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大人の香り
「やきもちなんてやいてない!」

何か、とっても大人っぽい...
DATA
放送日(KEY局)1994.05.01
視聴率(関東)11.5 %
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アイキャッチ(A)光希-遊-銀太
アイキャッチ(B)悟史-光希-遊
hr
オープニング笑顔に会いたい(ver.1)
エンディング素敵な小夜曲
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収録巻(ビデオ)vol.2
収録巻(DVD)DVD-BOX Part.1- DISC 2
収録巻(LD)Marmalade-BOX 1- 2B
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補完1放送日1997.05.22
補完2放送日2001.05.08

[スタッフ][ストーリー][感想][瀬川さん評][次回予告]

STAFF
脚本松井亜弥
美術下川忠海
作画監督加々美高浩
演出山吉康夫
原画加々美高浩
宇佐見皓一
氏家章雄
矢ヶ崎美恵
桜美勝志
阿部美佐緒
動画フローレンティーノ・エルナス
ビンセント・エストペル
アルバート・フェリシアーノ
オリバー・ゴンザレス
背景大関恒雄
塩崎広光
芳野満雄
伊藤信治
仕上ピーコック
エリサ・アイルランデス
 
色指定衣笠一雄
仕上検査堀内由美
特殊効果中島正之
撮影トランス・アーツ
鳥越一志
編集花井正明
録音川崎公敬
音響効果石野貴久
選曲茅原万起子
記録伊藤好子
演助進行柳 義明
美術進行田村晴夫
仕上進行森田哲庸
挿入歌「MOMENT」
歌:國府田マリ子(アポロン)
録音スタジオタバック
現像東映化学
声の出演
小石川光希國府田マリ子
松浦 遊置鮎龍太郎
須王銀太金丸淳一
秋月茗子山崎和佳奈
小石川 仁田中秀幸
小石川留美川浪葉子
松浦要士島田 敏
松浦千弥子江森浩子
鈴木亜梨実久川 綾
協力青二プロダクション



 ● ストーリー
 修学旅行から帰ってきた光希は、日曜日をゆっくり過ごそうと考えていた。
しかしそれも、遊に部屋に入るとまでいわれ仕方なく下へ降りることにした。
庭ではホームパーティーの準備が整って、すっかり和やかな雰囲気になっていた。
食事中に修学旅行の話で盛り上がっていたのだが、光希は決意を思い出し一人でいろいろ考え込んでしまった。
 しかし、出かける話が出ると、急に光希は怒り出し家を飛び出してしまう。
飛び出した光希は、ある店に立ち寄って考え事をしていた。そうしていると、
ふと亜梨実がいた事に気がつき慌てて隠れる。
亜梨実には見つかってしまうが光希は大人っぽい亜梨実にあこがれながらも、
銀太の事が出てくるとまた考えてしまった。
 ほとぼりが冷めた頃、家に帰ると居間では両親s4人の間には、険悪なムードが漂っていた。
次の日、そのことを遊と話をしていた。そんな話をしている二人を、銀太は遠目で遠目で眺めていた。
その夜、けんかは更にエスカレートして、元どおりにしようという事で話が進んでいったのだが、
遊が転校するという話が出ると光希は説得を始めた。
 結局、今までの事が芝居だと分かると、光希は怒り出し部屋に閉じこもってしまった。
どう弁解しても出てこない光希に対して、遊は窓から光希の部屋に入って、泣いている光希をなだめた。
光希の心の中では、さらに遊の存在が大きくなっていった。
(きりたんさん)


ほわいとさんによる<<第8話ステータスレポート>>
 亜梨実  ・・・ きれいにお化粧。上機嫌     
 光希   ・・・ かなり悩んで落ち込んでいる   
 茗子   ・・・ 不明              
 遊    ・・・ あいかわらず          
 銀太   ・・・ 不明            やや


 ● 感想

■ママレ補完計画2より


MR2さん 2001/05/08 (火) 05:03

いつもはポニーテールがトレードマークな光希ですが、冒頭の寝起きシーンでは髪を下ろしていますね。
私はこっちの光希の方がかわいいと思うのですが。
8話とは関係ないですが、原作では髪形もチョコチョコと変えて服装もそれなりにお洒落なのに、アニメは同じ服の着まわしとポニーテール一辺倒ですよね。
その辺はチョット残念なところです。

