:ブラッド・ミューク・ボアル、女神と勇者達との旅を終える:

レイラント領、15年前に闇のしずくが起きたその場所で、 狂った始祖が待っている。貪食と成り果てた姿で待っている。
精霊郷の全てを飲み込み、一つになってしまった彼を倒せば・・・

世界は別たれる前の混沌にかえってしまいます。
上の世界・・・精霊郷、下の世界・・・人間の世界。

かつて別たれる前の世界では、5つの種族が戦争をしたいた時代もあったという。
元に戻ってしまえば、また戦争が起きてしまうかもしれない。
でもこの115年の苦難の時代、人はお互いを助け合う事を学んできた。
だから、きっと


魔の気配に暗くなる空。
かつての予言が、塗り替えられた文面で浮かんでは消える。
滅びを告げていた文字列は、赤目の不死者とその騎士団により、
三つをのぞいて塗り替えられている。
立ちふさがるのはこれから訪れる最後の一文。

1115年
そして、全ての世界が、死ぬ。
破滅の創造主により、全ての世界から生命が消える。


再び現れた大精霊エルゴーフェン・・・いやさ!魔精霊ザイ=アングレア!
世界中にボコボコ現れた黒くてニョキニョキしているアイツラの大ボスとして、
いったいどんな敵になるのか・・・。




レッド「アラクル最強の騎士団が見たいかぁ――――ッ!!」
観客「イェェ――――――!!!!」
レッド「僕もだ!僕も見たいんだッ!」


レッド「ラック騎士団入場!」
アナウンサー「1115年に立ち向かう、全ラック騎士団員入場です!!」


1115年全ラック騎士団員入場!!

イゴールの真人間化はすでに私が完成している!!
マキ・シスチャだァ――――!!


精霊郷帰りを知らしめたい!!バルドル・ウェリンデ――――ルッ!!

妻は年中募集中だが、親友ならばファフニールを呼べるほどだッ!!
君の情熱が一人の男を変えた! ウルカーン・リンメイだ!!!

恋愛モードなら絶対に敗けん!!
月9展開の意地を見せてやる!一方通行玉突き事故者、サロサロム・ベラキル!!!

潜在能力(最強の血脈)ならこいつが怖い!!
星はなくとも前線送りぃー!キュリオ・ヴァロスだ!!!

並居る騎士達から実直系が上陸だ!!
ファフニール一歩手前、ジャリマーン・ヴォイロ!!

共に戦いたいから召喚者(ファフニール)になったのだ!!
乙女の友情を見るがいい!!
フェルリット・リンメイとアーネルディア・インジャルボ――!!


その名こそが聖騎士最強の代名詞だ!!
まさかこのレディがきてくれるとはッ!メルレーン・インジャルボ!!!

あの伝説が、モールモースの騎兵隊が今ベールを脱ぐ!!
遥かアクラリンドより・・・マール・メイカーンだ!!!
キリアンの前でなら私はいつでも絶好調だ!!
ジンクス破りのシダシネム・マリオルス!

特に理由はないッ!放火や殺人は当たりまえ!!
王都親衛隊にはないしょだ!! でも今はすっかり真人間!!
イゴール・ナヴァロがきてくれた―――!!!


100年間で磨いた遺伝子の力!!
ムローガは騎士団最強ではない全アラクルで最強なのだ!!
二回攻撃のビューティフル・シャドウ、キリアン・ムローガだ!!!

人の目に触れる最後の妖精だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ!
女神の従者!フィニ―――――!!!

全アラクルの思いは私達の中にある!!
本物の女神様が今、降臨ッ! 女神アリア――――ッ!!


我らの騎士団長がついに来たッ!
115年を戦い抜いた不死の勇者が今ここにッ!!
僕達は君を待っていたッ!

ブラッド・ミューク・ボアルの登場だぁ――――――――ッ !!!


加えて戦闘中止発生に備え超豪華なゲストを4組御用意致しましたッ!
アルセナ王国国王陛下 ラーズラス13世!
奈落の総元締め 赤覆面の男!!
新修道院長! レム!

……ッッ!
どーやらもう一人は恋人復活の失敗によりが遅れている様ですが、
到着次第ッ!皆様にご紹介致しますッッ !!




