★★★☆
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今日はワーナーマイカル海老名にて9:45の犬夜叉からスタート。家を出たのはいつもと同じぐらい。海老名駅には9:30ぐらいに到着。…とりあえず方向音痴発動。一瞬逆方向に行ってしまうものの、建物の影にSATYを発見、方向に関しては事なきを得る…。しかし10時前だったのでSATYが開いてない罠。2階まで行ったのにシャッター閉まってた…。ワーナーマイカルは裏の専用口からしか入れない時間でした…ちょっとあわてたけど、何とかセーフ。
最終日なので小さいスクリーンを覚悟していましたが、入ってみるとなかなかの大きさがありました。客は…朝早いこともあってか、私と、ヲタ風の青年ひとりと、開始直前に来た腐女子風の2人組…以上4名。何故か1700円だったので、計6800円な映画上映…安いなぁ。
さて内容。基本的に犬夜叉一家の話なので、ホントにかごめや弥勒たちは首突っ込んでるだけなのよね。特に一応主役のかごめは話に絡もうと一所懸命でした。自然と絡んでるりんと比べるとかなり必死感。
見どころは父ちゃんLOVEな殺生丸様と、母ちゃんLOVEな犬夜叉と、殺生丸×りんと、八奈見乗児(刀々斎)、緒方賢一(冥加)、肝付兼太(鞘)のジジイ夢の共演。八奈見乗児と肝付兼太が会話してるだけで笑えてしまうのは何故だろう。おいしい。猛丸は見どころでも何でもなかった、ただの過去の語り部。母ちゃんもいっぺん殺したのは本当としても、その殺しは天生牙でリセットされてるしな。意味ないキャラだった…。
ストーリーの方は110分もあったけど、淡々と終わった感じ、叢雲牙が出てきた時点でストーリーはほぼ一直線になってしまってた印象。りん萌えとかしてないと、ストーリーだけでは興味の持続は難しいかと思われるのは確か。
しっかし父ちゃんやっぱりイケメンなのね…。
そそくさと見終えて次の劇場へ向かう。終了したのは11:33ぐらい。次のスタートまで47分、結構余裕。
★★★★☆
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続いてワーナーマイカル新百合ヶ丘にて12:20開始のこち亀。駅に着いたのは12:05ぐらい。新百合のワーナーは駅そばなので結構余裕。食ってる時間はないけど、お茶とおにぎりを駅前でゲッツして映画館へ。チケット売り場が微妙に並んでいてちょっと焦る。
この回はこの劇場の最終こち亀公開時間でした。スクリーンは他と比べるとちょっと小さめですが、十分大きいところでした。で、客ですが…ぶっちゃけ………自分ひとりでした…。すんごい贅沢です。自分が見なかったら放映しなかったのかなぁ、とか思いつつ、自分のためだけに放映される映画を堪能〜。これは…… く せ に な り そ う だ … 。<しようと思ってできるもんじゃないけど
んで内容の方は…、そのせいってわけでもないですが、実に楽しかったです。よくもラジコンUFOの話からここまで広げたなァ、とある意味感動。何というか、いつものこち亀を広げて大冒険にしてみようという「大長編ドラえもん」みたいなノリですね。こち亀らしさを残しつつも、映画というフォーマットを活かした実に見応えのある作品に仕上がっていまふ。
きっちり本筋のストーリーを構成しつつ、前フリや中盤も笑いやアクションを忘れない作りで、ダルいシーンもほぼなく、密度はあるけど、楽しく時が過ぎていきました。
映画館のサラウンドで聞くトルネードや台風の音がもの凄くて、こういう音があるだけでも映画館で見てよかったと思えますね。
両さんの行動原理も「東京を救う」とからしくないことではなく、いつもからそれなりに見せている「友達とその家族のため」という両さんらしいところで、話は大きいけど、両さんは変わってないという安心感がちゃんとあったのはすごいと思います。
気になったのは、竜平という幼なじみが出つつ、その頃一緒にいたと思われる豚平と珍吉が出てこないのがちょっと納得いかない気分。せめて最後のシーンぐらいは出てきてもいいと思うのだが。あとは被害総額と死傷者数。被害総額はいつものこととしても、避難シーンがほとんどなかったこともあって、東京から全住民が逃げ切れてる気がしないわけですよ。どう考えても死人が出てないわけないような状態なので、そこはもう少し出てないような感じにできなかったのかなぁ、と。