気遣って開いたバーベキューパーティーも逆に光希を悩ませる結果に。
銀太と遊、そして両親'sと、光希には悩みがつきませんね。
これは良いとして、この後の下手な演技の喧嘩騒動は酷すぎると思うんですけど。
普通ならグレますよ。
皿と花瓶が勿体無いとか、そういう問題じゃないでしょって。
結果的に遊の事を今以上に意識して、しかも更に遊の株を上げるお膳立てをしただけのような気もします。

この喧嘩エピソードは1巻中盤だし、本当にごちゃ混ぜ。っていうか切り貼り。


ともちんさん 2001/11/06 (火) 12:42

第8話感想です。

せっかくの修学旅行だったのに、光希にとっては銀太と亜梨実の事で辛い旅行になってしまったようですね。
心身共に疲れもするでしょう。

それなのに、庭(?)ウッドデッキ(?)でバーベキュー。
しかし、広い家だな。うらやましい限りです。

両親が倍の人数もいながら、週末には家族揃ってバーベキューができるなんて、光希の心情はともかく、なんて家庭的な両親なんでしょう。と感心するのもつかの間、この回はウソ芝居の回だったんですね。

認めたくない両親Sなのに、打ち解けるわけにはいかないからその場を逃げ出すって、毎度毎度光希の行動パターンですが、ここで「大人の香り」の亜梨実登場。
しかし、光希をここまで追いつめておきながら芝居を続けている亜梨実が憎らしく見えてしまう。
彼女も彼女なりに恋愛の苦しさを知っているのにね。たぶん、光希以上に。
ここまで亜梨実を追いつめる遊って罪な奴。

追い討ちをかけるように両親Sの不仲。
これって光希にとっては万々歳なはずなのに、遊が離れていく事には抵抗があるなんてかわいいじゃないの。

そしてまた、家族である事を最大限に利用して光希に接近する遊。
とどめに、窓から進入してのお慰めとは。感服いたします。
結果的には両親Sまで利用して、遊、してやったり。の回ですね。


yuki☆さん 2003/01/23 (木) 23:33

お初です!よろしくお願いします☆

私もママレは大好きで、よくビデオを借りています。
だから、このサイトを見つけたときは、本当にうれしかったです。
なので、思い切って書き込みします。

第8話の感想ですが、私は遊はとっても優しいなあ〜〜と思いました。。。
それにしても、壁をつたって光希の部屋に行くのは命がけですよね。
すごい!!!

光希はポニーテールよりも、髪を下ろしているときのほうがかわいいですよね。
私もそう思います。

また週末に次のビデオを借りに行く予定です☆


CHOさん 2004/03/20 (土) 15:48

いや〜両親'sあの演技ときたらまったく・・まあ光希のことをすごく思っているんでしょうねうらやましいですよ!!でも確かコミックの方では留美さんが化粧品の仕事をやっていたような気が・・?間違ってたらスミマセン。確かに亜梨実は大人ぽいかもしれないですけど光希は光希で明るくて元気でそれでいいんじゃないかと思ってます。人それぞれですよ!!


ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 19:16

みきのために2人の両親はお芝居して・・・皆みきが大好きなんですよね!ゆうはすべてをしってて・・ホントいつもは冷たいのにちゃんとした時に優しいんですよね!!ゆう、ホントカッコイイ☆


■ママレ補完計画より

きりたんさん

光希たんのひとり言が多かったですね。
いろいろ考えていたんでしょうけど。

 でも、芝居だったって言うのは、まっさらな感覚で見ていても、わかる部分はありました。
仁さんが喋っているのは、完全にセリフ棒読みの感覚が出ていました。
多分遊もそのあたりで気がついたような気はします。

ほわいとさん

前回、北海道の観光サービスで満喫しましたが、
その余韻が、今回最初にもあって、北海道いいとこだー。
行きたい。だれかつれていってクレー。

函館(だと思う)の路面電車がなんかかわいらしかった。
乗りたいよ。

さて、修学旅行から帰ってきて(心身ともに)疲れている光希ちゃん(遊もだが)を迎えて
朝からバーベキューを開く両親sですが、ほんと、遊びまくってる感じでしたね。
会社の仕事はちゃんとやっとるんだろうか?

