あにめ感想にっき

映画

  1. [ 2001/01/05 ]
    ◎映画・逮捕しちゃうぞTHE MOVIE(12/30)
     んー、TV&3倍録画じゃ解像度が足りないね…。映画館で見たときの感想をどこかで書いたような記憶はあれど、見つからね…、映画自体は1999年4月公開(調べた)だから感想にっき内にはなくていいけれども…。それと最近読んだ酷評もどこのサイトだったか忘れた…。もぉダメダメ。
     当時は新宿の東映パラス2にひとりで行って、平日だったので40人ぐらいしか人がいなくて…とか書かなかった?ねぇ? んー、もやもや…。
     この映画はどうあがいても「TV見てた人用」なので、そこに文句言うのはどうかと。足ブレーキ、モトコンポ、課長と東京タワー、東海林巡査長帰還、ニトロ等々よくここで詰め込んだと言うファンにしかわからないように作ってあるのだから。私はこの美麗な絵があのTVの続きというところでもう ぐは でした。


  2. [ 20// ]
    ◎映画・ドラえもん「のび太の太陽王伝説」
     でもドラは見る。まぁ劇場で見たんだけどねぇ。まぁ粗は目立つよな。ストーリーの流れが視聴者おいてってる感じあるよな。見てても「あーそういうパターンで持っていくのね〜」と思うしかないところとか。

  3. [ 2001/01/26 ]
    ◎映画・もののけ姫
     実わ初見。私のまわりはおおむね不評なんですけど。そうね、私もそんな感じ。悪いとは言わないけども、大騒ぎするほどいいもんでもない、やはり宣伝効果だろうなぁ。基本的にはナウシカと被るところが多いというのも分かるね、勇者の伝説あるし、火を吐くものが好きな姉ちゃん出るし。
     で、例によってCG。デーダラボッチ様はCGで描いてはあるけど、動き自体はセル風なのでそれほど違和感は感じなかったけども、やっぱ奥に進む画は違和感をかなり感じますな、まぁ私がセル表現好きなだけなんですけども。
     とりあえずこの映画には「このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。」と。だってさー、そんなに腕や首が飛ぶシーンを入れなくてもね。「ジャパニメーション」を期待している外国のみなさん用でしょうかねェ。
     タッチの特番は思いっきりデジタルのご様子。はぁあ。


  4. [ 2001/02/02 ]
    ◎映画・頭文字D Third Stage
     と言うわけで映画に行く。映画の内容の前に今日の流れ…、例によってワーナーマイカル新百合ヶ丘(近いんです)で見ようと思って、出掛ける。事前に上映時間をネットでチェック、「12:45〜だな、よしよし」。12時40分、映画館に到着…一応確認…「12:15〜!…何ィィィ!!!」どーいう事? 確かにワーナー新百合は12時台の回で最終ですけど、そんな急な。何故15分からなんや?よく見れば前回は10時から11時55分までだからもともと45分からやってたというのも変な感じなのだが…。いや、問題にするのは「何故」ではなく「どうするか」だ! とどっかでの受け売りなセリフを吐きつつ、本屋へ。情報誌で近場の劇場を探す、6時のメダロットまでに帰れるような時間にやっているのは…やはり新宿まで出るしかない。とすたこら再び電車へ、時間は12時58分。新宿東映にての2時10分の回を狙いつつ、ちょっと早めの1時20分頃に新宿には着いた…が、案の定 道に迷う。新宿東映は逮捕とかアキハバラとか見に行った新宿東映パラスと同じ建物なんで行きなれているはずなのに…やっぱり都心は苦手だ。…その後西に東に迷いつつなんとか2時5分に劇場にたどり着く。バトルロアイヤルを見たいらしい高校生どもが身分を証明するものがなくて困っているのを避けつつ劇場入り。間に合ってよかった…もっとも最初10分ぐらいは宣伝なんだけどね。その後映画は4時過ぎぐらいに終わって、ビックパソコン館でタイピングゲームのデモを叩きつつ、6時までに帰宅。タイピングゲームについてはひとことコーナーにて。