平山あやと渡辺正行の演技は…まぁええか。平山あやは結構大丈夫やし、渡辺正行はソレと知っていれば、ネタとして納得できるかと(知らなかったけど)。
14:10きっかりに終了。15:00までにワーナーマイカルつきみ野へたどり着く最終ミッションへ。つきみ野の地理を知らないこともあっって、一番キツいところです。
★★★
14:16の湘南急行→中央林間→発車直前の各駅停車に飛び乗りつきみ野への最速コンボが決まる。つきみ野駅到着14:35。ワーナーのサイトによると、つきみ野駅から徒歩15分かかるらしい。…遠い。駅を降りて、外へ出る……広ッ! 背の低い建物ばかりで、空が広い…田舎へ来た感じだ。でも軽く見渡してみたところで、15分歩くと着くらしいつきみ野SATYは見えない。地図印刷してきてよかった…。地図を頼りにてくてくと街並みを…と言いたいところだが、基本民家しかない通りをてくてく歩く。やたらチャリが通り過ぎてゆく…。「こんなところに映画館があるのだろうか…?」とかちょっと不安になりつつさらに歩くと、唐突につきみ野SATYが眼前に登場。やたらに駐車場、駐輪場が充実している…そうか、そういうところなのか…。入って時計を見ると(手持ちに時刻を示す物を何も持っていかなかったらしい)、14:50。徒歩15分は嘘じゃなかった。チケットを買って、ミッションクリアの感慨に浸る。
何故か座席数が315もあるらしい広いスクリーンでの上映でした…。客は…、私と、父子連れ、しばらくしてから来た家族連れ…の計7名。お子さまがいるのが少々難点かな…静かにシテネ…。
で、後ろにいた家族連れですが、途中からいびきに…。分かる気もする。
内容は、まぁ、それなりの感動モノになっているけど、自分としては何故「あたしンち」を使ってこのネタをやる必要があるのかワカラン という部分が終始引っかかって、絶賛感想もある中、自分としてはさほど…という感想しか出てこない。つかこの作品は、ユズ〜みかん世代の子どもと、ユズ〜みかん世代の子どもを持つ親でないと、いまいち楽しめない気がした。親に反抗する年でもないし、子持ちでもない身としては、理解はできても共感まではちょっと難しい感じ。しんちゃんの「モーレツ!大人帝国の野望」とかもこんな感じなのかね。
ストーリーをやろうとする姿勢はいいとしても、ただただストーリーをやっていつものあたしンちをすっかり忘れている感じがちょっといただけなかったかな、正直なところ。ギャグとかほとんどないし、無駄なシーンも結構あったような気もする。というか、映画告知番組を見まくっていると、期待以上のことはまったく起こらない印象もあるかな。
告知番組でやたらと子どもの感想としてあった「雷がすごかった」ですが、要は映画の音響で見る雷シーンに衝撃を受けた、ってことなんだな…と理解。見た劇場は音量がさほど大きく設定されていなかったので、雷すげー状態にはなれなかったな…。すごすぎて親御さんから苦情が来て下げたんだろうか…、何かでっかいテレビ見てるぐらいの印象になってしまってその点は残念かも。
母と一緒にみかんの友達をおぼえる…。おまんじゅうが、ゆかりん。モアイは…TVじゃ出てない気がする。
16:45、終了。18:00までに帰らないとスーパーリンクに間に合わない…。何げに、ピンチ。新しい町を堪能する間もなく、そそくさと帰路につく。
初日、舞台挨拶付。混み具合はまぁいつもと同じ、客層も別に変わりなく。列の前の方は男ばかりだった気もする。8時35分開演。劇場には入れたのは8時前ぐらい。ここ数年は初回の時間も早く、結構早めに入れてくれるので寒いこともあまりなく快適です。
結局は広川太一郎アニメだったと…。まぁ、それだけではないけど。去年のダイジェスト構成はだいぶ改善されてたようです。映画館の音響を利用した部分はアクションシーンが多い分、ドラよりいい感じかも。
広川氏のオヤジギャグはMEZZOのソレと比べあまり多くなく、ストーリーの邪魔をしない程度に。
