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● ストーリー |
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修学旅行で、北海道にいった遊と光希。旅行中の行動グループは、遊と銀太とは別れていたため、
光希はある意味でほっとしていた。
北海道へ到着した光希たちは市電に乗り、五稜郭タワーで土方歳蔵グッズに見とれている間、
光希は茗子とはぐれてしまう。
必死になって探し回るが見つからず、次の場所へ向かうがそこでも見当たらない・・・。
探し回っているところへ遊が現われ、グループに混ざらないかと声をかけた。
それを見つけた銀太も不思議そうに光希へ問い掛けた。
光希の方は、気まずくなってその場を離れようとしていたところへ、
偶然亜梨実が現われる。銀太にベタベタくっついて離れない亜梨実に対して光希はやきもちを焼いてしまう。
そうこうしているうちに、やっとの事で茗子たちが追いついて次の場所へ向かっていった。
その頃、銀太と亜梨実は喫茶店である相談をしていた。亜梨実は銀太と付き合う事で、やきもちを焼かせ、
銀太に光希を振り向かせようと画策したのだった。
店を出た亜梨実と銀太は、さっきの話を繰り返し、遊も同じだと亜梨実に問い掛けるがあっさりと否定されてしまう。
そして、改めて作戦の実行を決意したのであった。
夕食の後、夜景を見にいった光希と遊と茗子。そこで3人は名村と桃井がいるのを見つける。
茗子は二人を複雑なまなざしで見ていた。
そして札幌。自由行動で大通り公園へ行った銀太は、タワーで亜梨実と待ち合わせていた。
そして光希たちも同じ場所へ。そこで、鉢合わせをしてしまった銀太と光希。
亜梨実はここぞとばかりに作戦を実行に移す。雰囲気を作っていた二人を見ていた光希は耐え切れなくなり
遊を引っ張りその場を離れてしまった。
光希は銀太の事を考えながら遊と歩いていたが、遊にはそのことを見透かされているのか聞き返されてしまう。
光希は、どっちが好きなのかますます分からなくなっていた。
(きりたんさん)
● 感想 |
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■ママレ補完計画2より
MR2さん 2001/04/30 (月) 20:02
修学旅行、偶然だけど必然な亜梨実の登場。
白々しい演技で一方的にラブラブさを見せつける亜梨実。
光希には絶大なる効果を発揮していましたが、ここまで露骨だとやっぱり遊にはバレているでしょうね。
っていうか、そんな作戦こそ、遊には眼中に無いって感じ(笑
髪を切った六反田は潔いと言うかなんというか。
夜中にこっそり抜け出して、なっちゃんと密会する茗子のシーンは私的に結構お気に入りです。
普段はクールで大人っぽい茗子だけど、なっちゃんの前では子供っぽく甘えている茗子は本当に好きなんだと言う気持ちが伝わってきて、それが逆に切ないです。
しかし原作とエピソードがごちゃ混ぜですね。
原作では4巻のエピソードなのに。
しかも旅行中の内容も半分くらい違うし。
たしか吉住センセはこの修学旅行を描くために、実際に北海道へ取材しに行ったってどこかに書いてありましたよね。
大宮亜希さん 2001/08/15 (水) 19:28
もう最高これからどうなるかが楽しみさーあこれからみきはどんなになるのかな
ともちんさん 2001/10/22 (月) 14:20
第7話感想です。
学園ドラマにつきものな修学旅行のシーンですね。
光希の周りは恋愛問題をたくさん抱えているから北海道観光はあまり期待できないかと思いきや、しっかり名所は押さえてありますね。
遊はすでに余裕しゃくしゃくって感じですね。
銀太と亜梨実さんのツーショットを見れなくてその場を離れた光希なのに、余裕な発言。
ちょっと冷たいんじゃない?と思えてしまうけど。
光希と二人っきりになれたなら、ラッキーと思ってしまうようなずるさが全くないそんな遊だから遊なんだけど。
亜梨実と銀太のカップルを偽装と分かっているからこそ、ここで、逃げ出した光希をちゃっかりものにしてしまっていたら、亜梨実の偽装工作に遊自身も乗ることになるから、あえて突き放したのだろうか・・・・?