     そなところで前置き長かったけど内容の話に移行。私としては「これは、TVで何週かに分けて見たかった。」そんな感じ。確かに画は、CGは映画レベルでしたけど、1時間15分という「映画」としてのまとまりがあったかどうか聞かれると、ちょっと疑問ですな。伏線→伏線→伏線→終 という感じではなくて、あれがあって、これがあって、それがあって、終わり そんな印象を受けた。ひとつひとつのバトルは微妙にしか繋がっていないし、そのぐらいの微妙なつながりっつーのは TV放映で次の週に引くのと同じぐらいですよ、実際見ていて「ここでCM」「ここで次回に続く」としてしまいたくなる引きが多々ありました。盛り上がるシーンも、ラストに向けてだんだん、というよりかは、30分ごとにいっこあるとかぐらいって風でして。これならTVでやっていたように「1回目にバトルの前置きをして、2回目にバトルを始めて、3回目で山場と決着」みたいな展開の方がよっぽど燃えたかと。個々独立したバトルと、半年にも渡る拓海の成長を描くには、「映画」という媒体は微妙にそぐわないかと思ったわけで。とは言ってもTVシリーズの予算じゃこんな画は出せないですけどね! まぁこの画(CG)と、映画館での音響で聞かせることが主な目的だったんだろう。

    第1話「涼介の誘い」
     3rdStageとしては、群馬選抜チームを構成したい涼介の誘いから、それを拓海が正式受諾するまでを描くということになるだろう。1話は拓海の過去のバトルを振り返りつつ、「お前のテクニックが欲しい」の涼介のセリフがいちばんの見せ場で次回に続くだろうな。
     過去のバトルのCGも全部描き直しって感じでしたな。ガムテープデスマッチの彼のシーンは是非ガードレール衝突シーンを入れて欲しかったかも(^-^;)。あまりに1バトル回想が短くてちょっと物足りないかも。真子とかここしか見所ないのに。(ラスにちょっとギャラリーとして参加していますが)
    第2話「やりのこしたこと」
     涼介の誘いを受けるかどうか悩む拓海は、チームに入る前にやり残したことを片づけていくことにする、まずエンジンブローで負けてしまったランエボ恭一とのリベンジバトルだ。この回はバトル無しで、見所は恭一のホームのいろは坂で独り練習する拓海のシーンだろう。引きとしては、恭一にバトルを申し込んだあたりだろうか。
     3rdStage全般に言えることだけど、何か拓海がかなり能動的、というか、自分から動いてるという印象があるね、彼もだんだん成長している。
     いろは坂の秘密が明らかに。ああいうシステムだと、「登りのコースを下る」というぷっつんレースとかも行われてそうだ…。死。