結局前回同様パー子の声がネックな感じはするよなぁ。どう聞いても人気アイドルには思えないからなぁ。パー子にはがっつり合っているわけですけども。
ストーリーは駆け足気味でしたが、パターン通りな話ではあるので、わかりにくいわけではなく。全国悪者連盟の皆さんにも正体バレてる気もするけどな…。つかもっとタコの墨は濃くてよかったと思うけどなぁ。
これはよい原作を持ってきた感じ。この話は確かに、大きく広げられるよい原作話です。原作だと、イチと別れて文明ができて旅立って、遺跡見つけて終わりなわけで、スケールにしてはかなりあっさりした感じがあったわけですが、そういうあっさりしてた原作ストーリーを広げて大冒険の大長編にするのがもともとの大長編のコンセプトだったわけで、25周年の原点回帰ネタとしてはよいものを持ってきたと思います。
去年のふしぎ風使いの大幅なフー子話アレンジと比べると、原作に広げられるネタが多く存在したため、今回のワンニャン国はさほど大幅なアレンジは必要なく、もともとあった、のら猫&のら犬、進化退化光線銃、遺跡、のび太像、宇宙脱出等を要所要所にちりばめることにより、原作の持つ良さをきちんと活かしていた様子。
映画オリジナル要素としては、2本の主軸があった模様。ひとつ目はのび太とイチの友情話、ふたつ目はズブの復讐心話。ひとつ目の友情ストーリーはイチが「犬」であるところの「忠誠心」を巧く使って、「時空伝」の名をただ過去に行く話にとどめず、「時を越えた再会」という感動話に昇華。ズブの方は完全な映画オリジナルの付加部分。原作でいえば、もともとワンニャン国の連中に悪い奴はいないという設定だったので、そのまま作ると、映画としてのボスがいなくて盛り上がりに欠けてしまう。そこで足されたボス役にズブの血統・ネコジャラーという位置づけ。ですが、ここにズブの「捨て猫」ステータスがつけられたことによって、ネコジャラーの「復讐」がペットとして生命をもてあそぶ人間に対してのメッセージ性が高まる作りになっているようでした。
全体を通して言えば、前回ほどダイジェストではないですが、やっぱり駆け足感は否めない感じ。ですが、原作短編を踏まえていると、ついていけないというほど早いわけではなく、感動にかろうじてついていけるように思えました。前述の通り、主軸のストーリーが2本あるのも、駆け足感をもたらしている原因の一つのように思えます。あと30分ぐらいあればなぁ。ボス戦がせわしないところでうやむやに終わってしまうのも、過去の威厳あるボスキャラたちと比べると物足りなさがあるところだと思う。まぁ「〜恐竜」もボス戦はさほど強力な敵じゃなかった気もするのでこれでもいいのかも知れないけどね。
何だか毎年言うことが同じだよなぁ。「もう〜年」とか「素晴らしい原作の…」とか「親子2代にわたって」とか…。まぁ“積み重ねた重み”がなく毎年単体である、という本作らしさという点から言えば、毎年同じようなコメントでもいいのかも知れない。
そして去年と同じにパーマンの着ぐるみは来るけど、声の人は来ない…なんでかしらね。パーやんの着ぐるみなら呼ばなくても事足りるのだが。
★★★
千葉繁と矢尾一樹を堪能する映画。千葉繁のワンピキャラものまねが楽しい。映画内容はゲームの紹介ぐらいにしか思えないかも。
★★★
物語はあっても、キャラクターがいない…そんな感じ。展開がご都合主義な感じに動いていくのよね…偶然が偶然を呼ぶ勢いで。メインとなるべきゾロも多くを語らないので「カッコいい」というより「わからない」という方が強かったし。こういう神懸かった話はあんまりワンピースという世界に合わないんじゃないかと思うよ。神すらルールに乗っ取った存在として描いてしまうような作品なんだから。
ついでに、ゲストキャラは例によってアレなので、いまいち入り込めない感じをさらに。声優素人はひとりぐらいで勘弁してくれ…。
★★★★
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いくら夏休みだからって、平日の昼間っから何でこんなにガキお子さんがいるんじゃー! 公開2週間だしもう少し少ないと思ったんだけどなぁ。でも向こうは知りませんけど、お子さんたちとお子さま映画を見るのは嫌いじゃないです。今回は背中も蹴られなかったし。リアル対象のお子さまたちの反応を聞けるのってここぐらいだしね。
