四日目前半

2005年11月9日/0時半ごろ。
第七の巨像。霧の沼に意を決して飛び込めば、沼の深みに漂う巨大な影。 長大な身体をくねらせて、泳ぎ回るその姿。水をたたく尾につかまり、 いかづちを放つ背のトゲを、一つ一つ切りつけていく。
深さの掴めない水の中はおっかないですね・・! 当初は頭までどうすすんだものか困り果て、 なんども背中のトゲからの雷にビリビリ焼かれ、 こなくそ!とやってみた攻撃が功をそうした時はうれしかった! そして今度も糸がブッスリですが、水中だと金魚のようにワンダが浮かぶ・・!

渓谷を越えた先、光の降り注ぐ湖の中にその遺跡は存在する。 森の奥の桶、閉じ込められた尻尾、壁を伝う影、第八の巨像。 吐き出すいかづちの中に毒を含む大気をばらまいた。
はじめての口からビーム!当初は、爆裂した煙にダメージがあるとは知らずに、 何度も何度も死に掛けました。両手両足に弱点のある、巨大なイモリでしたが、 もうどうしたらいいやら、と逃げ回る始末。 思いつきで壁に上ったときに矢をいたら、落っこちておなかを見せて バタバタしておりました。気づくまでが長かった。

通り抜ける光と闇の狭間に、何事かを訴える少女の声。
なんでしょう、泣くような声が混じったりすることもありましたが、 今度はだいぶハッキリと何かを伝えてきました。 ICOと同じように、二週目になったら字幕がつくのかな・・!

舞い戻った古の祠。その石の床に横たわりながら、 ワンダはかすかな夢を見る。夢の中のあいまいな景色の中、 祭壇の上の少女が起き上がり、躊躇いがちにこちらを見詰める。 逆光の中の暗い姿の中で、鳥たちが羽ばたく。 ―――彼はなにかを唇に乗せ、そうしてようやく夢から覚めた。 ゆっくりと起き上がり、握り締めた剣を収め、祭壇に近寄った。 少女の頬に、汚れ、傷ついた手を伸ばし、壊れやすいものに触れるように 確かめる。まだ少女は目覚めない。
切ねぇー!!願った夢を見た後に、 どれだけ心が揺れたかと思うと、切なくて切なくてたまらない! それよりも切ないのが、傷ひとつない少女に比べて、 汚れて傷だらけになったワンダの手ですよ・・! ここまでくるのに八体の巨像を倒しているワケですが、 泥にまみれ血にまみれ、何度も何度も取り付き投げ飛ばされ蹴り飛ばされ、 何度も何度も向かっていって剣をつきたてる・・。 その後謎の黒い糸に貫かれれば、痛みかなにかで倒れこみ、 祠に毎度ワープして・・頼むぜ!ハッピーなエンドをおお!!

黒い影たちはなにゆえにワンダを見詰めるのだろうか。 白い鳩たちは何の化身であるのか・・。

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