けれど、この放送は本当に…、いやー、凄いとしか言えない。
先ず、今ではトークを仕切るだろう安岡さんが自己紹介以外、出来てない(コレ本当)。酒井さんは自己紹介と軽いツッ込みを入れるだけで口を挟めていない。
「青森でラジオを聴いていた」という北山さんの発言を更なる突破口にしたのか、15分ほどの間で竹善さん、他のメンバーに目もくれず北山さんをイジるイジる…
最初は自己紹介の時の「声が低いね」からスタート。本当に軽いサワリでしかない。しかし最後は「(明日、試験を控える身でありながらプロモーションの為、bayfmに来ていることがわかると)頑張ってね、こんなことしてる場合じゃないよ」だ。
これにはスタジオ全員爆笑だ。すかさず本人よりも村上さんが「それ言っちゃあオシマイじゃないですかあ!!」と応じているのが印象深い。
だけども。これだ。
この日、ゴスペラーズは手書きの歌詞カードを持参してbayfmまで来ると竹善さんに「僕らと一緒に歌ってくれませんか?」と訊いたのだという。
思い切るなあ、頑張るなあ、メンバーの中に「竹善さんのラジオで「アカペラ、イイっすよ」で」って言う人(黒沢さん)もいるだけあるなあ、と思って聴いた、ゴスペラーズ+竹善さん、6人による「I'll just call to say "I LOVE YOU"」ですよ、全ては。
練習にないハモリを入れる人が(大爆笑)
正確には「曲の2番に入ったところで、竹善さんが主旋律歌っているところに主旋のメロからキー、ふたつ上を熱唱する人がいた」んですね、でもって歌い終わってからの竹善氏発言で発覚したのが「練習にないハモリが」で、「おーし負けないぞ」ですもの。
わかってたんだろうけどね…
相手、小田和正さんに山下達郎さん、レコーディングだぁ、バッキングコーラスだぁやったって人だ。
なのに鮮烈なハイトーンがこう…(崩壊)
ハモられた、と思ったところで「負けないぞ」となった竹善さん。この後の2番のサビになると手加減ナシ、鬼のフェイクでゴスペラーズを圧倒。5人束ねて打ち負かしちゃってんである。
思い出話で終わってまう。本当に楽曲の話、してないですね(汗)しないでおきますか<待て。
前述の応酬(爆)の後に耳にした「Promise」は不思議と悪態のつけないものになっていました。
コロッと「ゴスペラーズかあ、いいなあ」となっていたのです。
この時、とっかかりとして「竹善さんのラジオを聴いて音楽を知った」という自分と同種の体験をした人がいて、プロになって、自分たちの音楽をし始めた。ということに「おッ」と思ったんでしょうね。
だがしかし。CDを買い揃え本格的に曲を聴きまくりラジオをチェックし雑誌を濫読しライブに行くまで、14ヶ月を経た1996年4月に入らないと話が進まないのです。
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