で、そのお子さまたちの反応は…最初はポケモンが出る度に親切な名前解説ありががとう状態でしたが、話が進んでいくとどんどん静かに。話にのめり込んでるというより、よくわかってないのではないかと思えるような空気でした…。いつものミニ映画もなく、長すぎて集中力が保たないといった雰囲気も。KABA.ちゃんが出るシーンはギャグシーンなんですが、笑いひとつ起こらない冷めた感じでした…。ノリ悪いヨ!
そんな感じに今年のポケモン映画はちょっと大人向け風かも。私としては結構楽しめました。映画館音響によるレックウザとデオキシスの空中戦も盛り上がるし。
こういう映画のみキャラクターだと、友情を描くとご都合主義っぽくなっちゃうことも多いですが、今回はデオキシス襲来による「協力せざるを得ない状況」がいい感じに働いて、結構多いゲストキャラとの友情が巧く描けていた感じを受けました。
とは言ってもメインはむしろデオキシスとレックウザなので、サトシ一行は脇役…ほどでもないけどゲストキャラぐらいの扱い。ハルカなんて最初のヘタレ写真以外見どころないしな。まぁおかげでデオキシスとレックウザの物語がしっかり見えてくるという構図になってましたが。
つかこの映画、レックウザが実に楽しげにデオキシスとバトルしてる…。解説係の解説としては「なわばりを荒らされて…」とのことでしたが、最初はそうだったかも知れないけど、途中からデオキシスの自分と対等に渡り合える強さに惚れ込んで、その対等なバトルが楽しすぎてハマってしまった…ようにしか見えないです。デオキシスを倒しつつも、何かもっとやりたいような。
対するデオキシスは、そんな目的でこの世界にやってきたわけではないので、迷惑そうにレックウザをあしらってます。下手にレックウザが強いからついつい本気になっちゃって、レックウザさんを喜ばせちゃうんですが。つかアタックフォルム安定ー。アタックフォルムになられちゃうとレックウザさん手も足も出ず。
恒例のゲストへたくそは、ベッキーと上原多香子。ベッキーは…まぁいいや。上原多香子が声優と言えばッ!劇場版デジモンフロンティアなわけですが……成長してねぇ ○| ̄|_。はぁ。
そんな感じに人間キャラクターの扱いは結構薄いので「山ちゃんホントに感動しちゃいました」はちょっとキビシイかなー。
★★★★☆
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永遠と見どころが続く映画のようだ。手抜きなし、どこまでもよい絵、よい動き。こういうのはふつう途中で息切れしたりネタ切れしたりしてしまいがちですが、どこまでも作りたいものが作れているような印象。テーマ性はそれほど感じないけど、実に楽しい映画ですね。感想としては「おもしろかったねぇー♪」が正しいような。
空飛ぶし、おもしろい姉ちゃん出てくるし、イキな親父も出てくるし、雰囲気としては宮崎アニメにも近いかも。つか、これも動く城じゃん…スチムの動く城。でも宮崎監督だとこんな女っ気の薄いアニメは作りそうもないので、ここでしか見られないのは確かであろう。
CMで言ってた「僕は、未来をあきらめない」は某「命を賭けて、かかってこい!」と同じでした…出ねえ。つか、そんな重い話じゃねぇ。これは…男のロマン映画…そしてレイの悲鳴アニメだ。わぁ! スカーレットの達観した考え方も好きです。そうだよな、他の誰が死んでもいいけど、社員を殺しちゃいかん。スカーレットが終始傍観者立場なのは、スカーレットは脇役でしかないからなのだ。話に絡もうと必死な姿を笑ってこその楽しみ。
楽しい映画でした。アタマ柔らかめにして見に行く方がよいでしょう。何だかんだ言って、期待しないで見に行く映画が一番楽しめる。
★★★
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平日とは行っても夏休みなのでもう少し混んでるモノと思っていましたが……空いてる…。やはり東映アニメの劇場版はもうダメなのか…?
