お持ち帰りのコーナー：ID3タグからコマンドプロンプト用コマンドを生成するシート[光希桃 Anime Station]

MP3ファイルのID3タグのコメント欄に番組名などを入れて使っている場合、ポータブルプレイヤーに転送したとき、機種によってはそのコメント欄を表示させることができなかったりします。（うちのプレイヤーもそう）ファイル名は曲名になっていることが多く、曲名は曲名で別に出ているので、表記がかぶっているファイル名にコメント欄記述を入れられないもんかと思って作りました。
PC内のあちこちに置いてあるMP3ファイルを、ID3タグから生成したファイル名にしつつ、ポータブルプレイヤー等に転送するコマンドプロンプトを作るExcelです。
コメント欄に番組名を入れる書式を採用していないとほとんど使う意味はありません。
万人用に使い勝手をよくすることは考えていません。
※コマンドプロンプトが何だか分からない人は使わない方が懸命です。
手持ちの曲数で適当に作ったので、だいたい5000曲までの対応になってるっぽいです。

MP3のID3、ID3ｖ2タグに記載されている内容に基づき、MP3ファイルのファイル名を変更して出力
コメント欄に光希桃と同じような書式で番組名を入れているとき、効果が大きいです。
番組名でフォルダを分ける機能
OP/ED等の記載で転送するファイルをフィルタリング
ビットレート・アーティスト名でフォルダを分けることも可能
出力するファイル名はある程度コントロールすることができます。
おまけ機能として、M3U書式のファイルリストもついでに生成してます。（ファイルパスの羅列）
「結果」のE列をコピーして、メモ帳等テキストエディタに貼り付け、「*.m3u」の拡張子で保存すると動くっぽいです。
→タイトルやアーティスト表示を読み込む前のプレーンなM3Uファイル書式らしいので、プレイヤーで読み込んだあとにそれらを読み込む動きになります。
→含むと1曲の書式が2行にわたってしまうので、その仕様を含んで作るのは結構面倒そうです。

Excel2002で作成・確認しています。他のバージョンのExcel、Microsoft Office以外のOffice製品（StarSuite、Thinkfree、Lotus1-2-3等）での動作は確認していません。
シートの保護などはかけていませんので、変なところをいじると動かなくなります。
最終的にコマンドプロンプトを使用するので、Windows専用です。
フォルダ生成コマンドを使用する場合、表記ブレがあると、あった分だけフォルダが生成されます。
基本的に同名ファイルは生成されないようにはなっていますが、できてしまったときは、後から出てきたコマンドで上書きされます。
出力前の動作が重いときは、オプション＞計算方法にて、「手動」にしてください。
元々のフォルダ構成は維持しません。
COPY/Bでフォルダごとは生成できなかったので、フォルダ生成とファイル生成は別コマンドになっています。
Unicodeとかの特殊文字にはたぶん対応できていないと思います。
フォルダ名・ファイル名に使えない文字は自動的に他の文字（主に全角）に置換されます。