:ブラッド・ミューク・ボアル、忘れられた涙を見る:

ついにきました1099年!場所は曖昧ですがおそらくジグーと思っていたら、
修道院長の危機を知り、それを知らせてくれたレッドと共に、
(実はレッドは、その付近で目撃されたイゴールを追いかけていたという罠)
50年以上ぶりに修道院の扉をたたきます。雪に埋もれたミレイの像が悲しい・・・。
院長が黒の霧に侵され、その治療のための薬を王都にとりに行くのだそうです。
神官エレルと僧侶クレオンと、道案内のレムと共に再びのイヴァリス越え・・・。
あなたと越えたかったイヴァリス越え・・・。涙が止まりません。
ブラッドも二度と同じことは繰り返すまいと、レムに守るよと誓います。
神官エレルも、真剣なブラッドやマキ達の姿を見て心を動かしはじめておりました。
やっかいな人間だとレッドを警戒していたフィニーも、
魔物から庇ってもらいポケットにいれてもらったりで、
借りが出来ちゃったりしました。この二人可愛い・・・!!!
女神アリアも、山越えがこんなに辛かったなんて知らなかった・・・と、
あの時のごめんなさいをしたりしていました。女神!本当丸く強くなったなぁ・・・!!

とか言ってたら、昔のままの砦で消えてしまうレム。

ウッソ?!(マジ悲鳴)

ちょっとマジ勘弁してくれぇええ!!!と、
新人育成も兼ねながら雪山の魔物を屠るご一同。(本当に心配なのか怪しい行動)
声を張り上げ、山頂に到着したその時、ついにあの漢がやってきた・・・!!!

吹雪の向こう側、小脇に抱えた小さなレム、
片目の悪人ヅラ・・・極悪人の顔をしたナイスガイ☆
イゴール・ナヴァロここにあり・・・!!


瞬く間に明かされるイヴァリス越えの真実。修道院内部のネル教の暴走。
レムを生贄にささげるつもりだったクレオンは、
とりあえず全員でヴォッコヴォコにしておきました。
「こんちくしょう!」(レム)

レムとエレルを修道院に送りとどけ、
レッドとここでのお別れです。「いい本かけよ」とフィニーが言うのが愛らしい・・・!!
ネル教のサバトを止めるべくイゴールを仲間に加える騎士団。
おじちゃんとか呼んだら殺すぞ、とか言っちゃう金髪のかわいこちゃん(注:イゴールです)
正直、騎士団内部の総合愛らしさが今まさに急上昇でございます。
成長しきった団員が隙なく後ろを固め、新人たちが前に立つ。先頭に団長。
そうして突入したジグーでは、夜の街ジグーが死都ジグーにクラスチェンジっていうか、

サバトつーか集団自殺現場っていうか・・・?

こんなの祈りじゃない!集団自殺だ!という団長に激しく同意してしまいました。
だって、聖堂内部のグラフィックすごいですよ。
ステンドグラスに黒く浮き上がるのは、
高みで順番を待つ子羊と、今まさにザッツナウ落下中の人影。
その下には煮え立つ大釜をかき混ぜる、大きな帽子の人影・・・。

ええ―――ッ!!!!(漫☆画太郎顔)

途中で遭遇したヴィヴィちゃん、魔物の足止めされている隙に先にいかれてしまいましたが、
ここで不安が的中するのか・・・?黒い女は貴女なのか・・・?
あがる心拍数、高まる緊張感。口を開いたヴィヴィちゃんの台詞は・・・。
え、ニーザ?ヴィヴィちゃんの友達?ヴィヴィちゃん黒の災いじゃないの?

(安堵のあまり大の字!)

思わず大の字!してしまいましたが、
このニーザとヴィヴィちゃんのやり取りもまた悲しい・・・。
大魔女になったヴィヴィちゃん、なれなかったニーザ。
古い友達だったけれども、昔とは違いお互い少し変わってしまった。
一人で戦おうとするヴィヴィちゃんを助けて、
4ターンキルでニーザを粉砕してきました。
「大魔女なんてたいしたものじゃない、なってみれば分かる
分かるんだよ。・・・ニーザ。」(プレイヤーはここで轟沈)

オープニングのあの言葉、ここに繋がってくるなんて思わなかった・・・。
「あいつと俺の違いってなんだ、俺もいつか魔物になるのか・・・?」
(こっちはウロ覚え)(えー)(しかしプレイヤーここでも轟沈)
オープニングのあの言葉、ここにも繋がってくるなんて思わなかった・・・!
殺人に生きてきた人生、人を沢山殺してきた自分が、いつか魔物になるのかと・・・。
そんな不安を支えるのがマキですよ!
「あなたは誰かを助けられる人なんだ。大丈夫!」
(そしてプレイヤー三度目の轟沈・・・)

もうね、ここで来るとは思わなかった。
オープニングの台詞達が、こんな所にくるとは思わなかった!
マキとリリーの声がちょっと似ている気がして、ちょっとドキッとしたよ・・・!!!