というわけで東映アニメでした。最後には仲間の力を得てパワーアップの王道パターンにて。
というか、100人の魔物の子が選抜だってことに結構びっくりしていたり。自分としては対象年齢に収まるのが100人ぐらいしかいないものだとばかり。でも毎度100人ってこたないからやっぱり選抜なのか…。むしろ抽選という方がしっくりくるなぁ。
サンビームさんがいるので、今やってるシリーズよりは後になりそうで、そうでもなさそうで、何だかとっても黒歴史臭い映画です…。忘れた方がよさそうなニオイがプンプンします。
そして冒頭の崩れ絵が気になる…。ネタかと思ったりもしてみましたが、ネタにしちゃおもしろくないし。落下の風力を表しているにしても伝わってない感。
せっかく魔界に行ったのに、これまで送り返された魔物の子たちが誰一人出ないのでちょっと寂しい。ガッシュに喝を入れて欲しかったところ。
★★★
ちょっと下品な話ですなぁ。こんな平和なイベントがどこの時間に入れるのか非常に疑問ではありますが、まぁファンタジーとして考えておくべ。キャラクターだけを描きまくった短編映画ですな。テニスの王子様のように。そう言う面ではそれなりに楽しいのですが。
あ、そうそう劇場にいたのは自分を含めて6名…。平日ではあるけど、やはり当初の予想通りそんなに人気な…(略)。夏休み中に見ておきたいお子さまが殺到してたってことなのかなぁ。
★★★☆
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ラストシーンの「花畑」と言われると、ついさっき見た「大うん動会」のオチを思い出してしまって台無しな罠。
Aランク任務とか、カカシの過去とか結構あおった割に、その辺はかなり消化不良な気分。ゲストキャラ1名を描くだけで映画使い切っちゃった感じ。サブの映画監督とか、お付きの人とか、敵のボスキャラや雪忍はホントにサブキャラのままやし、ナルトたちもいわゆる「忍者」として動かされてただけと言う感覚も強い。
つか現状のTV展開を考えると、このカカシ・ナルト・サスケ・サクラのチームが今後も存続するのかどうかさえ疑問を持ってしまえるところも問題かも知れん。チームはあっても心はバラバラだもんな。
TVシリーズのドロドロ感をなくしてしまったのでかなりさわやか映画の印象があったりして、いまいち「ナルトの映画を見た」気分にはなれていないかも。一応は勝ったけど、何だか後味が悪い、というのがNARUTOのカラーなんだからさー。(確かに犠牲者も多く後味はそんなによくないような気もしますけども、知らない人が死んでもそんなに、な)
でもまぁ、ナルトの映画と思わなければ、それなりに楽しめたのです。
上映は1996年か…見には行ったけど、感想にっきの過去ログにはないな。
特別映像、あからさまに絵柄が違う…。数秒なんだし、もうちょっと何とかならんもんかね。撮影ネタならもうすこしセットとか見せてくれても。
明日のスペシャルを忘れないように。>自
結構30分で区切りがあるもんですな。今回の特別映像部分は画質の違いはそんなになかった感じ。
ところで地震でつぶれたスペシャルはもう日の目を見ないのかしら…。
そんなシーンあったっけ…。そこはカットじゃないのか…もしくは特別映像作る気力回して差し替えとか。
うわぁ中途半端な。EDで何とかごまかさないとマズイような話なのに、EDなしかヨ…。うむぅ。
ドラの説明ゼリフが悲しい…。物語にまで昇華しきれてない感じかも。
★★★
まぁ人間タイムはこんなもんか…。安倍なつみハムがたまに人間タイプに変身することにより大きなお友だちの興味を持続させようとしている…けど、微妙。
結局リボンちゃんはスノーハム一族だったのか…?
