終了番組評価 評価詳細(コメント有りor評価公開可のもののみ)
No. | 作品名 | 評価 | コメント | 転載許可/評価公開可 |
1 | ぱにぽにだっしゅ! | 殿堂入り | 意味を解体することがギャグの本質であり、このアニメはその作業に正面から挑んでいたと思う。 かつて多くのギャグマンガが連載が継続することによってどんどん磨り減っていったのに対し、2クールというリミットがあったが故か最後まで勢いを減ずることなく走りきれた。 新房昭之の特徴である過剰なサービスやケレンの暴走などがすべてプラスに働いた大傑作だった。また、視聴者と製作者が共犯意識を持って見ることができたのも、成功の要因だったと思う。 | 転載可
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2 | ARIA The ANIMATION | 駄作 | 劇中音楽とレイアウトは大変素晴らしかったが、大切なことを台詞として言わせずにいられないところが決定的に駄目だ。人物作画には多少微妙な時もあったが、演出で語れていることまで台詞にしてしまうのは稚拙。ここまで語られなければ視聴者には伝わらないと思っているのだとしたら、それは客を馬鹿にしすぎだろう。 SF設定が作品の枠組みとして機能していないところも低評価の要因。この話は別に火星が舞台である必要が全くない。これは初回の放映を見て勝手にSF作品だと思ってしまったこちらが悪いのだが。 コミック版は未読です。 | 転載可
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3 | はっぴぃセブン〜ざ・テレビまんが〜 | 見切り | 初回を見てカット。「ARIA」の裏だったのと、既にダメアニメ分を「ラムネ」で補給することに決めていたから。 | 転載可
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4 | ラムネ | 駄作 | 言いたいことはたくさんあるけど、誉めどころは思い出せない。そんな感じ。 | 転載可
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5 | The SoulTaker―魂狩― | 名作 | 最終回を見終ったときに自サイトに書いた感想を転載。 愛ゆえに狂い、苦しみ、過ちと争いを繰り返してきた物語は、最後その因果を断ち切って終わる。 大オチということで、やや甘めのラストながらとても奇麗にまとまっていると思う。 作画面ではかなり悲惨な時もあったが、渡辺あきおデザインの丸っこくて媚び媚びなキャラクターはエロ可愛かったし、新房昭之らしいハイコントラストでケレンの効いた画面構成はとても魅力的だった。 ビジュアル面に目を奪われがちだが、テーマである「愛とコミュニケーション」を各話レベルでも作品レベルでも保ちつづけた構成も見事だった。 SFとしては設定がグダグダなところだらけだけれど、その辺は勢いで押し切られてしまった。ある意味“覚悟のススメ”の読後感に近いものがある。 全員からの支持を得ることは出来ないだろうが、これを好きな者からは熱狂的に支持されるタイプの作品だと思う。以前見たときよりも今回の方がずっと面白く感じてしまった。前もすごく面白かったんだけどな。 | 転載可
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