど底抜けに明るいし、迷っても歩みを止めない姿勢は主人公として十分役割を果たしてくれたと思う。対して、裏主人公でラスボスでもあったニナはこれまた不遇な役割だったなぁ。拾われ子で養父好き、しかも本物のお姫様で果ては乙HiMEって今思うとどう考えても属性付加され過ぎ。基本真面目だからこそ思い悩んだり複雑な表情ばっかりで、前半の学園で楽しい時間は良かったけど後半はどうにも可哀相な感じだった。まぁとは言え、この2人を中心に色々あったと思う、特に前半は。 後前作と比べて良かった点としては、乙HiME同士がハナから戦う事を前提とした設定であった事。前作では現実に近しい世界観だったからバトルロイヤル的に戦う展開が非常に鬱陶しかったものの、今回は最初からそれがある事を匂わせる演出があったので非常にしっくり来た。一気に戦争に雪崩れ込んで人が死にまくっても特にストレスに感じなかったのは、何気に大きかったと思う。それがあるからこそ、途中のエルスの死ってのが活きて来たワケだし。彼女の存在もメインの2人に与えた影響は大きく、体良く生き返ったりしないで思い出の存在になった事もこの高評価に繋がった事は明らかだ。キャラと言えば、水銀燈で電波悪女役に開眼した田中理恵演じるトモエのハジケっぷりはいっそ清々しかった。 ともあれ、前作があった事で跳ね上がって面白かった作品。こういう部隊を変えても演者が同じスタイルでもう少し続いてもイイかも?とも思うが、流石にそれはキャラが飽和するか。今作も、キャラが+αで増えて全員が全員にキレイにオチつけられたかと言われると微妙だし。エイヤッとノシつけて片付けたけど尺的にはギリギリだったなぁ。後はどうしても主人公以上に前作キャラが目立っちゃうて言うのも、もっと表面化してくるだろう(今作ではギリギリセーフな出来だったと思う、そのバランス感覚の絶妙さも評価対象)。その様な難しさから第3弾はキツイかと思うが、出来ればあって欲しいとも思う。前作差し置いてOVA化決定も、それだけ面白かったって証拠なんだろうよ。 | 転載可
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15 | Canvas2〜虹色のスケッチ〜 | ふつう | こいつぁヒドイ男の話だなぁと。エロゲーと言うかギャルゲー原作として、ここまでダメダメな主人公は初めて見たかも知れない。幼馴染に告白されてフッてしまうは、そうかと思えば親友が出し抜いて絵のモデルにしちゃった事で身を潰して廃人同然の生活するわ、トラウマ持ちで自分を慕ってくれる従兄妹と同居するわ、枚挙に暇が無いぐらいダメな要素が一杯だった。大体絵を諦めたクセに美術講師を目指そうなんて魂胆からして女々しい。正直最後にエリスを選んだ時点で置いてかれた感がアリアリとしたわな。今更遂になる絵を描いて大団円…ってなるかよって。 基本的には主線の3角関係が結構きつくて、それ以外にも色んなサブヒロインがいてもあんまり絡んで来る事は無し。でも、そっちのエピソードの方が見易かったりしたから更に困った話。いつまで経ってもグダグダしてる主人公を見るのって、かなりストレスになるんだなぁと、そう思った。とりあえず、最初から最後まで踊らされた霧は心底可哀相だ。最初から最後まで作画も安定して、話自体も多分そんなに悪くなかっただけども(脚本も普通だったと思う)、どうにも主人公の煮え切らなさがずっと引っかかってフルで作品を堪能出来なかったモヤモヤした感じ。勿体無い様な気がするけど、まぁそこまでして楽しむべき毛色の作品でも無いかって気もする。 | 転載可
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16 | LEMON ANGEL PROJECT | 駄作 | 毎期に1作は確実にある、何もかもがダメアニメの典型。いやぁ〜、コイツもヒドかったんだ、また。前期の同名アイドルが実はデータだったんだというありえねー展開なのはまぁ許そう、未来の話(2016年)なんだし。でもだからって、全くもって素人声が最初から最後まで成長の証が見えなかった主人公・智の声優しほの涼にまず超脱力。こういう流れとしてはありがちな、モーニング娘。を追った昔懐かしい「ASAYAN」の様なオーディション&合宿特訓アニメになるかと思えばそれも弱目と、期待もクソも裏切る様なダメっぷりを披露してくれた。あぁ、でも出てた各人は歌は上手かったなぁ。逆のそういう事しか頭に残ってない。後は他の作品ではそんな事は決してそういう事は無いのに、まわりの所為か演技がブレまくった小清水亜美が面白かったくらいか。穿った見方をしないと楽しめない、そんな困った作品だったと。 こういう作品は作画だけでも良ければ何とかなりそうなもんだが、それも振るわず随所に厳しい所も目立ってしまった。故にフォローの仕様も無く駄作評価と相成った。改善点は山の様にあるだろうけど、とりあえずはもうチョイマシな話にして欲しかった所か。ラストもヒドイご都合主義だったし。 | 転載可