    第3話「リベンジバトル」
     この回は全面3DCGによるバトルになるだろう。開始と同時にスタートという構成になるかな。自信たっぷりの恭一を見せつつ橋の前で次回に続く。
     低速コーナーの解説ありがとうって感じ。つーかあれぐらい遅いとイライラしそうだ。ドリフト音は気持ちいいけどもさ。
    第4話「決着!いろは坂」
     恭一とのバトルの決着と、小柏カイの挑戦の予感ぐらいかな。
    「見える」で勝たれては負けた方としても立場が無いですな。また「勝ったとは思ってない」とかほざくし。
    第5話「文太の因縁」
     過去の因縁を語りつつ。でもそれだと微妙に見所がないな…。TVでやるなら過去の文太のシーンを入れたりするのだろうか…いや、そういう見せ方は頭文字Dらしくない。引きとしては出掛けに文太が話し始めるあたり…?
     次のバトルの相手が文太の過去の最強ライバルだった小柏健の息子、カイと言うわけで、バトルは拓海 対 カイというよりかは時を越えて文太vs小柏健 という感じですな。
    第6話「地元スペシャル」
     小柏カイとのバトルスタート。涼介の「出すのが早すぎ」のセリフが出たぐらいで引きかな。先手を打った小柏親子の地元スペシャルが見所としてかなり有効。
     あぁ地元スペシャルってずっこい技ばかりナリ…。クルマの底面が見える構図はなかなかいい感じで圧倒されました。
    第7話「枯れ葉」
     カイとのバトル決着。2週前の文太のセリフは忘れられているので、回想も有効に。拓海の地元スペシャルジャンプと、文太の入れ知恵、日光溝落とし炸裂、ギリギリ橋突っ込みと見所たくさん。
     拓海の前で技を見せると言うことは、次の瞬間盗られていると言うことだからなー、文太&健の方も相手の息子のそういう天性を見越しているから「最後の方まで出すな」的なセリフを吐いているのに、「最後の方」と「最後」の違いで拓海の方が出すポイントさえ押さえればいいと楽な形になったのが勝因ですな。「落ち葉」を使って勝とうとするあたりが文太の親父っぽくてなかなかよいですわ。
    第8話「クリスマス」
     しばらく茂木がらみに。バトルはないけど、クリスマス風景はそれだけで見所、というか、クリスマスは静かな映像を、というのは結構基本みたいなんです。
     復縁の予感。拓海の頑固話をしているときに「オレ譲りで」と言わないあたりプライドばりばりな文太父さん。
    第9話「その女、尻軽につき」←ぉぃ
     拓海家への電話、もしくは拓海の雪道全速までかな。でも拓海のセリフ「秋名湖か?」は次回への引きというよかCM前の引きなんだよな…。走るシーンが2週連続無いというのも変だしな。
     3rdStageのただのバカドライバー役は御木先輩に決定。「クルマを持っていること」にステータスを感じているとはまた…。
    第10話「告白」
     なかなおり。雪山での全開走りが見所。
     あれで朝になったら、そりゃそうなんだろう。拓海もバカな女に引っかかったもんだよ…。
    第11話「自分との戦い」
     涼介との再バトル。ラス前でいきなりこれだとちょっと急すぎるので、前の回にちょっと引きが入るかもな。
     もはや「バトル」ではない走りをする2人。なんつーか、相思相愛?ラブラブ? まるで2人のランデブーのようでしたわ。
    第12話「将来」
     前半で涼介とのバトルを終了して、後半でまとめ。自分の道を見つけられた拓海がこれからどうしていくのか。EDでその後のキャラ達の姿をね。
     拓海が別に何も言ってないのに、自分で勝手に結論づけて、身を引くことにするバカ女、茂木。まぁもはや頭文字Dに女は要らないということなんだろう…あぁ×××…かけるかけるかける

     ほら、12話分ある。<ちょっと強引
     4,5,6話は2話にまとめる方がいいかも知れないな…。もしくは1話30分と見るより、15分でCMへ、と見る方が正解かも知れない。これだとさすがに間延びするやろー。映画全部で115分だから、120分と考えても、1話10分だからな…さすがにそれは…ねぇ?
     分けると感想が書きやすい。というか、まとめた感想はかなり書きにくいよ、これ。お察しのことと思いますが、上の話数分けの斜体の部分は感想です。分けたら感想がすごい量になってもうたよ…。