正直スマンかった




だが後悔はしていない!
本当は、今まで戦ってきた仲間たち分全選手入場をやってみたかったけれども、
流石にそいつは無理なので、採集メンバーだけやってみました。
気持ちはこのぐらいで突撃した最後の戦い。
貪食と成り果てたエルゴーフェンの姿は・・・


ピンクのイカ――――ッ?!!!


あっ、でも上半身は呪術的に人型で白い翼がってセフィロスーッ?!
あっ、でも初回防御の黄金の盾カッコイイっていうか・・・
あっ、なんか弱い!
正直、鍛えたとはいえ1999年に比べれば大幅に劣る戦力だったので、
心の底からドキドキして、セーブデータを思わず別に取ってしまうほどでしたが、
そんな恐怖を感じることなくボコボコにしてやりました。
次元追放で消えていくのが、ちょうど「そこなら消えても大丈夫〜!」と
祈りながら配置した場所だったのでモアベター!
最後の一撃を決めたのは聖騎士のメルレーン・インジャルボ。
今回はダメージ計算をしないでとにかく長期戦として組みましたが、
誰一人欠けることなく!!倒す事が出来ましたよ・・・!!

こうして世界は予言から解放され、
精霊郷が消え去る事により、彼ら精霊たちの力もすっかり世界に溶け消えてしまいました。
四つの種族は再び一つの世界に交じり合い、これからの時代を共に生きていく事になります。
たとえ目に触れることはなくとも、手に触れることはなくとも。
新しい時代に向かって時は走り続ける!


場面は移り変わり、一つの墓標の前にたたずむジーク。
過ちから逃げずに生き抜こうと決めたと、報告する彼。
愛しき人の名前は・・・メルレーン・ビルダリク
ジークの本当の名前は、ウルザーク・ジーク・ビルダリク
お前か――――!!!
最後の家系聖騎士につけた名前がビンゴすぎて、
モニターの前でひっくり返るシマさんですよぉおお!!!!

モールモースの騎兵隊の後、おそらく二人は再会する事が出来たのでしょう。
しかし、何かしらの原因で不幸な別れだったのかもしれない。
そこにディーが囁いたのかもしれない・・・。
別れの悲しみに耐え切れず、もう一度愛しい人にめぐり合うために・・・と。
聖騎士と魔騎士の始祖のである二人。
長い長い物語の中の、一番大事なくだりの中で生まれた小さな物語は、
数百年という時を経て、ようやく終わりを迎えることが出来たのかもしれません。

・・・さてはて、アングアロスの奇跡と共に生まれた女神も、その神秘の力の一切を失い、
恩恵を受けていた不死の男もいまやただ一人の人間に戻る事となりました。
115年、共にあり続けた二人。
積み重ねた時間と言葉が、ようやく二人を結びつけるのでした。
つまりブラッドからのプロポーズですよーッ!!
うっわー!全部が終わって、フィニーは仲間の妖精達と一緒に旅立ってしまうし、
ブラッドどうすんのかなーどうすんのかなーと思ったらキター!!!
最後の一枚絵の情景の後、こっそりデバガメしていた騎士団の皆が、
ヒューヒュー!おめでとさーん!と祝福の嵐ですよ!!(夢です)

「団長ってば、決める時は決めるんだねッ!」
「似合いの夫婦となろう・・・祝福しますぞ」
「もーっ、いつ言うのか言うのかとヤキモキしてたんだわさっ」
「団長、アリア様・・・おめでとうございます。」
「おっめでとーう!」
「おめでとう!」
「「「おめでとー!!」」」