両親sが朝飲んでいるのは、ビールなんですが、そういうふうに見えたでしょうか?
なんかオレンジジュースにみえるんですが。

えーと、なにかと人(光希ちゃん)騒がせな両親sの描写が中心となっていて、
彼らの性格がヨークがわかります。とんでもない両親sです。
子供だますなんて、なんちゅう親じゃー、でしょうか。

落ち込んで泣きまくる光希ちゃんにここぞとばかり優しくする遊。
キミは両親sの一歩上をいっとるよ。
「びっくりさせたら、涙が止まる」って本当か?
なんか、その場で思いついたようなせりふに聞こえたが。
光希ちゃんの場合、実際に涙が止まってたようですが。
両親sのいたずらを利用する遊、抜け目ないです。
「さすが遊!、チャンスは逃さないね」って言ったら怒る人いるかな?
もう、光希ちゃん、遊の優しさにクラクラきてますよ。

まあ、優しくすると、すぐに機嫌をなおす光希ちゃんもかわいいね。


今回のみどころは、光希ちゃんとクマ。
クマがいっぱい。超お子さまの光希ちゃんにクマは欠かせない。

光希ちゃんがやきもちやいているのかは、私にはわかりませんでした。


予告の六反田クン、光希ちゃんに「なんか変!」といわれて、
私は、泣けてきます。

泣くな10円(注)じゃなくて六反田!

(注)「泣くな10円」というマンガがあったんです。詳しくは覚えてないけど、
頭に10円ハゲがある男が主人公。こういう雰囲気をもったマンガいまでも探せばあるのかな。

さくらひ

 さて、私にとっての因縁の8話です。
この日の前日、ダビング作業をしていて、外部入力のままでした...
次の日見ると黒い画面が延々と...しくしく
この回のせいでLDを買ったと言っても過言じゃないですね。

 ここのところ(といってもついさっき:←ここカット)茗子の気持ちばかり書いているような気がしますが、
この回で語られるべきは両親'sでしょう。
両親'sがしくんだバーベキューには、以下のことが考えられます。
離婚&再婚を承諾してもらったけど、どうも光希はこの生活になじもうとしていないと気づいた両親'sは、
親善の意味も込めてのバーベキューだったと思います。旅行から帰ってきたばかりで、
少々ホームシック気味であろう光希にこのイベントをぶつけることによって、今の生活の幸せを分かってほしかった。
心の底からこの生活を承諾してほしい。
そんなことも考えていたのではないかと。
こう考えると光希があまりこの生活に賛成ではないと知っているはずの仁さんが
「みんなで出かけよう」と言ったのにも納得できます。

しかしもくろみは失敗。
事態を重く見た両親'sはあの強引とも言える作戦に出た。
その結果、光希はまだちょっとしこりがあるモノのおおまかこの生活を承認。
&遊の存在が自分にとってかなり大きくなっていることを感じた。
まあ、プラスであると見ていいですね。

光希にとって遊の存在が大きくなる中、銀太&亜梨実のことを一瞬であっても忘れることが出来たと言うことは...

では又次回に...

大杉駅さん

8話は後半両親sのお芝居の話ですね。
 しかし、両親sの声優のみなさんはちょっと苦労したのでは?
 芝居で芝居を芝居くさく演じなくてはなりませんからね。(笑)
 この話は両親sの性格が大きくでているのですが、
光希の気持ちを確かめるために花瓶を割ることはねーだろう、あとグラス割ってたっけ?
 この辺が両親sの性格がでていますね。
 ほかの両親なら花瓶を割ることはないでしょう。もう少し別の方法を考えたはずです。
 せめて割るなら花瓶だけにしろよ。(笑)
 さて、結局光希はうまく丸め込まれた形で同居を了解するわけですが、
これ以降そんなに同居がいやだという発言はなくなります。
 もっとも、これからは同居がうれしいといったことに・・・。
 それも、先の話ですが。

大杉駅さん連載、ママレな心理科Vol.2 in8話へ行く

ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内)