そうして一つ目の災いが消える。
そうして王都では、12年の哀悼から王が立ち直ろうとしていた。
即位してから初めての演説。絶望の淵にある民へ、疲弊した兵たちへ、
ロイを亡くしてから12年間、祈る事だけしてきた王が、
今まさに王国のために今、顔を上げた!!
「今こそ余は立ち上がる!」
・・・正直に言おう。
顔を上げた王と、大臣のやりとりの時にもう泣いていた。
「遅すぎるか?」「いいえ。」
家臣たちが、信じて待っていた事を表す一言。
必ず我らの王は立ち上がる。平穏な時代に似合う朗らかな王が、
悲しみからいつか、と信じていた家臣の心を心底感じた・・・!
震えるぜハート!こんなに震わせてどうしちゃうの・・・!!

王の目覚めから数日後、ヴィヴィちゃんに呼び出されるブラッド。
長い事ずっと保留にしてきた答えを、ついに返す時がきました。
ヴィヴィちゃんの片思いも随分長い期間になりましたが・・・。
ここで、二人の道は別たれる事になります。
人の社会の中で、関わっていくと決めた二人の旅立ちのための別れ。
二人の出したそれぞれの結論は、違う方角を向いていたようです。
自由を愛する大魔女と、騎士団を率いる不死身の男。
なんだか、二度と会えなくなるような・・・そんなお別れでした。
で、そんな呼び出しにドキドキしちゃって、
マキに背中を押されて迎えに出てきちゃう女神が真剣に愛らしい。

「あなたが道に迷わず、戻ってきてくれるか心配だったの」
「アリア、ちゃんと帰るよ」
(ウロ覚えだけどこんなトキメキだった)(キュン死するかと思った)
(そして、帰るよと約束した後に「じゃあ待ってるから」と
嬉しそうに戻る女神の愛らしさに倒れた。)
(後、ジークが女神に変な目の付け方をしていたが貴様空気を読め)

立ち上がった王。王国の護りを信じ、騎士団はベリアス湿地帯へ・・・。
(親衛隊長は森に火を放って追放されていますが、きっと後任がいるはず!)
(出発前に、騎士団本部にきたおばあさんにイゴールがお守りをもらったよ)
(ブラッドの刺青、マキとイゴールに諭されてやめたよ)
(どうせならもっとカッコいいのにしろ、とはイゴール)
(そんな悲しいタトゥーはみたくないよ、とはマキ)
(浄化された命が降り注ぐ、闇のしずく。皆既日食から降り注ぐ・・・)
そこに空気読めない子ことジーク見参
この人、最近ちょくちょく現れては、
「クックック黒マテリア」とばかりに怪しくなんか言って去っていくのですが、
ついに悪巧みをしに目の前に現れましたよ!
ディーにハッパをかけた後、騎士団をボコしてフィニーを捕獲!

この妖精を助けたければ女神よこい!(ここ一番の悪人顔)

誘拐かキサマァー!!!
ちぃいい!いい度胸じゃん!
僕のせいで!と激しく落ち込むフィニーを、
出発前にフィニーがとってきた薬草、それが今の皆を癒すんだよと元気付けるマキ。
ああ、中盤まるでなかったこのイベント会話が、今こうしてまた!
騎士団のキズだけでなく、プレイヤーの心も癒すマキ。だいすき!
そこそこ回復した一同は、全力でディーを追いかけ湖までやってきます。
(きっと、新人を庇うサルサレムとキルセット。
各々伴侶を庇ったり庇われたりしたに違いありません。
そんな中、サムライ・ラマタが腕に大きな傷を!
予言の魔物に対抗する熟練達を少しでも休ませるため、
サルサレムは一つの案の団長に進言するのでした)
(すんません、全力疾走でドゥリームです。)
(でも、そんな理由があったから新人にもガンガンいこうぜモードだったと想像してみるぜ!)