茗子と名村先生はヒヤヒヤしながら見てしまいますね。
名村先生は桃井先生にも茗子のことを話していなかったなんて、桃井先生が誤解というか期待をしてしまうのも仕方ない。
もしも桃井先生をカモフラージュのために使おうとか思っていたなら名村先生最低!!だけど、幸いそうではないようで。
茗子にしても、三輪さんをカモフラージュに使うような女性でないからまた名村先生も好きになったのだろけど。
そして、亜梨実の立てた偽装カップル作戦。
遊は気付いてはいるようですが、こんな姑息な手段を思いつく亜梨実も亜梨実だけど、知っていて放っておく遊も罪よなぁ。
しかし、遊に偽装であることがばれたら亜梨実自身も立場が悪くなるって事を考えなかったのだろうか・・・。
私はここまで追いつめられている!と強調するつもりだったのだろうか。
銀太は二人もの女に振り回されてかわいそうだけど。
しかし、7話はぎっしり内容の詰まったお話でした。
はるかさん 2002/06/09 (日) 15:04
感想です・・・。
銀太って気の毒かな~?って。
なんかみきがやきもちやいていたかなって感じだけど
結局なんか遊のほうにかたむいてるよね・・・。
だってちょうどいいとこに遊がいるんだよ・・・
ありみさんと銀太もけっこう・・・その気に・・・。
CHOさん 2004/03/16 (火) 18:18
ちょっと亜梨実やりすぎだと思うのですが・・銀太も銀太ですよね~
ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 19:10
銀太バカですよね!それだけみきが好きなのはわかるけど。でもみきも動揺しすぎ~ありみさんの罠に落ちないのはゆうだけですね!
にゃんこさん 2005/03/09 (水) 03:33
弟7話は結構お気に入りです。
私の好きなカップリングは銀太x亜梨実なので楽しめました。
偽装交際中おどおどする銀太とリードする亜梨実の掛け合いが楽しかったです。
私は基本的に、アニメオリジナルのストーリー(多少原作とごちゃ混ぜだった部分はあるが)は苦手なんですが、アニメをレンタルして見た時、弟7話は何度も巻き戻して観賞しました。
■ママレ補完計画より
穴田というもの さん
どうも、穴田というものです。最近暑いです。(大阪だから?北海道に比べてだから?)ここで一句
務君北海道でも情けない
では本題 第七話 恋の北海道の矛盾点です。
この修学旅行のガイドブックによって、その当時は94年と言うことが分かります。こんな仕掛けはさすがといえます。
さて、そんなときに千亜子ママ(だと思う)が、「六花亭のお菓子買ってきて」という点がありますが、
この「六花亭」本社は帯広だが旭川空港でも売っていると言うお菓子(というよりおみあげものの定番)なんだが、
札幌には無い気がするんだが・・(札幌の百貨店にはあるかも?)
行程は函館ー小樽ー札幌という修学旅行には普通なとことなってる。ここはセオリーどうり。
函館では、矛盾点と言えば無いと思うのだが、(五稜郭の見え方が気になるが)
函館山から見る函館方向には下北半島はない!!。
ちょうど函館方向から逆に下北半島があってしかも日中の晴れた
日にしか見えない筈。こんな間違いは昔私もやったので記憶がある。
そんなてきとうなことを言うなっちゃんて一体。
小樽・・・あんまり出ていなかった。どうもこのときは自由時間が無かったのだろうか。
札幌市。やっぱり札幌はいいねー。あのポプラ並木も赤レンガも(赤レンガとは札幌市庁社のこと)
矛盾と言えばただ効率的に訪れる順番が違うこと。時計台も少し矛盾してる。
時計台はビル群の中の木の横にあると言った具合なので、
一番がっかりする名所だと言う道産子(どさんこという。北海道人が自分を言うときに使う)も多い。
しかもそのときは改修中だったのでは?
テレビ塔も大通り公園地下の地下街もあってる。自由時間を満喫?したとこで、みんな飛行機のなかへ。
こっそり六反田君がお尻ペンペンしてた。
あのシリアスになりそうなところで六反田が出てくるそんなお邪魔虫に幸あれ。(笑)
なんか内容よりも細部を見てるなー>私
さんでいさいれんす さん
どうも、第6話見ました。
いやー僕自身も懐かしいです。北海道へ修学旅行にいったのも
もう3年前になる・・・
年とるのって早いもんです(笑)
ほとんど行った場所はいっしょ、というかあわせました。
あの遊と光希が会った場所も行きました。(でも名前忘れた)
函館について・・・
「市電にのろうぜ」「それより五稜郭にいきましょ」
五稜郭って普通市電に乗って行きません?
