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入籍騒動
「非常識だなんて言わないで!」

きゃはははは♪
DATA
放送日(KEY局)1994.07.17
視聴率(関東)14.7 %
hr
アイキャッチ(A)光希-遊-銀太
アイキャッチ(B)悟史-光希-遊
hr
オープニング笑顔に会いたい(ver.1)
エンディング素敵な小夜曲
hr
収録巻(ビデオ)vol.5
収録巻(DVD)DVD-BOX Part.1- DISC 4
収録巻(LD)Marmalade-BOX 1- 5B
hr
補完1放送日1997.07.31
補完2放送日2002.02.22

[スタッフ][ストーリー][感想][瀬川さん評][次回予告]

STAFF
脚本松井亜弥
美術下川忠海
作画監督河野宏之
演出松原明徳
原画河野宏之
永島英樹
藤井孝博
動画リカルド・カボテハ
ノエル・カラガイ
メルビン・カリロ
エドウィン・カシラオ
背景塩崎広光
池田 尚
ナルシソ・タグロス
ミリアム・リーバス
仕上ピーコック
ミリアム・リーバス
 
色指定衣笠一雄
仕上検査堀内由美
特殊効果中島正之
撮影三晃プロ
EEI−TOEI
編集花井正明
録音川崎公敬
音響効果石野貴久
選曲茅原万起子
記録伊藤好子
演助進行田中浩司
美術進行田村晴夫
仕上進行森田哲庸
挿入歌ママレード・ボーイVOL.3
「ママレード・ヴォイス!」より(アポロン)
録音スタジオタバック
現像東映化学
声の出演
小石川光希國府田マリ子
松浦 遊置鮎龍太郎
秋月茗子山崎和佳奈
小石川 仁田中秀幸
小石川千弥子江森浩子
松浦要士島田 敏
松浦留美川浪葉子
三輪悟史太田真一郎
千草永島由子
麻理小野寺麻理子
桂子中村尚子
古館田中一成
後藤風間信彦
校長中江真司
教頭山口奈々
協力青二プロダクション



 ● ストーリー
 離婚から半年たち、ついに光希の父親と遊の母親、光希の母親と遊の父親が入籍する日がやってきた。吹っ切っていたつもりの光希だったが、いざとなるとやはり動揺する。そんな光希を慰めたのは、黙ってそばにいてくれる遊の優しさだった。

 遊のおかげで気持ちの整理がついた光希は、元気ハツラツ学校へと向かう。だが、放送部のスクープで、ついにふたりが一緒に住んでいること、そして両親が交換結婚していることがバレてしまったのだ!

(キネマ旬報社『アニメデータブック1995』よりこんなことあんまりしたくないんだってば


ほわいとさんによる<<第19話ステータスレポート>>
亜梨実  ・・・ カリヨン牧場に行った疲れでもとっているのだろう。
光希   ・・・ 両親sの入籍イベントに心が不安定になる。
茗子   ・・・ なっちゃんのことは完全に吹っきれてないが、明るくなった。テスト勉強に励む。
悟史   ・・・ 遊に声をかけられる。
遊    ・・・ なんだかんだいいながら、光希ちゃんの事を見守っている。
銀太   ・・・ テスト勉強でもしているのかな。
六反田  ・・・ 存在を忘れられているのかも。
両親s  ・・・ 入籍をして気分一新。
なっちゃん・・・ しばらくでてこないからどうしてるのかわからない。
桃井先生 ・・・ 名村先生がいなくなって寂しい思いをしているのだろうな。


 ● 感想

■ママレ補完計画2より


ともちんさん 2002/02/22 (金) 10:47

第19話感想です。

今まで交換結婚はママレにおいて重要なキーポイントだったにも係わらず、
光希の恋愛問題や、茗子の事などで棚上げになっていた風がありましたが、
やっぱり、思い出したように、この時は来てしまったのですね。
あまりにも、光希と遊の同居や、両親Sという存在に慣れてしまっていて、
今更になって、まだ未入籍だった事を思い出しました。

実生活としては、もうすでに両親Sはお互いのパートナーを入れ替えて
生活している訳であり、今更なにを光希が悩んでしまうのかという
疑問もありますが、やはり、それは多感な時期の娘ならば
致しかたない感情なのかと、教えられた気分です。
対して遊は全く気にならないのか?と疑問に思えてしまうのですが、
光希の保護者は自分のことよりも、光希を先に心配せねばならないので、
必然的に大人になってしまうのね。
そんな遊に光希が正式に好きになるというのも一歩前進ですね。
その証明にメダイユが登場するところが、いかにもスポンサー付きのアニメ
なのですが、視聴者としては実に分りやすくて、アッパレです。