★★★☆
結局 遊戯VS海馬での真の頂上対決とはいかなかったところで消化不良気味。そもそも「神のカード3枚入れは重すぎ」と最終回間際で海馬先生言ってたしな。ラストにやっとこ出てきた映画での敵さんは微妙な感じに瞬殺だったしなぁ。さすが米国向け劇場版アニメですわ、すげー大味。キャラデザも微妙にそっち好み寄りっぽかったし。ひと言で言うと、「濃い」かな。
カードは全部日本語化されてた…って、神のカードって日本語版じゃなかったはずじゃ…。日本語で「オシリスの天空竜」とか書かれちゃうとちょっと萎えますな。少なくともラーにはヒエラティックテキストが書かれていてナンボでしょうに…。
しかし、この流れならプレゼントは「ブルーアイズ・シャイニングドラゴン」のカードになるべきじゃないのか…? そして映画内でシャイニングドラゴンは3回も自爆か…。
★★☆
長ぇ。そしてデジモンのことをかなり忘れている。声がアニメ時のキャストなのでちょっと引きずってしまうことも難点かな。つか成長期〜究極体まで同じ声優さんなので、究極体なのに子ども臭さが出てしまうという難点のあるキャスティングなんだが…。究極体まで進化するドルモンは仕方ないとして、最初から最後まで究極体な面々はそれっぽいキャスティングの方がよかったんじゃないかと。ウィザーモンの石田彰はいろいろ思い出してむしろ鬱。
人間が全く出ないので、完全3Dも影響して、デジ共がデジ共の世界で勝手に戦ってる印象しかなく。同時上映30分コースならまだしも、これメインの90分映画じゃ見に行けないですよ…。
[初見感想]
流し見程度に。今年の映画も早く行かなくちゃ。終わっちゃうよ。
何というか、改めて見てみると(流し見のくせに)、殺生丸様包囲網ですなァ。
★★★
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あややム、エコハムずの素人くささはほぼなし。結構上手かった。多少おばさん臭くなってしまうのは昨今のアイドル事情として仕方ないことかしらね、アニメだと多少媚びてるぐらいじゃないとかわいい声ととられないし。
内容は40分ちょっとかな。その短さで、あややムの設定が結構特殊な上、描きかけの絵本の世界という舞台は結構理解しづらいものだったのではないかと。
人間パートは冒頭と最後のロコちゃんのみ。やはし物足りない。トラハムちゃんもまともに出てなかったしなぁ。
★★★
[公式サイト]
「鬼ヶ島」というキーワードでハム太郎と繋がっているのは偶然なのか…?