ついにはじまる闇のしずく。
日食から滴り落ちる煌き、それは湖に一つの渦を作りはじめるが、
予言の魔物ナグゾクサール、手にした槍でそれを貫いた!!
湖の渦は逆巻き、脈打つ赤い模様で道は無理やり開かれる。
・・・・ここに道は開かれた。
精霊郷からしか開かない、魂の胎道(ヨーンの道)。
光り輝き、オブラートに包まれたような異形の通路。
駆け抜ける声に耳を奪われれば、たちまち心を揺さぶられ、捉えられる。
過去の思い、過去の人、遡り瞼に浮かぶかつての仲間達。
そうしてブラッドははじまりの記憶を垣間見る。
黒い魔物、撥ね飛ぶ刃、翠の血。
これで終わりと暗くなる視界が、突如明るく満たされる。
女神との出会いの日・・・


オープニングのあれかー!とかさけぶどころじゃなかった。
スルギが、アッシュが、レオが、フリーが、
ユマが、ミレイが、マユラが、ミレッタが、オルガが、
ウォルラスが、ウィッペルが、ガレフが、リリーが・・・。
懐かしい声、懐かしい笑顔、懐かしい姿で目の前をよぎります。
もう、ここでラストバトルなんだなとシマさん素で思った。
ウォルラスの間合いと退かぬ心とか、もう号泣。
新人育成と、熟練の疲労回復を兼ねながら戦い続け、出口が近くなると・・・。
道を埋めるほどの光の洪水!!
「死界の吹雪だ!あの光を見るな!!(フィニー)」
一斉に壁に避け、必死に目を覆い、固まってなんとか光を防ぐ騎士団。
目を瞑っても真っ白な視界の中、聞こえてきたのは懐かしい声!

「竜の涙を使って!」

マユラァー!!!!!
マユラからもらった指輪、竜の涙・・・。
ここが命の通り道だからかな。それとも、一緒にいてくれた?
イヴァリス越えから60年近く、忘れた事なんかなかったよ!

指輪の助けを借りて、一行はついに精霊郷へ・・・。
広がる広大な森、遠くにそびえるウルの塔。黄昏に染まる空。
生きたまま入る事のできない、精霊と妖精のすむ都。
あらうる魂を浄化し、再び地上に返すという伝説の地・・・。
マキの感嘆の声にあわせて、ポカーンとしてしまうシマです!
正直、とうとうここまできてしまったなという感でしたから!
さらわれたアリアと、ディーとジークを追いかけ、
(途中、フィニーの友達の妖精と会い・・・第一印象は悪かったけど、
友達思い、女神思いのすごく可愛い子たちでしたよ。)
ついにウルの塔に到達する騎士団。
てっぺんには巨大な振り子、その周りに輝くのはあらゆる命の流れ。
1000年前のアングロアスの奇跡に建てられたという塔には、
今はもう忘れられてしまった種である、神竜の意匠が施されてしました。
精霊に恋をして、追放されてしまったという神竜・・・。
たとえ世界が彼らを忘れても、この古い塔だけは存在を留めるように感じました。
でも今その神竜が超絶敵サイドにいるので心底悲しいシマです。
妖精たちに道を教えてもらい、ジーク達を追いかける騎士団。
ウルの塔内部に侵入した一同が見たのは、怪しい儀式を執り行わんとするジークの姿でした。
どうやらアリアの身体を寄り代に、亡くした恋人を蘇らせようとしている様子。

えーッ!!(漫☆画太郎顔)

えええ、マジかそれは。
女の尻を追いかけてるっていうゾルートの発言はこれだったのか!
しかも、魂を扱えるのは精霊だけらしいですよジークさん。
・・・・・。
・・・・。

ディーに全力で騙されてるーッ!!!
というかナグゾスサール復活の最大の黒幕はお前かーッ!!!


アリアの身体はアリアのものだ、いくぞ皆!と飛び出したその時、
儀式の失敗とともに明かされた真実。
500年も生きてきたのかジーク、そしてその頃から仕えるフリをしてたのかディー!
自分のしてきたことの結果に、思わず泣きダッシュするジークさん。
今までされてきた事を思い、彼の境遇を思うと、
シマビル管理人ことシマゴンスケはこの言葉を贈りたくなる・・・。

おばかさん・・・と☆(激烈鬼発言)

泣きダッシュしたジークは捨て置き(ザ☆鬼)
ナグゾスサールを連れて一時この場を離れていくディー。
狙いがこの精霊郷ならば、いずれここに戻ってくるとふみ、
アリアの提案で、大精霊エルゴーフェンに協力を要請することになりました。
今こそ、人と精霊が力をあわせるときです!
と、女神は申すのですが・・・
正直、あのエルゴーフェンがうまいことはからってくれるとは思えず・・。
案の定、ものすげぇお叱りモードなワケで・・・。