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17 | 鍵姫物語 永久アリス輪舞曲 | おもろ | 最初は何て事無い介錯原作のおバカアニメかと思ったが、後半になるに連れてドンドン話は迷走、果てに暴走したお陰で突き抜けた面白みが出て来てこの評価に。前半の様な無難な内容なら間違い無く普通止まりだったのを、終盤の狂気の様な展開でここまで持ち上げてしまった感じ。これも「バカをクソ真面目にやると面白い」を地で行く結果になったなぁ。 「不思議の国のアリス」をベースに心の物語を女の子が戦って取り合う話だった無難な前半を経て、残りが僅かとなった終盤で話が大暴走。メインヒロインのありすが主人公有人の妹・きらはへの叶えられない想いの妄想が生み出したキャラだとか、黒幕のタキオンも自身の創作物であるアリスに要らない扱いされるとか、はたまた物語を引き継いだ有人が自分の思いのままの展開にするメタなネタとか、最後の方の壊れ方はある意味異常過ぎだった。大爆笑したんだが、ここまでネジ飛んでるとは思わんかったよ、最初は。まるで「目を覚ませ」と製作スタッフが視聴者に言ってるんじゃないのか?と勘繰ったぐらいに。そんなラストの別れがあって、最終回で何をやったかと言うと、今までのキャラ総登場の夢オチパロディ(童話とかRPGとか)話と、終り方までもおかしい事この上ない。こんな怪作をまた作り出すなんて、宮崎なぎさ監督は「魔法先生ネギま!」の途中更迭以来、自身も迷走してるなぁ…。 | 転載可
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18 | ノエイン もうひとりの君へ | 名作 | 確かに難しい設定であったし、画面も一癖も二癖もあった。でもそれ以上に最終的に示されたテーマである、「自分自身で未来を切り開く」と言う今の時勢では珍しく直向きで前向きなテーマが示された事で名作入りが決定した。最初は謎ばっかりとやたらに動きまくる画面で圧倒されてたものの、そのテーマがしっかりと設定や展開に即してラストで示された時、素直に今まで見て来て良かった思えた感動が今でも甦る、そんな作品だった。今までの点が線になるカタルシスは、間違い無く今期No.1だったろう。 難しい設定は、所謂「量子力学」の「観測問題」。これは理系の大学生でも頭を抱える様な難解さを持つんだけど、それを物凄く分かりやすく観念的に提示していた事も高評価に繋がる。少しでもかじった事のある自分とても、これにはただただ感心するばかりだった。実は量子力学って「セカイ系」と呼ばれる話に帰結出来るというのも分かったのも大きいと思う。勿論そんな小難しいばかりでなく、「アニメは動いてナンボ」を地で行くダイナミックな作画も良かった。毎回毎回ホントアホみたいに良く動くなぁと思ったが。実際にうつのみや理が大きく絡んでたりしたのだが、画面やキャラの書き込みの精緻さも確かに凄いんだが兎に角動きまくってインパクト重視の画面と言うのもまた同様に凄いんだと、改めて気づかされた。かなりの頻度で「頭おかしいんじゃないのか?」と思うぐらいぶっ飛んだ、動きのある画面が大迫力で迫って来て、それを毎週見るだけでも十二分だった思ったくらい。前半の方で稀にキャラ作画がキレイ過ぎで誰だコリャ?となる事もあったけど(それはそれで「作画崩れ」の変種な気もした、語弊があるだろうが)、そういうのの細かさよりも件の話や構成の面白さや戦闘描写のありえねー(イサミ談)動きの方が完全に勝ってたなぁ。個人的にはもっと若い頃に見たらどう思ったのかが知りたい感じでもある。「明るい未来ばかりじゃないけども、それも自分次第だ」とそういうテーマがあったと思うので、子供が見てどういう感想があるのか興味本位だけど知りたいとも思う。 色んな面で面白い作品だったけど、最後まで見て希望を感じられたというのが最も良かった点だと思う。タダ感動するだけじゃ無くて、前向きな気持ちになれたのは同じ感動の質の中でも高い位置にあるからそう思う(これは「よみがえる空」も同じ)。キャラクターの心情や、最終的に残った人間の動きもそう。諦めない人間が最後に残るってのはベタだけども、ある程度それは真理なんだなぁと。この作品でさらにサテライトと言う制作会社の底力が見えた気がする。これからも注目したいと思えるぐらいに素晴らしい出来だった。 | 転載可
