評価詳細(コメント有りのもののみ)
No. | 作品名 | 評価 | コメント | 転載許可 |
1 | まほらば〜Heatful days〜 | 殿堂入り | 一言で表すとまさしく「いいアニメ」。キャラデザや声優のハマり具合の素晴らしさは賑やかな住人同士の一体感や暖かさを強く演出しており、自分も鳴滝荘に引き籠もりたくなるほど。それに沙夜子のエピソードや最終回には素直に感動させられてしまい、あれだけ泣いたのも久しぶり。アニメ版の尺では扱いが難しい鳴滝荘の影の部分ですが、少しだけちらつかせるという匙加減の絶妙さがアニメ版の真髄。住人の裏の顔として視聴者の感情移入を誘うことで、逆にほんわかぬくぬくサプリメントアニメを強調する隠し味として上手く機能していました。また、モラトリアムの継続という逃げ方も実に鮮やか。 | 転載可
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2 | 勇者王ガオガイガー -FINAL -GGG- | ふつう | 風呂敷を広げすぎたために展開が駆け足になってしまい、熱血ロボに必須のタメとカタルシスの緩急が得られないという結果に。何度も復活する敵がクドくてイライラさせられてしまった。生存競争という善悪の相対化により、TVシリーズのファンとしては絶対正義だったはずのエヴォリュダーの存在意義が揺らいでしまったのは痛い。 | 転載可
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3 | いちご100% | ふつう | それぞれ個性的なヒロイン四人の魅力は文字通り全方位的。終わってみればあれだけ罵った真中の風見鶏な態度を責められないという我ながら惨めな結果に。 | 転載可
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4 | 魔法先生ネギま! | ふつう | ハピマテから監督更迭まで話題に欠かない作品でしたが、思い返してみれば夕映きちと本屋ちゃんと明日菜が火葬されたことぐらいしか思い出せない。今でもクラスメイト全員の名前と声優を答えられたら神。描くべきテーマを絞れなかったために、原作の物語設定と膨大なキャラを捌ききれず消化不良を起こしていた。 | 転載可
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5 | LOVELESS | 名作 | OPからEDまで貫かれた美意識はこの作品の雰囲気を高度に演出していたと思う。性別を超越した愛のカタチは二人の関係性にのみ依存するという次元にまで昇華されているため、BLものでありながら男性でも十分楽しめる作品。まさにこれから始まるというところで終わってしまったが、それでも得られたものは非常に大きかった。1クールだったことがひたすらに悔やまれる。 | 転載可
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6 | ああっ女神さまっ | 見切り | 10年以上経っても告白するしないでもめている原作譲りのまったりとした雰囲気は決して悪くない。だけど忙しいTVアニメという媒体には不向きだったようで、のんびりしているうちに他作の合間に埋もれてしまった。 | 転載可
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7 | 英國戀物語エマ | おもろ | 前代未聞の萌えないメイドことエマは最後までヲタに喧嘩を売ってるのかと思った。しかしながら、カメラを動かさずキャラの仕草や部屋に象徴されるように背景そのもので演出してみせる意欲的な作風は萌え不足を補って余りあるほどの見応えを生み出していた。 | 転載可
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8 | こいこい7 | 名作 | メガロ中毒を引き起こすOPとこいこい7だからこそ許されるすべてを投げ出した最終回はもはや伝説。語らずしてツッコミを繰り返させることで視聴者の期待を巧みに誘導するというこいこいクオリティの真髄は最終回にて頂点を極めました。シリアスなまま最終回を迎えていれば普通評価になるところ。狙わずしてダメアニメへと転落する作品と狙ってバカアニメへと昇華される作品の分水嶺を垣間見た思い。 | 転載可
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9 | こみっくパーティーRevolution | 見切り | 原作も知らないし同人誌も作ったことない者にとっては、どこに楽しみを見出せばよいのかわからなかった。#01でRevolutionという雰囲気を感じられなかったので、これは何の印象にも残らなかった前作と同じだなと思って見切り。 | 転載可
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10 | フタコイ オルタナティブ | おもろ | 常人の発想ではあり得ない難しい素材をうまくユーフォーテーブルのフィールドに引き寄せることには成功していると思う。ただアニメに対する思い入れが強すぎて視聴者が置いてけぼりになっていた感は否めない。後半に入ると恋太郎のモノローグにはついて行けなくなってました。掴みでしかなかったはずの#01があまりによくできすぎていて、視聴者の過大な期待とスタッフの熱意がもたらす作品の方向性が最初からズレてしまったのがこの作品の不幸であり失敗だと思う。 | 転載可
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11 | IZUMO〜猛き剣の閃記〜 | ふつう | むしろ敵陣営内部の友情や愛情の描写に力を入れていた点に意外と興味が引かれました。そのせいか、主人公もあれだけ大勢いたヒロインも誰一人として覚えていなかったり。すべてはヒミコの痴情のもつれというオチも強烈で、和風エメロードの看板に偽りなし。 | 転載可
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