なんだろうなぁ、この尊敬できない年寄りぶりは・・・!!
人間の魂を動力源に精霊郷を動かしているのは分かるが、
アリアに預言書を託したのも、人間の世界だけで食い止めろというお達しだったらしく、
我らの女神に堕落しただの、くそじじいめ・・・!!!
女神アリアも流石に怒るさ!「エルゴーフェン!あなたは間違っています!」
「誰かが涙を流す現場に立ち会ったことはありますか!」
・・・女神、本当に変わった。変わったというより変わってくれた。
そんな女神に感動しながらコントローラーを握る手が、団長と一緒に真っ赤に燃えた!
でも、光って唸らせず、アリアに「お疲れ」(苦笑)とかしてしまう・・・。
そんな団長にもキュン死しそうになるプレイヤー。
人間のしがらみを経験しているブラッドならではの優しさ。
もう大好き!
ジジイの説教は無駄に長くてイカンネ!とばかりに騎士団出撃。
去り際に、一言だけ言わせてください「くそじじい!」のフィニーにトキメキマァアックス!(東)
ウルの塔を駆け上がる間も、こじあけられた門を通ってやってきた魔物たちが、
騎士団の行く手を阻みます。ここぞとばかりに新人を配置!

おそらく最大の強さで立ちふさがるであろうナグゾスサール。
疲労が溜まれば、熟練といえども立ち向かう事はできなくなります。
ジークの攻撃で受けた傷を癒す時間。それをとにかく稼ぎ、
万全の体制でもって挑むため、あえてルーキー達を中心に陣を組むサルサレム。
団長も後ろに控えてもらい、もう一人補助者としてメリアンを加えます。
「勝ってもらわねば、困るのだよ。なんとしても勝って、生きて帰ってもらわねば。」
「出来る限りの時間が欲しい。最大戦力で挑みかかる時間を」
「若者たち!ここで踏ん張ってくれ!この戦の中、君たちがいなければ僕らは勝てない!」
日々加速する魔物たちの強さ、まだ前に出すのにはと護る背中。
それを今、護り返すのは俺たちの腕だ!

(全速力の夢祭りです)(そんなイベント ありません)

塔を登りながら、少しだけ話もする騎士団の皆。
始祖の大精霊が作ったウルの塔のこと。
精霊にとっての時間の感覚。
それとブラッドのKOI話
(注:団長本人はKOIビームに気づかぬ無自覚スルーレベル10です。)
(マキちゃんも団長のこと、気になってたんだなぁ)
(でも、イゴールのことも相棒として大好きみたいです)
(イゴールとマキちゃんは二人一緒だとかわいいなぁ!)
(それと、女神もかつてない愛らしさを炸裂させています)
(不老不死、団長と一緒に生きたらいいじゃない☆て思わず思ったZE!)
それにしても、不完全体とはいえアグレスにはビビッた!
なにその異次元追放って!戦闘から一時消えて、戻ってくるらしいけど、
補助者と列回復者にやられたらものすごいピンチじゃないの・・・?!
あまりの恐ろしさに思わず熟練最強家系メンツに即時変更。
2ターンキルで片付けてしまいました。
そして、ついに辿り着いたウルの塔最上部。
そこで待っていたディーとナグゾスサール・・・。
今までの中で最も凶悪な力を持つ、無限の魔将がついに・・・。
そいつに世界を滅ぼさせるのがディーの最大の狙い。
彼をそこまで駆り立てたのは、かつて精霊によって追放され、
世界から忘れられていった神竜の恨み。
昔、レオと聞いた5つの種族の物語の中で、名前すら忘れられた1つの種。
今はもう、ディーただ一人になってしまった神竜。
その絶望が、悲しみが、寂しさが、彼をここまで駆り立てたという。
その思い、ブラッドにもほんの少し通じる所がありましたが、
その言葉は、もうディーには届きませんでした。
ナグゾスサールと一体化し、心までも食い尽くされる最後の一瞬。
ディーが発した最後の言葉は「サ ビ シ イ ?」
同じ姿をしたものさえも、もう60年前に消えてしまったのだから!

もしかしたらディーとマユラは昔、懇意にしていたかもしれない。
どちらもこの100年まで生き残っていた神竜の末裔で、
もしかしたらディーは、マユラをこの企みに誘った事があったかも・・・しれない。
マユラは一人でいつづけることに諦めを感じていたようだから、
もしかしたらずっとずっと昔になにか決別があったのかもしれない。
ブラッドとヴィヴィちゃんの別れのように、交わらない道となる何かが。
それが戦うという交差になったのは、ブラッドに関わったからで。

あれ、そうなるとディーが素直にブラッドの言葉をきけるはずがないって、
そんな気になってきたよ・・・?