  5. [ 2001/03/10 ]
    ◎映画・ドラえもん「のび太と翼の勇者たち」**ネタバレ注意**
     というわけで年に一度の。もはや孤独なドラ映画見。昨日の哲也見たあと寝てません。5時半ぐらいの電車に乗って、日劇東宝へ。先日前売りを買いに行ったばかりなのでいつものように道に迷うことはなく。新聞も見ずに出てきたから、何時会場で、何時上映かさっぱりわからないまま。例年より遅れて着いた気がしたが、去年とさほど変わらない時間に着いていたのね。去年よりは人がいたよ1階分ぐらいはしたに降りた(階段に並ばされるんです)。でも今年は知念里奈が来るはず、吉川ひなのの時はもっと並んでいたような気が。で、1時間半ほど待って8時半入場。…カメラチェックないんですか!? …さらに追い打ちか。所詮こどちゃのED歌いじゃね〜(こら)。方針の違いかと。
     ちなみに開演(って言うのか?)は9時半でした。長いこと待ち。両脇推定幼稚園前のお嬢さんたち。あぁお父さんは大変ねー(棒読み)。ド真ん中に座る私も悪いんですけど。(^^;
    1. のび太と翼の勇者たち
       むぅ、勝平じゃないのか。あんなに勝平顔、しかも別キャラに勝平いるのに。まぁ、映画と言えば無駄に贅沢なキャスティングが売りなので。あとガールフレンドが氷上恭子、ちょっと合ってない。父さんは島田敏、これはまあOK。母さんは折笠愛、ちょっと勿体ないかな。イカロスは誰だったっけ…。
       で、内容。例によって、藤子Fなしと言うことを考えれば、頑張っていると。今回のはちょっと設定に流されすぎて、キャラが生きていない印象を受けた。ドラたるもの「パターンを知っている者が見るもの」ではなく「パターンを知らない人がパターンを知るもの」であってほしいかと。『こう来たらこういうパターンにはめているんだから分かれよっ」的な演出が多かった気。
       あとフェニキアを完全に敵として葬ってしまうと言うストーリーはドラらしくないですな。先住民だったフェニキアはあとから来た人工強制進化体である鳥人に世界を乗っ取られたあげく、長い間氷の下に閉じ込められ、その後勝手に進化させられ、挙げ句の果てに宇宙空間にポイというなんと哀れな生物に。ひでーやドラちゃん。
       何日も家を空けたあと帰ったと言うのに、その後はタイムマシンですかな? まったく説明なし。
    2. ドラミ&ドラえもんズ「宇宙ランド危機イッパツ!」
       印象薄…。とりあえず南央美。あとは気づくと終わってた…(爆)。今回注目のドラえもんズキャラはドラリーニョだったのか…? 薄。
    3. がんばれ!ジャイアン!!
       恒例になった感動シリーズだが…、やはし。今までのシリーズの中で一番「感動させようとしてる」のが見え見え。とりあえずキャラの動きで笑うしか。しずちゃんは大ウケでした。
    4. その他舞台挨拶とか
       翼とドラえもんズの間に、初日にしては珍しく、CMが入りました。ここ最近の記憶では入ったことはなかったと思うのですが。で、そこで流れた次回のクレヨンしんちゃん映画のCMが大ウケ。しかもそのあと直ドラえもんズ映画に。肩身せまっ。やはしクレしんには若いパワーがあるなぁ…ってクレしんも長いけども。
       で、舞台挨拶。カメラが6台ぐらい来ていた…こわ…。いつもの声優挨拶と、知念里奈の一曲(主題歌ね)。今までのアイドルより好感触でした、失言もせず、食ってかかることもなく、って今まで来た人たちより歳が…の話かも知れませんけども(^^;)。
       入場の際にカメラチェックはしていなかったので、出ている最中ずっとフラッシュがあちこちから。んー。あ、私は映画を見に行ったので後ろの方に座り。ごまつぶー。


  6. [ 2001/04/01 ]
    ◎映画・ジャンゴのダンスカーニバル
     というわけで東映アニメフェア2001春に行って来ました。前回前々回の反省を活かして、メイン劇場の丸の内東映へ。しかも何となく2階席。席はちょっと小さめだったけど、終了間際の映画の割には大きいスクリーで見られてよかった。
     で、ジャンゴ。5分映画かな。3DCGとデジタルセルアニメをくるくる回す、音に合わせて踊る絵を見せたかっただけの映画ですな。まぁ素直に技術が進歩したと言っておこう。でもジャンゴが高木渉なのは納得いかない。いくら短いとはいえ、出番がほとんどないとはいえ、矢尾一樹で見たかったよ。