この会話に疑問が・・・
しかも、五稜郭になぜひじかたグッズが?
穴田さんへ
まず「六花亭のお菓子」ですが、札幌のテレビ塔の地下街にあるお店
にあったような気がする。(僕はこのお菓子を修学旅行で買いました)
でも違うとこだったかも・・・
「赤レンガ」は札幌市庁ではなく旧北海道庁のハズだったような・・・
時計台は確かに改築中でした。(僕の時はそうでした。しくしく・・・)
そういえば修学旅行のせいで北大獣医学部を受けたんだっけ。(落ちたけど・・・)
でも、この高校は大学の付属高校だけあって、かねがあるなぁ。
うちの高校は行きは寝台特急日本海(大阪~函館)
帰りはフェリー(小樽~舞鶴)だったのに・・・
しかし、修学旅行で3泊とは短すぎやしませんか。(うちは7泊しました)
僕の場合は日高とか層雲挟とか摩周湖に行きましたけど。
というわけで、感想(というより当時の思い出)でした。
六反田君、ガンバレ!!
ほわいとさん
この回のママレード・ボーイは現実味があって、すごく北海道に行きたくなる話です。
北海道ツアーは全部ママレードツアーに見える。
特に、五稜郭みてみたいよ、と思いながら2年経過しました。
あー、五稜郭みれるのはいつの日か。
私は、北海道には1回だけ行っただけ。
もっと行きたいと思いながら、なかなか遠くて行けません。
寒がりなんですけどね。北海道なら、我慢できます。
五稜郭は、普通、市電でいくんですか?
行きたいと思いながら、なんもわかんないですけど。
実際とちょっとぐらい違っても私は、気にしなです。
この回では、亜梨実と銀太の会話が多く、なかでも亜梨実の一方的な口調が多いですね。
銀太がどうしようー、どうしよーと悩んでるだけで話はあまり展開しせず、少し話の進展が遅くなってます。
まあ、この回は、北海道ツアーがメインだと割り切って存分に北海道を楽しみましょう。
六反田クン、髪の毛切ってたほうがかっちょえーよ。
次回は、超お子さまの回です。
きりたんさん
銀太と亜梨実の微妙な関係が始まりました。
最初はただ単に光希を遊から離れさせるための作戦だったんですけど、
展望台のシーンでは、二人とも素になってたなぁ。あの「ドキッ」とさせるシーンは見てても雰囲気が伝わってきますね。
光希たんは完全に誤解してたし。
まずは作戦どおりといったところかな。
さくらひ
さて、北海道ですね。
私もこの回を見てから北海道には行きたいなとか思いましたね。(しかしまだ行ったことなし)
なっちゃんと茗子の関係が明かされてから、茗子が非常に人間らしくなった感じがします。
今までは何か知らないけど、光希の相談役みたいで、あまり自分を出さないし
なんで茗子と光希は親友同士なんだろう?とか感じたことがあったのだけれど、
この5,6,7話にて茗子は「自分が出せない人」ということがよく分かりました。
普通に暮らしているを見ると、それなりに明るく、他の人ともうち解けているんだけど、
何か一線が見える。それに比べて光希は自分のことをあまり隠そうとしないし、
自分を構成する要素すべて逃すことなく生きているって感じが
茗子が持っていない、憧れる部分て事なんでしょう、きっと。
遊に関してもほぼ同等なことがいえると思いますが...
ちょっと脱線しちゃいましたね。
この話から亜梨実の陰謀が明かされます。
銀太を巻き込んでまでも遊を取り戻したい!亜梨実の切実な想いが伝わってきますね。
六反田君にはかわいそうですけど、
光希には大いに悩んでもらうこととしよう。
大杉駅さん
7話は北海道へ修学旅行の話です。
これから、銀太と亜梨実のお芝居が始まるのですが、銀太は少しつらそうですね。
しかしまあ、修学旅行に行っても出会うなんてママレの世界は狭いのかそれともたまたまなのか?(笑)
原作ではここで遊の父親問題の告白となるのですが、まだまだ先の話です。
しかし、ママレってなんで背景が完璧なんだろう?