それぞれの生きる道の中で選択があって、そのたびに修正してきたその道が、
お互い譲れない一本柱になった時に・・・。
それがぶつかり合ってケガまみれ!なんてこと世の中ゴロゴロしてるけど・・・。
そのぶつかり合いが時々、切なくて悲しい時ってあるよね・・・。

そんなしんみり感を覚えながら熟練たちでズバァー。
ラストオブナグゾスサールをものすげぇ勢いでズバァー。
流石は温存した熟練!生命力奪取も連続攻撃も屁でもないぜ!!
(ディーを取り込んだナグゾの一枚絵も痺れた!)
激しすぎる戦闘の果てに、ついにウルの塔が崩壊してしまいます。
駆け上がった長い階段も、途中の蒸留施設も、ディーが叫んだ広間も、
天辺の巨大な振り子から、神竜の意匠まで・・・殆どまっぷたつ。
神竜の意匠が砕けてしまった時、なんだかとっても切ない気持ちになりました・・・。

という気持ちを一気に突き落とす黒バックに白文字乱舞。
「我の罪とはなんぞや?」
「だれが悪ぞや?」
「悪とはなんぞや?」
これらの文字が配置も乱れながら、現れては消え、現れては消える。
思わず真っ暗な画面を見詰めて振り返られなくなる恐怖!
イヤァアア!!!!(ムンクの叫び顔)

なにこの恐怖演出!なにこの不安的表現!
ガクブルているとようやく場面は変わり、姿を現したくそじいいことエルゴーフェン。
こうなれば、もはや全てを浄化するしかないと奴は言う。
貪食の抗体アグレスを放つと奴は言う。
終わってしまう精霊郷をもう一度再生するために、腐った世界を浄化する!と・・・。

それは即ち

今ある世界よ、死ね!!

ちょっと?!ちょっとちょっと?!(ざ・たっち)
これまで100年間戦ってきて、ようやく1099年の災厄も回避して、
さぁこれからって時に、ちょっと、コラー?!



奇跡が起こる
(分解するウルの塔、それらは黒い群体へと変貌していく)

始まりには、全てを食らう貪食の抗体があらわれる。
(精霊郷が終わる、美しい郷が深遠の黒に、血の色の空に変貌する)

腐った大地を治癒するために。
(開かれた門より、黒が世界を覆っていく)

やがてそのものたちのよって、大地は癒されるだろう。
(山も、森も、町も、人も・・・空がもう見えなくなってしまう)

だが、その前にまず・・・
(貪食の発生源、精霊郷はもはや見る影もなく)

すべての世界が、
(立ち尽くす団長が、騎士団が)

死ぬ。
(黒の波に       無音)




そして流れ出す   「おおきなのっぽの古時計」




( д) ゜゜(顔文字:目がスポーン)






バッドエンド・・・?!



いやいやいやいや、そんなBAKAな!
だって100年戦っておいてここでENDとか言ったらマジで泣くよ?!
おおきなのっぽの古時計聞いている場合じゃないから!
ベリアス湿地で黒い爆発おこってるけどォオオ!!!!

コントローラーを握りながら、最後にセーブしたのは精霊郷とガクガクしながら
目の前の光景はそんなビビリぶりに構わず変わっていきます。
ひび割れた大地と黒い雲、そこからさす白い光。
物悲しかった曲調が、俄かに明るさを帯びてくると、
「死にゆく世界」と一文が綴られます。
ですが・・・その後に現れたのは、それとは反する人々の逞しさでした。
アグレスに蹂躙された家々を、修繕に走る人々。
炊き出しの威勢の良い声(山賊亭のコック長だったら嬉しい)
町に響く鐘の音(スクーレの時計塔だったらいいな・・・)
生きている事に感謝する祈り(がんばれ!リーヴェ教!)
闇ギルドからの依頼は、街の復興の手伝い(奈落のオッサァアアアン!!!)
この機に発生する魔物を、素早い伝令で対峙する親衛隊。
指揮をとりながらも、彼らを気遣う王の姿。
歌はそろそろ終わりに近づいていき・・・。

草原に立つ一組の男女。
青い空の下、何かを待つように寄り添う二人。
「おい!今動いたきがするぞ!」「ほんとう!じゃあきっともうすぐ・・・」

目から滝の涙のプレイヤー!

が、そこで暗転する世界。
風よりも早く駆け抜ける。大きな剣を構えた一人の青年。
赤い目、光を背に立つユマ、赤い槍を握るナグゾスサール。
女神、黒い大きなものが真っ二つになる、青い血を浴びる青年。
女神の血を呑むブラッド。
懐かしいリリィの呼び声。はじまりの日に、ブラッドを起こそうとしたリリーの声。