  7. [ 2001/04/01 ]
    ◎映画・デジモンアドベンチャー02〜ディアボロモンの逆襲〜
     ビビってる。前のがなぜよかったか、何が期待されているかを考えてのオマージュであったと見えてしまう。前々作の舞台を無印から02に移動したらどうなるか、でしかない。現実世界とのリンク、誰しもがパートナーデジモンを持てる可能性、そして世代交代。02らしいディアボロモンの倒し方であったよ、確かに。
     02が世界観的に既に詰まっていたことを、無印と同じテーマで描くことによって、証明したのかも知れない。まぁテイマーズに期待しますよ。
     あ、決してつまんなかったと言っているわけではなく。アニメ映画的にはこれで充分な出来ですよ。


  8. [ 2001/04/01 ]
    ◎映画・ワンピース「ねじまき島の冒険」
     見所は、ナミの着せ替え、以上。あんな格下相手にカッコイイセリフ吐かれても全然締まらないですよ。各キャラそれぞれ平等に見せ場を用意しようとするからまとまりないし。サンジならサンジ押しでやってほしかったよ。
     つーかジャンゴのダンスカーニバルもそうだけど、時間軸がわからないね…、一体どこら辺の話になるのかさっぱり。


  9. [ 2001/04/01 ]
    ▽映画・こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
     これ2時間だよな…いったいどれだけためたのだ私は…。土日だけなのに…。
  10. [ 2001/04/02 ]
    ○映画・名探偵コナン「瞳の中の暗殺者」
     劇場で前見たし。あぁ塩沢。
     あのころ話題だった警察の不祥事もあまり聞かなくなったねェ。


  11. [ 2001/04/08 ]
    ◎映画・こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE(4/1)
     何げに感動とか。アクションといい話のバランスがなかなかよろしくできてます。最後、特攻のあと全員無事というのがそこまで忘れさせていたのにこち亀らしさに戻ってきてよかったでふ。

  12. [ 2001/04/30 ]
    ◎映画・名探偵コナン「天国へのカウントダウン」
     と言うわけでゴールデンウィークのさなか、コナンを見に行く。レイによってワーナー新百合で見ようと、9時過ぎに新百合到着、が、9時35分の回は既に売り切れ、しばらく並んでいると11時30分の回も売り切れ。14時の回は最初から売り切れていた。さすがに無理だろうと言うことで移動。結局ワーナーマイカル海老名にて視聴。何とか1時50分の回をGETする。…よく考えれば4時間ほど無駄にしているわけですが。(^^;
     まだ公開中の映画なので、ネタをばらすのはどうかと思いますので控えめに。でもまだ見てない人にひとこと言うとすれば、「黒の組織のことはあまり気にするな」と。あれだけ振っといて、黒の組織話はそんなにメインじゃないんだな。
     蘭、歩美、灰原が壮絶なヒロイン争いのしすぎてるので、ちょっとぼやけたかな。話に一番関わらないのに、歩美ちゃんのかわいさは殺人的だったし。(ぉ
     そーいや蘭姉ちゃんの10年後の姿の写真はどうなったんだろ。