放送部の古館●チロウタイプの追っかけレポーターですが、
彼のような存在もまた少女アニメの定番中の定番?
時々出てきて、光希の感情を引っ掻き回してドタバタさせてくれて面白いです。

校長室での両親Sですが、交換結婚なんてハチャメチャな事をしてしまうだけあって、
今まで全くシリアス路線からはかけ離れていましたが、
シリアスとは多少ニュアンスが違いますが、
4人揃っての「ハイ」にはちょっと感動ものでした。
実の子供と再婚相手の子供。
逆にそれを家庭問題として物語を展開する少女漫画もあっても良さそうな設定なのに、
そんな事なんのその受け入れている両親Sには感服します。
もちろん、光希と遊にも。(光希は色々葛藤があったけど・・・。)

とにかく、これで一つ棚上げされていた問題も解決して、
何故かドタバタと光希のメダイユには遊が収まって、
新しい展開を待つばかりですね。


きょんさん 2002/03/21 (木) 20:13

光希は純粋な性格だけに、細かい事を気にしすぎなよーなぁ・・・?
まぁ〜それを気使う遊の優しさで、
ママレードは盛り上がっていくんでしょうけどね!


CHOさん 2004/03/26 (金) 00:07

校長先生いい人ですよね〜名村先生と茗子の事件の時も思いましたがとても理解のある人だと思います。今回の入籍騒動の件も優しく接していて感動しました。それに比べて教頭ときたら・・・名村先生と茗子の事件の時も今回の入籍騒動の件もまったく校長先生と逆の感じですっごくウザイ!!!!世間体を気にしすぎ!!
光希は最初あんなに嫌がっていた交換結婚も最近は気にしてなかった感じがしていましたがやっぱしいざ入籍するとなると少し思うところがあるみたいですね。最終的にはO.Kしましたが遊と離れたくないって理由も無きにしも非ずって感じですね。それにしても遊は光希のフォローが上手ですね〜しかもナイスタイミングで登場しますよね〜カッコいいです。
でも今回1番良かったのは校長が光希、遊の両親を聞いたとき両親Sが揃って返事をし、さらに校長がいいご両親ですねと言ったあのシーンが1番感動しました。今回は両親S、校長の年輩者の人たちに感動させられました!!!!!!!主役です(この話だけ)



ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 19:52

ここでもゆうのカッコよさがでてますね!みきはるみさんもじんさんも好きだから戸籍が変わるだけだけど悲しいんでしょうね〜みきらしい☆


■ママレ補完計画より

ほわいとさん

 この回の感想がなかなかかけなくて、何度もみてしまいました。ママレード・ボーイの鑑賞は久々なんでちょっと新鮮な気持ちになりました。
 両親sが離婚から半年たったのでいよいよ入籍する事になるわけですが、久々の家族全員そろっての会話がいつもと違ってかなしシリアルでありました。離婚してるのに、なんも悲しいところが見えないのがなんだか不思議。子どもの側からみると名前の変更の関係でおかあさんが入れ替わることになる訳なんですが、この両親sは、子どものことよりも自分たち夫婦のことが第一なんですね。そゆうところが子どもである光希ちゃんは寂しく思ったように思えます。しかし、それを察して、光希ちゃんの後を心配してつけてまわる遊もなかなか、やりますね。すべて光希ちゃんのことはお見通しであるように。そんな遊に驚く光希ちゃんですが、いつも近くにいる遊に心が傾いていくのだと思います。
 なんか恋愛に無関心なように見える遊なんですが、表面との見せかけに反して心のなかの本能がしっかりと光希ちゃんをはなさないように旗来ているのがにくいです。
 これまで、隠していた光希ちゃんと遊の同居生活が放送部にばれてしまったわけですが、学校もそのことを知らなかったようで、いったい生徒がどこに住んでいるのか関心がないのかと思いました。名村先生が秘密にしていたようなんですが、住所をみてわかっても良さそうなんですけど。
 しかし、教頭先生は恐いな。両親に問題があるというのはあたりだけど、非常識と決めつけるのは判断が早々だな。校長先生の「光希ちゃんのおとうさんとおかあさん」の質問に両親s4人が返事をし「遊君の〜」にも4人を返事には、まいった。4人とも息がぴったりすぎるよ。校長、教頭先生も口をだすとこがなくなて当然だと思うな。
 遊、生徒会長の三輪さんのこといままでしらなかったんだね。やっぱ、遊は学校に関心がないところがあるようだ。
 見所は、テスト勉強あとに光希ちゃんと遊と食事をしているところの、「べー」のシーン。