「俺は・・・死んだのか」

(ここでそうくるのかと悶絶するプレイヤー)
そ、そうきたかー!!!
ブラッドが目を覚ますと、そこは鉱山の町バルクウェイ。
この町は、アグレスの侵攻に耐えた世界で最も堅牢な都市として、
いまや世界でも頼りにされているそうな・・・。
リリーとガレフがバルクウェイの残った布石がここに・・・!!!
そして、あの黒い洪水に飲まれたはずの騎士団でしたが、
全員気絶して街のはずれに転がっていたそうです。
その近くで目撃されたという黒い大きな帽子の女。それはきっと・・・。
この街に再びくるぞと決意しながら、傷の癒えた一行は王都へ帰還します。
王都は・・・瓦礫の山になっていました。王城さえも原型を留めず。
平野にあった都市だけに、遮るものがなにもなく耐え切れなかったようです。
騎士団本部も、屋根が半分落ち、壁に大穴のほぼ全壊状態。
記録室もすっかり瓦礫の山になってしまいました。
そんな本部の片付けをしていると、なんとレッドが!
レッドがナイスヒゲになって帰ってきた!
レッドがすげぇ男前になって帰ってきたァッ!(ここ重要)

あの一年で何があったのだろうか!と言わんばかりのビフォーアフター。
いい本かけたか、元気でいたかと友情を温めあうフィニーとレッド。
このふたりかわゆいなぁ!と呆けていたら、イゴールからすかさずのツッコミが入りました。
忘れてた!ブラッドを勇者たちがまっているんだよ!

な、なんだってー?!

えええなにその勇者達って!
彼らは騎士団を、そしてその騎士団を率いているブラッドに一目合うために、
世界中から集まってきた勇者達だという!
すごい!これはすごい!
別にね、ブラッドに指示してもらおうというんじゃなくって、
これから世界のために戦うために、ずっと戦ってきたあの人に・・・。
ってことらしいですよヒャッホウ!!!(コントローラー握って小躍り)
だがそこは奥ゆかしいというか、そんなガラじゃない我らのブラッド団長。
そんなガラじゃないのにーといいながら、
団員に押し出され(主にマキ)蹴りだされ(主にイゴール)

見渡す限りの勇者達の前に出陣。

予想をこえる人数規模が?!
勇者達かー、でもそれで戦闘技能持ちだから、運動会の整列ぐらいかなと思ったら、
オリンピック入場行進並?!いやそれ以上かも!!!

「世界を救うのはたった一人の英雄なんかじゃない!」
「俺たち皆の想いが積み重なって世界を守るんだ!」
「皆で一緒にまもっていくんだ!!」


生きて死んでいける皆がうらやましくて、遠くに感じたこともあったけれども、
それでもブラッドは世界の中で生きる事を選んだんだよね。
予言を覆すという目的を得て、がむしゃらに頑張ってきて、
世界中を駆け回って、沢山の人に出会って、別れて・・・。
ブラッドの演説の間、コントローラーを握りながら、
今回のプレイ中何度目かわからなくなった涙がドヴァー。
(もう、この辺プレイメモの量がとんでもなくなっております)

「なくすな!世界を!あきらめるな!自分を!」

割れんばかりの大喝采。高まる士気。大陸にそれぞれ駆け出す勇者達。
世界は死んでなどいない。今、生きている!負けたりしてないぜ!
演説の後、ブラッドが向かうのは町外れ。
いつも遠征前や、予言の確認や、他もろもろでアリアと会う場所。
ここも例外なくコテンパンにされて、瓦礫の山になってしまっていますが・・・。
いつものように、女神アリアはそこで待っていてくれました。
この100年で、女神は変わった。とても強くなった。

で、団長、強い女は嫌いじゃないって言っちゃいました。

これは、1115年の後もずっと一緒にいようってことでいいのかな?
最後の予言は1115年。残り15年のラストスパート。
モールモースの絵本、三人目には会えるのか!
候補地はモールモースとバルクウェイ!
イゴールも殺し以外の楽しみを見つけることができたようだし、
第十三章 ヴィーナスアンドブレイブス

つづくッ!!

さて、おまちかねの一般職のお時間です。
今回はなにしろイベントバトルしかなかったのですが、
雪山のあたりで「これは長くなるな・・・」と心によぎる暗雲あり。
なので、とにかく新人のレベルを上げよう大会にしました!
懸念していたジークやディーが解決してしまったので、
ああこれでエンディングかなと思いましたがちょぉーっとまった!

よかった・・・!必死こいて夫婦を支援してよかった・・・!!