  13. [ 2001/06/11 ]
    ◎映画・メトロポリス
     あんまり予定してなかったけど、見る機会ができたので。
     でだ…、まぁ、あまり、…ですなぁ、予想はしてたけど。つまりテーマがぼけてるわ、萌え薄いわ(半分は狙いだろうけど)、見所薄いわ、3DCGは微妙だわ、って事ですよ奥さん。でも最後のCGに関しては、確かにちょっとセル絵との整合性が厳しい気はしたけど、それは手塚アニメだから、従来のアニメ手法に固執する必要はないし、新しいことに挑戦していく姿勢は別に構わないと思う。
     絵的には見所はあり、ですな。街中のシーンが多かったけど、市民がみんなそれぞれの立場でそれぞれに動いている“絵”があるというのはなかなかすごいことでして。ちゃんと声も入っているし。
     テーマが微妙っつーのは、全体を通しての見せたいものが非常に薄くなっているってことですな、絵以外。結局のところ見せたいのは「人間とロボットが共存する世界の問題点」だったはずなのに、屈折した親子愛はあるわ、人間の不完全性はあるわで、一貫性がないかも。そもそも暗い世界を描いているはずなのに、初っぱなから明るい曲って時点で何かダメかも…って感じたけどね。短い時間で視聴者に「世界の違和感」を感じさせるには、明るいシーンとはいえ、何かしらの工夫をしないとダメかと。メトロポリスの違和感を感じるまでに随分とかかったよ。
     で、第2のテーマ、ケンイチとティマの愛やけど、これもまた微妙。ケンイチとティマは別に逃げ回っていただけで、ティマの方は起動後しばらく一緒にいただけだからいわゆる「刷り込み」だし、ケンイチの方はボケと容姿に惚れたいわゆる「萌え」じゃん? 深読みしなきゃ「愛」を感じられない表現は避けるべきだったんじゃないかと思うよ。最終的にティマが落下する時点までにケンイチに感情移入していなきゃ感動もへったくれもないんだけど、何つーか、そこまで行くのは無理でしょ。せめてもっとティマに萌えるチャンスを。(ぉ
     つまるところさ〜、結局悪いのは全部ロックじゃん? 親父を尊敬してると言いつつ、親父の思想は理解しないで、自分の思う父親像にはめようとしているだけ。ティマが暴走したのも奴のせいだし、ティマに愛が芽生えちまったのも奴のせいだし、勝手な思いこみで世界がピンチだったって事を自覚してるのか? しかも勝手に自己完結して自爆するしさ〜、最悪じゃん? 逝ってよしだよぉ。
     と自分の感想もテーマを不鮮明にしつつ終わる。


  14. [ 2001/07/01 ]
    ○映画・ONE PIECE
     えーと…これか。まぁそんな感じ。

  15. [ 2001/07/21 ]
    ◎映画・ポケットモンスター「ピチューとピカチュウ」(7/17)
     映画なのに提供のところが「ポケットモンスターアンコールはご覧の…」のままだった。まぁ特に深い意味はないが。

  16. [ 2001/07/31 ]
    ◎2001年夏東映アニメフェア
     テーマは、爺さんと、旧作ネタ…?
    1. ◎映画・も〜っとおジャ魔女どれみ「カエル石のひみつ」
       お祖父ちゃんの田舎で魔法が急に使えなくなっちゃった!ど〜して!? と言いつつどーして?は不明なままだしぃ、魔女についても言い伝えだけだしぃ、なんか微妙に中途半端? 父さんとじいちゃんがなぜ仲悪いかもな…。<本編で触れてたっけ?

    2. ◎映画・キン肉マンII世
       小野坂…。一瞬似てるとこもあるが、やっぱ変な感じ。角田さんのマルチぶりはもう放っておくとして。
       内容は仲間がぱたぱた倒れて、最後には復活して、応援して、万太郎が敵倒して終了…いつも通り?
       それよか2002年からTVアニメ化ッつー方が気になってたり。


    3. ◎映画・デジモンテイマーズ「冒険者たちの戦い」
       …これは……なかったことにしよう。本編と時間軸合わないしねぇ、いつ沖縄へ行く暇があったっちゅーねん。入れたとしてもあそこで完全体になられちゃさ〜整合性がさ〜。現状では絵的に弱いからついオメガモンを出したくなる気持ちはわからないでもないですがねぇ…

