四日目後半

2005年11月9日/0時半ごろ。
洞窟の中に潜んでいた第九の巨像。 すさまじい速度で打ち出されるいかづちを、 アグロに跨り紙一重でかわしていく。右に、左に、 あらぶる目覚めを迎えた巨像をつれて、木々育たぬ大地を駆け抜けていく。 駆りながら見据えるのは巨大な影だけではなく、 この地に据えられた力、天然の罠――――間欠泉。
死ぬかと思った!正直!走ってじゃとてもじゃないけど避けられない。 寸前ジャンプじゃ打ち抜かれる。アグロに乗ると気づいたときには、 ぶっつけ本番!とばかりに乗り回しました。それでも 何度も直撃をくらったりして、アグロの生命力には驚かされます! 今回は地形パワーも借りて罠にかけるような具合になっていて 「敵をおびきよせて罠にかける」という熱いシーンを体験できました。 気持ちいいぞー!間欠泉に吹き上げられる巨大カメ! ひっくり返って戻るタイミングを見計らって、 おなかから背中に上ったときの爽快感ときたら!

越えるたびに目覚めるたびに、よりはっきりと、 言葉へとなる少女の声。何を伝えようとするのだろうか。 見下ろす影も増えていく。彼らは何を伝えようというのか。 第十の巨像は孤立した砂丘。高い岩山の中にあり、砂の中に潜むもの。 友とともに揺るがすもの。駆ける駆けるアグロ、追いすがる巨像。 捉えんと砂の中から現れた巨大な瞳に、馬上から放たれる一筋の矢。
アグロと一緒第二段。ここではアグロの最大推力が命となります。 シマは第三速と呼んでいますが、×ボタン三回目のアグロの最高速度。 ちなみに、一回目で第一速、二回目で第二速と呼んでいます。 馬上から弓矢は夢だよね! そんな気持ちよさ、爽快感がワンダと巨像のウリです!

地にうがたれた小さな湖。それを臨む砦には、 絶えることなく炎を燃えあがり続けている。 炎を守る番人とは、かつてこの地に栄えた民族か・・・ それともこの地の巨像であるのか・・。
巨像の中で最も小さいであろうものがこの砦に住んでいます。 それでも十分大きいのですが、他のものが非常に巨体なので、 どうしても小さく見えてしまうというものです。 似ているとすれば、バッファローといったところでしょうか。 火が苦手なようなので、追い立ててたーたーきーおーとーすー! 今回の一番の見せ場は、追い落とした巨像の上から、 剣を構えて飛びかかれるという所!!

突き立て、滅ぼし、横たわる巨像たち。そこから吹き上がる黒い糸。 太く広がったそれは、槍のようにワンダに突き刺さる。 その数は更に増え、容赦なく襲い掛かる。そして意識を手放す。 巨像の命そのものだというのか・・つきたったそれは、 ワンダを何に変えようというのか・・・。
越える狭間に、悲しげな声が響く。

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