大杉駅さん

大杉駅さん連載、ママレな心理科Vol.0A in19話へ行く

さくらひ



ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内)
19
 留美さんが正式に松浦留美となり、千弥子さんが正式に小石川千弥子となるこの日、光希は自分の今までの家族が解体してしまったような感じにとらわれ、心境複雑。子供の頃、仁パパと留美ママに買ってもらったクマの縫いぐるみにはしゃいだあの日を懐かしく思い出し、公園で両親と遊んでもらった日の楽しさを思い、家族として過ごし幸せであった日々が一体何であったのだろうかと、思い悩む。それは光希ちゃん本人じゃなくとも視聴者の面々が重々感じていることだろう。基本的に松浦・小石川両親Sはいつも軽口を叩いてふざけあっている印象しかないので、彼等が果たして真剣に家族とか子供達のことを考えているのであろうかという疑念があった。正確なところはわからない。ただ個人的に思うのは、留美さんにせよ千弥子さんにせよ、光希のことを色々気遣ってくれるシーンの描写というものが確かにあるので、全く深刻に考えていないというわけではないらしいということ。どうも普段はシリアスな現状認識を意識的に回避しているようだが、交換結婚という一大行事の前にはそれぞれが相当に思い悩んで考えぬいたはずで、そうした感情的わだかまりを乗り越えるのに一番いい方法だと思い付いたからこそ、今の大家族一緒に暮らす形態が出来上がったことはほぼ間違い無いと思う。それなりに両親Sにも何か特別な事情があったことを私はほのかに予感している。
 となるとその、よほどの事情とは何であるのか? これは一つの想像にすぎないし、私はアニメを楽しむ為原作の情報を遮断しているのでどういう事態になっているか知らないのだが、多分光希は留美と要士の子で、遊は仁と千弥子の子ではないかということ。それが何かよほどの事情で結婚が交換されてしまったのではないか、というのが現時点での推測だ。むろん、間違っているかもしれない。吉住さんにはそういう意図が無いかもしれない。だが両親Sの交換結婚のことを好意的に解釈するならば、こうした仮定の元に話を進めるのが自然であるように思える。もともと19話で戸籍に書き込まれたような組み合わせの元に二人が誕生したのだとしたら、それは一番良い状態に戻ったということになろうし、親子が別れずに全員が一緒に暮らすという形態が子供達のことを最大限考え抜いた思いやりある英断というふうに判ずることができる。仮定の元に話を進めてもあまり意味がないが、ま、希望としてはそういうオチも考えられるということである。光希と遊の血縁関係も否定されることだし……。
 なぜこんなことを気にするかといえば、当然、この回で光希が遊を選んだことが判然とするからだ。ママレードの恋人関係の形成には、スポンサーの圧力もあってメダイユというキーアイテムが活躍するのは言うまでもないことだが、今回光希ちゃんはついに仁パパと留美ママとの家族の写真を、大好きな遊の写真に入れ替えている。「大好きな」と書いたところでものすごい抵抗を感じたんだが、実際そうなってしまったんだから仕方あるまい。光希は遊を正式に選んだ。それは間違いの無いことだ。また、それが今までの家族関係から光希が巣立っていったという意味合いであることも大きい。今この特別な日に両親と過ごすよりも、光希は一人で居ることを選んだ。否、フランス料理よりも遊と二人きりのファーストフードを食べたことの為す意味は強力だ。単に光希の保護者が変わっただけ、と悪口を言うむきもあろうかと思うが、それが光希の意思により為されたことならば敢えて何も口を挟むまい。真実は今のところ、あたたかいのだから。

20話予告
光希 「遊と三輪さんが男同士でできてるなんて、絶対嘘よ!こうなったら『三輪さん、私とマラソン大会で勝負して下さい!』絶対に負けないから!」
ママレード・ボーイ
怪しい二人
「遊と三輪さんがカップルゥ?!」

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