  17. [ 2001/07/31 ]
    ◎映画・千と千尋の神隠し
     …ぐはぁ、なんてものを作りやがる…いや作らせやがる…。「身の毛がよだつ」シーンだけでもいっこいっこに演技させすぎですわ…最初の方のオヤジが「むさぼり食う」だけでもどんだけ苦労してるんだか…それも指定がさ、「食べる」じゃなくて「食う」だよ、しかも「むさぼり食う」との指定で動画描いてるちゅー話を以前聞いたわけで。てことは他のシーンでも、「安心して、悲しくて、おいしくて、嬉しくて、泣きながらおにぎり食うシーンを描いて」とか「怖いけど、怖がってる場合じゃなくて、意志を伝えなくちゃいけなくて、でもやっぱり怖がってるシーン描いて」とかさ、従来のアニメーションじゃ作画に絶対そこまで求めないものが惜しみなくふんだんに入っている状態に。こういうのを「テレビじゃできない」っつーんだろうなぁとつくづく。世界がそんなに広くない分、そういう表情のきちんとした演技に集中できたよ。アニメも絵でここまで演技できるレベルになったんだねぇ…すげ。でも作画の方は死んでそうだ…1シーンに1週間ぐらい掛かってそ…。
     つーわけで作画ばっかり見てたよ…。内容は放っておいて基本的には萌えアニメ…いやロリアニメじゃん? 細足も靴下脱ぎも手を振らずに前固定ダッシュも、サービス、つーか狙いですな? くそぉ。あと萌えポイントはこけと「わぁ〜」ね。何げにいい演技してたよ、声。両親は相変わらず宮崎アニメしてましたが。
     絵的に一見派手だけど、世界があーなだけなので、世界になれてしまえば当たり前の絵なんだよね。すっと世界に入れたお子様は退屈だったんじゃないかと思ってみたり〜。
     眠気で書こうと思ってたこと一部忘れたけど、まぁそなとこかな…。なんだかんだ言いつつ宮崎アニメそんなに好きじゃないんで、大丈夫ですわ。こーいう「描けば描ける、描いた」より「(枚数的に)描けない、でも(その意図をできる範囲の方法で)描いた」のリミテッドなテレビアニメの方が好み。まぁ方向性ですよ、宮崎アニメの方が一般的に「いいもの」ができるのはわかってるけどさ。


  18. [ 2001/09/10 ]
    ◎劇場版・幻想魔伝 最遊記「Requiem〜選ばれざる者への鎮魂歌〜」
     今週で大概の劇場は終わってしまうので見てきた。3時ぐらいの回で見に来てた人は正味10人ぐらいだったろうか。ワーナー新百合。
     …まぁ、別に、見なくてもよかったかと、ストーリー的にね、面白かったかどうかは別として。まぁ「ありえないことがおこる」だけで天竺に着くとか、牛魔王蘇生実験を止めるとかなんてことはひと言も言われてないからその辺のストーリーには絡むわけもなく。
     内容は別に語りたくもない気もするけど、良くも悪くも幻想魔伝最遊記。TV版の延長。「映画」である必要があったのかちょっと疑問。演出方法とかも変わんないし。CGエフェクトは相変わらずヘボいし。このアニメは所詮原作力が9ぐらいだからなぁ。
     八戒の姿をして悟浄を刺して「殺した」と思った置鮎…、死体を処理しておけって…世界観的に妖怪を倒したら粉々じゃないんですか? ご都合だなァ。


  19. [ 2001/09/12 ]
    ◎映画・COWBOY BEBOP〜天国の扉〜
     渋谷東急会館にて。話的には別にTV版最終回のあとというわけではないみたい、ビバップ的に一番面白いメンツの面白い状態でのあってもよかった話。
     そんなわけだから謎解きとかはそんなに気にすることもなく、素直にアクションとかセリフとかが楽しめるわけですな。まぁ大画面でビバップの面白いところが見られるつーことだけで映画にする価値はあったと言うことですな。ビバップのおもしろさを再認識したい場合におススメです。
     しっかしテロネタだよなぁ…ん〜。思想がないだけまだましか…?
     最後の方の蝶が舞うシーン、劇中で「ナノマシンが脳に着くと蝶のようなものが見えるらしい」と言っているだけで、「ウイルスナノマシンが着いたら」とは言ってないから、「ワクチンナノマシン」でも蝶が見えるんじゃないかな、と勝手な解釈をしてみる。>こころあたり