 ベスト・オブ・ママレードのあとは、ワーストなのか? なんだか高まって来た興奮がふにゃふにゃになってゆく気がする。何故こうなるのだろう。何故、光希は両親が仕組んだ罠にまんまと引っ掛かってしまったのだろう。そして何故、光希は遊から離れられなくなってしまったのだろう。光希は一体この同居家族に、何を求めようとしているのだろう。
 前回の修学旅行を引きずって、光希は朝から元気が出ない。銀太のことが心のどこかにしこりとなって、もやもやとわだかもっている。その苛立ちの原因がはっきりしなくてお子様は困り顔だ。もしかして遊より銀太が好き? これは焼きもち? そんなことをボイスメモに向かって尋ねても、答えはやっぱわかんないよね。ゆえに彼女は遊とも顔を合わせづらくて朝からぐたぐた自室にこもっていたわけだが、それを無理やり外へ引きずり出して大家族和気あいあいのバーベキュー大会に巻き込む強引さは、光希の戸惑いと反発を引き出しても不思議じゃない。異常家族に染まらないという決意をここで故意に固めたのは、明らかに光希ちゃん朝からアンニュイモードに入ってたからだ。原因は男の子(銀太)のことなのに、家族愛への不信へと問題がすり替えられている。これはずるいと思う。今の光希には、ゆっくり落ち着いて物事を良い方へ考え直すことが一番大事だというのに……。家族内で意見が衝突した光希は外へ飛び出し、小物屋で偶然亜梨実と遭遇するが、疑惑の彼女が綺麗にお化粧して香水を漂わせていることや銀太と待ち合わせをしているらしいことを知って、これまた妙な疎外観にさいなまれてしまう。何処へ行っても、たとえお気に入りのお店に出かけたって、今の彼女の憂欝な気分は解消しないのだ。まるで世界から自分だけが一人、取り残されてしまったような感じ。
 そこへもってきてあの、いきなりの夫婦喧嘩シーンなのだから、光希ちゃんたまったもんではない。ついでに見ている我々にもたまったもんではない。どうしてこんなに暗いトーンばかりでたたむのか、納得できないぞ。今まであんなにアップテンポで擦り抜けて来たママレードが急激に灰色のトーンに落ち込んでしまうのは、耐えられないのだ。これは非常にまずい出来だと思う。原作に同様の描写があるからというのは別問題で、ここでこのタイミングで光希を精神的に追い込むやり方はズルイ、ズルすぎる。それこそ論点がずれていると言うべきではないか。今、考えなければならないのは、銀太と亜梨実の関係に対する光希の動揺であって、家族問題がこれに干渉していっしょくたに語られるのは違反だと思う。(原作における本エピソードの挿入は問題が無かった。そこではハッキリ両親への光希の反発と家族の在り方のみが、主テーマとして据えられていたからだ。)
 だから精神的に追い込まれた光希が自室に引きこもって泣き出してしまうところで、窓を伝って侵入する遊の行動が、ものすごくずるく見えてしまう。このタイミングであんな風になぐさめられたら、それまで好意を抱いていなかった相手にだって子供はグラッときちゃうだろう。その辺を計算づくで最大限利用しているのかどうかは知らないが、光希の涙を拭う遊のポジションには、激しい苛立ちを味わう羽目になってしまった。いつもてんで光希のことを子供扱いしておきながら、反抗の芽が出てきたら心理的プレッシャーを全員ぐるになってかけまくり(演技と気付いてて、光希の前で引っ越しの必要を持ち出した遊も同罪だ。)、泣き出したところでフォローを入れにいくなんて仕業が、家族だからって一体許されるものなのか!? そういうやり方は光希の大人としての人格を認めていないんじゃないのか。嘘で試すことも罪なら、家族の愛をふりかざして、疎外されたものの不安をあおるやり方も汚すぎる。たとい神が許しても私は許さんっ! 特に遊の、自分にはまるきり罪が無いという態度には、光希本人が納得したって私は認めやしないぞ。(感情的発言)
 以上、最考を求る第8話である。家族を受け入れるならば遊を受け入れるべきと、脅迫的選択を迫るやり方だけは改善されたし。(けれどこのままズルズルと行ってしまうんだ……悲)

9話予告
 恋の三角関係が、いつの間にかアルバイト勝負に発展しちゃった!
 遊も、銀太もがんばって。負けちゃうと坊主なんだよ。
 それにしても六反田くんって、何か..変。
ママレード・ボーイ
アルバイト
「恋の勝負は売り上げ次第!」

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