エンディングも残す所、スタッフロールとなりまして・・・
さてモールモースの時もオシャレだったしとワクワクしていたら、
なんとも気を利かせたスタッフロールが現れましたよ!
999年から1115年の一般職の動向含めた年表だとーッ?!
ウィッペルの退団にフリーの入団・・・。
ブラッド→ウォルラス→フリー→レオ→アッシュ→騎士団員へと続く教え・・・。
サムライスルギの忠誠心・・・。
雪山の悲劇・・・適当爆破は世界を揺るがしたし・・・。
泥人形はどんどん集まるし、ブーブにはギクッとさせられるし・・・
時代が、時代がすべて悪いのだー!とばかりに大陸中かけまわり・・・。
聖女の道でひっかかりまっかかり・・・。
あの時の、あんなプロポーズこんなプロポーズ、
三人同時に入団して、人員整理に心底焦ったニンジャ三人娘。
同じく三人入団で心底困った双子聖騎士と魔術師・・・。
お姉さんの願いを継いで入団した聖騎士とアーチャーのKOI・・・。
プロポーズを二回繰り返してついに実ったムローガのはじまり・・・。
聖書のカドで殴り倒す神官を巡った魔術師と魔騎士と神官のガチバトル・・・。
先輩後輩のはずがいつのまにか夫婦になっている魔術師と聖騎士・・・。
騎士→巫女→騎士の恋愛玉突き事故・・・。
アーチャーと新人魔術師の友情・・・。
死亡率がアホみたいに高かったアーチャー・・・(号泣)
途中から聖騎士と魔騎士で画面半分埋まっていく現象・・・。
傭兵がそろいもそろって黒いか白いかの二極というマジック・・・。
魔騎士勧誘しちゃったなんて明日事故るんじゃね?とビビッたあの瞬間・・・。
色鮮やかに思い出す全ての事柄・・・。

なんて思ってたら

年表だけじゃなく全団員まで顔グラフィック付でー?!
ちょ、どんだけサービス精神旺盛なんですくわー!
あんな団員こんな団員。
最初の頃は、はじめたばかりは3年もいてくれるなんて!と感激していた時で、
20戦することがそもそも難しく、墓標が立ち始めたのはファナリッサ・ワイメールが一番最初。
彼女以降にキリやハルビら夫婦無双中心になるので、
ほんの1年間だけで通り過ぎていった団員たちの多い事多い事・・・!!
そうそう、一人だけ幻術師を戦士させてしまって、
それからなかなか幻術師に手が出なかったりもしました・・・。
ヴァルキリーとアーチャーも好きでどんどん入れていましたが、
魔術師と聖騎士、ニンジャとサムライがどんどん増えてしまい、
結局、補助中心の編成になってしまった我が騎士団。
一時期、青(サムライ・魔術師)白(聖騎士)黒(魔騎士)黄(ニンジャ)
だけ・・・!とかいうアホみたいな編成だった時もあって・・・。

思い出される、実プレイ1年間の思い出。
あの時戦った仲間たちのその後を知り、
ユマはきっと襲われてもタダでは死なないはずさとか・・・。
レオは独身通したのか・・・と感慨深くなったり。
ああやっぱりオルガはドラゴンからミレッタを庇って・・・!あの噂どおり!とか
シルの塔は、マユラの本名から当時の仲間達がつけていたのか・・・!とか

アリアとブラッドはあの後幸せに暮らして
アリアは料理がうまくなくて
でも二人ずっと幸せで・・・。

朗読の声が語る、二人のその後。
長い長い歴史の中に埋もれてしまっても、彼らの全てが消え去ってしまうわけではない。
今もこうして綴られる物語が 完 成  って

今までの朗読はすべてヴィヴィちゃんでしたの?!


(  д ) ゜ ゜(顔文字:目がスポーン)



レッドジャーナル勤務のレディー?!
そしてたった今書き上げた歴史書こそが「ヴィーナスアンドブレイブス」?!

確かに大災厄後にレッドが「新聞社」を設立していますが、
ブラインドから漏れる光といいマグカップのコーヒーといい
オープニングでも鳴っていたタイプライターの音は、
実はマジ打ちでしたかー!!!
ああ、大魔女の不老不死は精霊による奇跡とメカニズムが違うものなのか!
魔術都市ウェローが、スタッフロールでもまだその名前のままということは、
魔術と祈祷そのものは完全に失われているわけではないってことか!

本当の最後のスタッフロール。
コルクボードに留められた沢山の資料とメモ。
かつてあった風景の中に蘇る、思い出。
手を振る彼らに目を細めれば、
最後に大きく映し出されたのは、おそらくは本の表紙の原案メモらしきもの。
空を見上げる一人の男、その手に握られた剣は見覚えのある形をしており、
表題に刻まれた言葉は以下の通り。

「Venus and the braves」

さて、おまちかねの一般職のお時間でしたが続きは貴方の心の中で・・・。(常套句)

:入団者:

:派遣者:
今回はなし

:退団者:
今回はなし!

:戦死者:
今回はなし!

:寿命を迎えました者:
今回はなし!

:成立夫婦:
今回はなし!

:成立友情:
今回はなし!

:生まれた子供:
今回はなし!

2006/07/01:第十三章:1115年(後半)(半年) もどる