正直、ディー戦でのサムライ被弾率がちょっとあったので、
このまま連戦させたら疲労で真っ黒、
ナグゾスサールにヌッコロと心底ビビッたのも要因です。

そして、1099年を越える連戦の後、ゲシュタルトボードは大混乱!
それぞれがそれぞれを支援し、戦いを続けたので、
新人の友情愛情いりみだれて大混乱です!
今のところ新人達の中では、
アーネルディアとマキ、バルドルの三人が1115年まで戦えます。
後12年すると、ラマタとメリアンの長女メルレーンが加入し、
おそらく1115年直前に最後のムローガニンジャと魔騎士がやってきます。
彼らがどれほどの戦力になってくれるのか・・・。

ですが、今回の連戦は確実に新人達の自信になったはずです(夢はじまります)
「あの連戦だって、俺たちは前に立ったんだ!」
「そりゃ、あいつには手が出せなかった。ナグゾスサール・・・でも!」
「ルーキーだからって、尻尾まいてガクガク震えるのか?!」
「答えはノーだ!!先陣は僕が切る!皆、来い!」
て、いうドリームが駆け上ったけどこれなんの場面?(えー)
あるよね、妄想だけ駆け出して状況どうするのかついていかない時。(ありません)

そうそう、そういえば今回、ちょっとしたドッキリがね、会ってね。
王都で王様に会いに行ったら、なんとか無事でした。
家臣が身体を張って守ってくれたとか・・・切ないね。
そして、どうやら異国風の銀髪の娘が目撃されたという。
じゃあ、騎士団でも探して起きますよって町を散策してたら、
さっそく崩れかけた町のはずれ、戦闘が終わった様子のその場所で、

KOS=MOSに遭遇しました。

えーッ!!
ちょっと!ちょっとちょっと!何やってんのこのロボ子は!!
ああ、うん、気象時変異で飛ばされたと・・・
ゼノサーガ1やってないとまったくわからんネタを?!
ほらみろー、ブラッドも訳わからんちんて顔してるよー。
でもそれでも意思の疎通を図ろうとするのが我らの団長。
アリアにより、異世界の住人であると知れたわけですが、
コスモスのあの未来的事務口調により、ちょっと難航しちゃってます。
ともあれ、家屋も巻き込んで戦闘するのはやめんしゃい!とお叱りです。
弱いものをちゃんと守りんしゃい!と団長ビシッとお叱りです。
ともあれ、今までなんで集めたのかわからない泥人形をコスモスに渡し、
これでコスモスも戻れる・・・という時に無数のアグレスに囲まれた・・・!!!
住民も避難しきっていない・・・!
騎士団員も半数は本部に・・・という今。
いる人数でなんとかするしかないのか!と剣を抜きかけたその時!
アグレスの塊に突進するコスモス!接触、そして戦闘かと思われたその時・・・
閃光!!
・・・目を開けると、無数のアグレスもコスモスもきれいさっぱり消えていました。
アリアによると、アグレスごと元の時空に戻ったとの事。
うーん、シオンもジュニア君も大☆迷☆惑。
でもきっとあっち側で、華麗に排除してくれると信じてる。
なにしろあっちはあっちで一騎当千の古強者だから・・・☆

会った出来事を王様に報告すると、
王様はブラッドの言う事だし本当であろうと言ってくれました。
「では次にその娘が来た時のために、この国を立て直しておかねばな!」(ウロ覚え)

そんな王様に胸キュン☆

:団員記録:
(顔アリは●付となっちょります)
●ブラッド・ミューク・ボアル(444→446)
ヴィヴィちゃんとのお別れ、女神アリアの親愛。
壊滅した王都に集った、幾千人の勇者たち。
1100年の王都での演説は、重みがあって震えたぜハート!
最後の15年、かけぬけた100年。もう悲しい刺青もいれません。
なくすな!世界を!あきらめるな!自分を!

○エレイン・ヴァロス(28→30)エルファレアとグウェインの長男
可愛い名前ですが、堂々とした魔騎士です。
ムローガのニンジャにものすげぇ勢いで撃墜された魔騎士です。
おおかたの予想通りに、見事に歴代強者ナンバー1に収まりました。
ゲシュタルトボードの輝きぶりがまぶしい。
そしてキリエとの夫婦オーラもまぶしい・・・!!

○ラマタ・シャガリ(26→28)カムラとキュリアの長男
KOI力を弟のパンチで吹っ切ったお兄さん。
歴代サムライ最高の、HP70台。攻撃力とクリティカル率もピカ1。
この戦力が、もうラストバトルに連れて行けないと思うと・・・。
心の損害率で涙がちょちょぎれる・・・!!!
そして結婚してもそうとう仲良し兄弟妹に違いありませんよ。
きっと今頃は、弟の妻候補に思いをはせていますよ。

○サルサラム・ヒー(33→35)魔術師
繋ぎ要員としてですが、魔術師分の足りなさを補うために!
精霊郷での新人育成戦において、メリアンと共に指揮を取ったナイス補助者。
疲労が溜まらない様に倒せるものは新人に倒させる、と
冷静に、かつ新人がマジ縮み上がる事を言い放ったという伝説を今捏造。