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19 | タクティカルロア | 駄作 | 女ばかりの護衛艦って設定もクルーの死と言うイベントで思いっきり底が見えて×、世界設定や世界情勢等の背景が非常に分かり難く説明だけで示されて展開されるのが×、オマケの肝心要の戦闘描写(取材協力した海上自衛隊は、ホントご愁傷様である)も迫力に欠け、また分かり難くて×と、個人的にどこにも良かった点が見れなかった。単に男1人残り全員女と言うハーレム状態を楽しもうにも、キャラデザが好みで無い時点で終わってたしどうしたもんか?と。血の繋がってない姉艦長と弟と男性嫌いの哨戒機パイロットのボクっ娘との三角関係も超中途半端、その艦長や双子に絡みがあった過去の同僚と因縁も結局は有耶無耶で超中途半端と、どれをとっても足りないし、そもそもそこまで要素をテンコ盛りする事に意味があるのか?と根本的な疑問さえ湧いて出て来た始末。特に恋愛とか全然要らなかった気がするなぁ。そういう意味では話の都合で死んでしまったクルーと言うのが1番報われないかも?シビアにしたいのかギャグで押したいのかも結局全然分かんなかったし、終始何をどう見せたいのかが不明瞭で見る方に親切でない作品だったと思う。だからこんなに低い評価。脚本:兵頭一歩はネットで叩かれるのを嘆いてたけど、それもアノ内容じゃ致し方無いだろうよ。ふじもとよしたか監督も、単純に女の子満載作品なら如何無く能力発揮しただろうに(それについては他の作品で実証済みだろう)。 | 転載可
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20 | 地獄少女 | おもろ | 正直初めは能登麻美子声を期待して見たが、そんなのはどこかに行ってしまうぐらい面白い作品だった。「人を呪わば穴二つ」と依頼者の恨み辛みを晴らす為、閻魔あい+3バカの地獄少女一座のお仕置き珍道中だった前半は、その地獄送りのお仕置きのシュールさに大笑い。ホラーとギャグは表裏一体と誰かが言ってたけどもまさにその通りな内容。毎回の依頼者の悲惨さよりも、どの様な地獄送りになるのかが楽しみで仕方が無かった。と言うか、この頃は能登は録音か?思わんばかりのテンプレセリフの連続・セリフの少なさだったなぁ。中盤から、後に密接に絡んで来る柴田親子登場。ここからオムニバスとしてだけじゃ無く、シリーズものとしての側面も出て来て中々深みのある構成だった。地獄少女を止めようと必死こくフリージャーナリストの一ちゃんと、閻魔あいと感応する小学生とは思えないキレイさを持つ娘・つぐみ(これはスタッフ狙ってやってただろう)が上手い事フィルターになって、地獄少女の正体に迫っていった終盤への流れはかなり良かった。この2人が出て来る事により、前半と異なり中盤はパターン外しの話のオンパレードだった事も大きい。毎回毎回何かしら話にギミックがあるのも、毎週見る方には飽きが来ないような配慮だったのかも知れない。結構予想外に凝った展開も多く、それでいてまたお仕置きはシュールで笑えるのだから、実に1話の中で色んな感情が湧いて来た作品だった。最終的な因縁と地獄少女の豹変のギャップは、やっぱり構成の妙の光る部分だったのだろうと今になって思う。 あと印象的だったのは、兎に角ゲスト声優陣が豪華だったという事か。基本的には依頼者にはワリと新人な女性声優(どいしても依頼者が弱者と言う事で、女性である事が多かった)、ターゲットはベテラン声優である事が多く、毎回誰がどんな熱演(と言うか壊れた演技)が出るのかも楽しみの1つだった。その他にもオムニバスな話として色んなバリエーションもあったし、ネタも多かったのも印象的だった。その中でもまるでリアクション芸人な超能力者の名前が原案のわたなべひろし(しかも声は男前役でお馴染みの三木眞一郎氏!!)だったのは大いに笑った。 ともあれ、女性キャラを含め作画的にも十分なレベルだったし、それぞれの話も楽しめたし、かなり面白かったと思う。ANIMAX、キッズステーション(最速、自分はここで視聴)、関西ではMBS、関東ではUHF局と変且つ広い放送体系だったのも、記憶に残る要素だったりもする。 | 転載可
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21 | The King of Fighters Another Day | おもろ | これはGyaOではなく、キッズステーションの一挙放送で視聴。Production I.G制作と言うだけあって美麗な画面がまずは目を引いた所か。これもゲームへの販促的性質を持った作品らしいけども、昔からKOFシリーズは好きだったのでワリとスンナリ見る事が出来たと思う。キャラクターを知ってるってだけでも、それだけでかなり楽しめたと思う。まぁとは言えゲーセンでゲームする事も無く、もう何年もやってなかったから分からない要素はあったけども。同じ時間軸で違う場所で色々起こる出来事が最後に1つにまとまる…となったらより面白かったのかな?と、欲を言うとそういう意見も出てくるけども。まぁ突発的に出て来た物にしてはクオリティは高かったし、見れて損は無かったなぁと、それぐらいで。 | 転載可
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