  20. [ 2002/01/04 ]
    ▽映画・ジャングル大帝
     なんかやってたらしいし。
  21. [ 2002/01/15 ]
    ◎冬の角川アニメ
     いつのまにか遠出しないと見られなくなってましたよ。他のアニメ映画も早く行かないと終わっちゃうよなー。
     つーことでとりあえず角川見。渋谷行きました。4本立てはさすがに長い、この回にいた観客は正味10人程度だったんですが、サクラ大戦前に席を立つ人が2人…。ある意味正しい選択かも知れず。
    1. ◎あずまんが大王
       榊さん以外は微妙ですな、キャスト。智ちゃんはまぁそんなに問題ないかも知れず。浅川&樋口呼べたんなら他も頑張って欲しいですな、三石とか、久川とか、横山とか。これでもかとあからさまなほど。
       筋は、前半4コマネタ、後半オリジナル、といったところか。後半はまあよかったけど、前半は4コマの流れがいまいち表現し切れていなかった感、というかキャラ慣れ時間が足りない故かも知れず。


    2. ◎デ・ジ・キャラット星の旅
       むぅ、なんつーかやる気無し? 山なし、意味なし、オチなし。他に仕事がある時は片方手を抜いてもいいと誰に習いましたか? これならこんなに長くなく10分ぐらいの方がよかったかも知れず。
       つーかいつからキャラ萌えアニメになったんですか!?(爆)


    3. ◎スレイヤーズぷれみあむ
       たらこくちびるに頭の前だけちょっと髪…キン肉万太郎? とか微妙に思いながら見てました。久しぶりのスレイヤーズは結構おもろかったでふ。気になるのは3匹のフード被ったタコ、なんか元ネタに記憶があるのに思い出せない…くそぉ。
       劇場版と言えばあの方ですけど、アメリアと対面させるわけにもいかないですからなぁ。よし。


    4. ◎サクラ大戦 活動写真
       一応今回のメインになっている作品。TVシリーズしか見てない身としてはちときついキャラ量。知らない人がいっぱい。ストーリー的にはサクラ大戦3の後の話になるのかな。TVシリーズだと1のストーリーしかしてないと思うのに。
       で、サクラ大戦3と言えば、ぐるぐる回りながらの3DCGとセル絵の合成ですが、ちゃんとOPでやってましたな。3DCG技術とセル絵を合わせる場合、普通セル絵に合わせて3DCGを作るのが、合成として正しく、違和感が少ないとされていて、今でも主流ですが、ゲームのサクラ大戦3に入っていたぐるぐる回りつつセル絵も合成するというのは、その従来の合成とは逆のアプローチで、しかもちゃんとすばらしい絵に仕上がっていて「新しいカタチ」を示したものでした。むしろ「CGだけが回れるわけじゃない!回れる絵ぐらい描いてやろうじゃないか!」との意気込みまで感じましたよ。絵描きの底力。
       でもぐるぐる回り合成は最初だけであとはセル絵風3DCG配置の仕方でした、合成シーンでなくても3DCGの動かし方、見せ方がセル風だったのはよいことです。おかげで3D光武は微妙にしか気になりませんでした。まぁラスボスは主線がカクカクしてないので、3D→セル絵変換向きじゃなかったということで違和感ありまくりでしたが。構図自体は間違ってなかったんですけどねぇ。
       筋は、華組を褒め称える話。(ぉ
       ラストの演劇シーンは舞台裏で紅蘭が焦っていろいろしていたりするのに、舞台の方では普通に話が繋がっているのが違和感でした。アドリブ入れた理由すら教えてもらえない。あれがなければ演劇シーンだけ独立してしまい、全体の統一感が薄れるからの配慮だろうと思うが、あんまりうまくいってなかったような。



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