○カムリオ・シャガリ(23→25)カムラとキュリアの次男
待っていたサムライその2。二卵性双子のキリエと一緒に参上です。
KOIの悩みは拳で解決がサムライの道。
サムライ兄弟で二人並んで、ナグゾクサールを刺身にしてきました。
が、生命力吸収でどっちにくるかガクブルしていたのもまた事実!
○キリエ・ムローガ(23→25)カムラとキュリアの長女
兄さん二人とラック騎士団の3強!
そのへんの酒場の同年代傭兵の、約3倍の性能をお持ちです。
ロクに考えず、ナグソクサール戦に突入できたのもこの3兄弟がいたおかげ。
この恩恵にあずかれるのも今回だけと思うと・・・。
15年後が心底心配です。お願い☆新人育成☆
○メリアン・インジャルボ(21→23)マルーシャとメトラシアの長女
母似の押しの弱い聖騎士さんだったようで、サムライの突進に押し出されました!
強力ボスまで温存されていた家系戦力の中、
彼女だけは序盤の新人育成戦に補助者として参加。
夫がハラハラしていたのは公然の秘密です。
●マキ・シスチャ(21→23)再会の踊り子
メゾネアで出会った小さな女の子が、立派な踊り子に!
恐ろしいのはその底力、成長期の終わりに無事星5つのレベル5ゲット。
これでラスト15年を戦える巫女となれば、
迫り来る弱体化を前にガッツポーズもとれちゃうZE!
○ミウ・ティッピ(19→21)ダブル巫女二人目。
ここへきて酒場に巫女が集うようになったのは、
やはりマキがその道で名が知れているからだと確信した!
1115年までは戦いきれないものの、
新人育成に十分な力をそなえた「ば〜い☆」要員、ここにあり!
○キルセット・ナヴァロ(26→28)久しぶりの魔女勧誘。パーティの花。
衰退期に突入してしまったものの、
精霊郷での戦いでは新人たちをバッチリサポートしてくれました。
後はその力、継承するのみ!

○アーネルディア・インジャルボ(17→19)アーチャーと魔騎士の血をもつ聖騎士。
母と叔母の鎧から鋳造し、己で鍛えた銀の鎧。
そんなドリームを背負った彼女も、精霊郷にてレベル5に到達。
新人たちにとって、精霊郷での戦闘は意味深いものとなりました。
胸に秘めた情熱、届け1115年へ!

○ムルムロム・モルヴェリン(21→23)久しぶりの魔術師。
アイラブ補助者、アイラブあの鼻・・・!!
キルセット、サラサレムとともに、新人たちの盾になりました。
もうすぐ彼ら三人、引退の時期ですが・・・。
戦わなくとも、彼らの知識は多くの人を救うと信じてる!
騎士団仕込みの薬学、爆薬、料理の力を見せてくれ!

○バルドル・ウェリンデール(15→17)アルヴェンとガルモルディアの長男
1099年にはまだまだ未熟者でしたが、
なんとも恐ろしい事に、彼の成熟は1115年ドンピシャなのです!
成熟から衰退までの期間はたったの一年間。
なんという運命、彼は1115年の戦いのために生まれてきたのか!

:入団者:
1099年入団者
●イゴール・ナヴァロ(34→35)薬草に長けた、殺しの仁義持ち戦士。
悪辣非道の殺人者。世間がたとえそう呼んでも、
レムを雪山で助けてくれたり、スクーレでマキの面倒をみたり、
マキに奈落ぬけをさせるために片目を失い親衛隊に捕まったり・・・!!
なにこの超絶いいひと。
イゴールの過去を聞いた時の、
「くだらねぇ質問に魔物が抗議してきやがったぜ!」
とかいって戦闘に突入しちゃうセンス大好き・・・!!!(悶絶)
ヴィヴィの友達、ニーザの変貌を見て、自分もいつか魔物になるのかと憤ったり、
そんな時のマキとのやりとりがかなりキュンキュンきてしまいます!
こやつ、絶対マキの一緒にいたいですオーラを察している・・・!!!
そんな確信も抱きたくなりますZE!(現場のウルの塔より)

:派遣者:
今回はなし

:退団者:
1099年退団者
○アルウェリス・メンメル(34→35)酒場僧侶、ウオダと元火コンビ
イゴールと入れ替わりに退団。雪山でやらかしたクレオンの代わりに、
修道院に赴き事情の説明と、今後の連絡役となりました。
とかいうドゥリーム。

:戦死者:
今回はなし!イェア!

:寿命を迎えました者:
今回はなし!

:成立夫婦:
今回はなし!

:成立友情:
今回はなし!

:生まれた子供:
今回はなし!

2007/04/19:第十一〜十三章:1098(前半)〜1100年(前半)(2年) もどる