私が見つけた大きな間違いは8巻の遊が光希を追いかけて京都駅まで来る話。
京都駅の配線上絶対に存在しない列車・ホームの配列になっているし。
札幌の方へは作者自身取材で行ったとか。後々広島へ取材に行くという話もありますが、それはまた別の話です。
ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内) |
7 この修学旅行のお話しって、ママレードシリーズの中でもベストと呼んで差し支えない話しなんじゃないかなぁー、と思う。少なくとも私はこれが一番好きだ。何回見ても可笑しいし、また胸が苦しくなるような切なさがある。この悲喜こもごもの、登場人物達の心理的な裏面をじんわりと絞り出すようなエピソードのつみ重ねが、それぞれ丁寧に描かれていればいるほど効果を博して、ママレードリリシズムなる哀切を歌い上げる。青春という名の甘酸っぱい一過性の熱病のような愛くるしい時を、存分に味わいゆく主人公達。そこへ顔を突っ込んでしまった以上、ある一定の年齢以上の人々は懐古的感情を押し静めることは出来ない。あるいはまた自らの青春を持ち得なかった人達も、仮想恋愛大国の渦中にのみ込まれながら甘くて苦いママレードな時間を追体験するに違いない。何故か、この十代後半の時にしか味わえないような切ない懐かしい響きが、修学旅行へ飛び立つ飛行機の爆音の中に鳴り渡っているような気がするのは、私だけなんだろうか? 悲しみも、人生のリアリズムだ。 特筆すべきは、やはり亜梨実の可愛らしさだろう。今回の亜梨実は抜群に生きている。あの、いたずらっぽい猫科の目、コロコロした笑顔とじゃれつく腕。もうたまらないコケティッシュさだ。おりしも彼女が銀太を巻き込んで恋の一大パフォーマンスを演じようとしているエピソードなだけに、若干演技がかったあざといポーズがこれまた亜梨実という女の子の魅惑的イメージを加速させている。だれもこんな娘にかかっちゃ「NO!」と言えないんじゃないだろうか。まなざしの暴力は果敢に光希へのライバル意識に燃えて相手を挑発する。おそらく光希でなくても全身がプルプル来てしまうに違いないところだ。実はここに来てようやく光希の閉ざされていた感情が爆発する。ライバル登場? 銀太のことが好き? だからこれはヤキモチ? ……かたくなに否定しようとしても体の衝動は収まらない。両の拳を握り締め、亜梨実の積極的な行動と銀太の曖昧な態度におもいっきり怒りをぶつけてしまう。こんなに乱れっぱなしの光希を見るのは初めてのことだし、彼女の心の傷たる銀太の存在の大きさにあらためて感じ入る次第。断言してもいいが、今はまだ銀太のことが好きでしょうがない状態だ。もし遊という恋愛を越えた「家族」が存在しなければ、今すぐ銀太を取り戻しに亜梨実さんへ向かって行った筈なのだ。だが、だが、それでも尚、光希が動かなかったとしたら……それは計略家亜梨実にとっては大きな誤算となる。 流石に遊は、この状況下においても無理に光希を制したりすることはない。むしろ、気になる須王のところへ行かなくていいのか? と突き放している。さもありなん、落とすつもりの女が激しく他の男に嫉妬している姿を目の当たりにしたら、下すべき手など存在しないのだから。いらぬこと触れなければ自分のところへ帰ってくるだろうという計算がクールなポーズの下に見えている気がする。第一聡明な松浦君には、亜梨実が仕組んだ恋の偽装のからくりがある程度見えているに違いないのだ。彼女の自分に対する気持ちは十分に知っているし、謀略家の面は3ケ月のお試し期間で重々承知していることに違いない。彼が亜梨実を受け入れなかったのも、果敢に相手のプライベートな部分に踏み込んでいく性格の強さが逆に遊君の心の防壁を高めてしまったためと想像される。となると亜梨実攻め、銀太受け、のシチュエーションは理解できるはずだし、急激な展開に裏があることもわかっていたと考えるのが自然だ。ましてあの、てきめんに嫉妬する光希の姿を見せられては……干渉しないのを得策と判断したのも無理からぬところだ。 だが亜梨実ちゃん、たとえこれが作戦成功で銀太と光希がめでたくくっついたとしても、そこで遊が抱くのは亜梨実という女の子への懐疑と憤りになるのではないか。この計算行動は、どのみち彼女の破滅的恋愛への後押しにしかなっていないと思う。わかっていたのかもしれない。それでも、その道を選ばざるを得なかったのだとすれば……亜梨実、キミはなんて悲しい女の子なのだろう。恋愛の不条理の中に聡明なキミをいつまでも置いておきたくない。 |
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