映画のあおりとしては「すべてに決着をつけてやる!!」とか書いてありますが、確かに映画内で言ってますが、奈落とは何の関係もありません。映画ゲストキャラとの因縁も映画内で語られているだけだもんな。まぁ例年通りに映画作っていたら、突然TVシリーズが終わっちゃって、でも映画はそのまま…みたいなことなのではないかと。奈落編が解決する映画は…作られないんだろうなー。
映画内で語られる因縁は50年前の数十分ぐらいのもの。やたら強引なので後付け感が激しくアリ。ゲストの子どもらはあんなにいらないかと。3人ぐらいでいいんじゃ。んで敵さんは…四聖獣かYO! あまりにベタなネタでどうしたもんやら…。玄武の扱いが一人だけケモノ丸出しで悲しすぎですが。
強引に絡む殺生丸様と桔梗も泣けます。相変わらずキャラの見どころをつめこむだけで手一杯といった感じかな。テーマがぼやける…。
★★★☆
[公式サイト]
何だエセ老人か…。ヨボヨボ老人してたのは序盤だけだしなー。
宮崎ロリ駿監督としては、ロリと老人のハイブリッドを目指したかったところなのかも知れないけど、老人のあの境地はロリハイブリッドじゃさすがに無理なので、宮崎アニメヒロインとしては年齢高めかな。
ハウル木村拓哉は随分前のダメダメ評価を期待していくと、案外そうでもない感じ。普通にカコイイ。倍賞千恵子少女の方が無理あると思うことがちらほら。
内容の方は、ソフィー婆さん描写を「気持ちが若い」とか「老け込んだ」とかそういうのをそのまま絵で表現してみたみたいな、老けたり若かったりするのは気持ちなんだ、老けたからってひっそり暮らすことはない とかだいぶ歳を取った監督の気持ちだったりするのかしらね。
絵の方は実に2Dアニメーションで、描いた線だからこそ動かせる魔法表現とかが楽しかったでふ。描けると楽しそうなのが伝わりますわ。
★★★☆
映画…じゃない感じ。でかいスクリーンでOVAを見た気分に近い。それはそれでおいそれとできることではないので、劇場で見られるのは嬉しい限りですが。
新作部分は少女バージョン(失礼な言い分だ)のキノを堪能できるよい話でした。久しぶりに聞いたエルメスのツッコミもまたナイスな感じ。
★★★★
指定席じゃなかったのでギリで行ったらこんな席に…。首が…。もう一回見に行こうかなぁ。腹痛であんまり集中できなかったし。
「原因不明で日に日に体力が落ちていく病気…俺だ。」とか思って感情移入度が上がってしまった。症状が出ている腹痛の部分の薬と精神安定剤はもらっているですヨ。
出崎節と言われてますが、自分はその「出崎節」というのがいまいちよくわかっていなく、普通に見てしまいましたが、どの辺が気になるところなんでしょうかね。とりあえず平安編は先日見た話とちょっと違っているみたいでしたが。
話の流れからすると、観鈴の翼がいつ出るのかと思ったんだけどな。
声優話、東映のキャスティングは実にストレートですな、そういやKANONのときもそんな感じだったような。とりあえず緑川光が主人公青年だと、ついうっかり下級生2を思い出してしまう弊害はどうにかしないとな、と思いましたよ。
★★★☆
というわけで終わらない内にテニプリ劇場版を見に行くの図。予定していた近場にての朝方回が先週までで終わってしまったので、結局またとしまえんまで行くことに。10:30の回で、いたのは自分を含めて5人。小さいところだったけど、最近の映画館は小さくてもスクリーンと音響はしっかりしてたりするので問題ない感じで。
内容は劇場版らしく各キャラの説明がちょいと強引気味に入ったりするのが気になりつつ、全体的にはトンデモテニス祭り。激しく笑かしていただきました。まぁ映画館なので声は出さずに。
スレイヤーズにおけるナーガ様の位置づけのように、越前リョーガは劇場版に必ず出てくるようなキャラになるのかしらね。
★★★☆
跡部様!跡部様!跡部さまっ! 「二人のサムライ…」の方でも良い味出してましたが、こちらの跡部様のハジケっぷりはさらに見事でしたわ。「テニプリ祭り」に偽りなしのキャラ遊びしまくり展開はもうどこからツッコミ入れてよいものやら。TVシリーズならSDキャラでやるような話に近そうだけど、映画の美麗作画でやるもんだからさらに笑えるのです。
もともとこの日に見る予定だったし、前回は体調悪かったりいい位置じゃなかったりしたので再観賞してきました。平日の昼間だというに、席は半分ぐらい埋まっていた感じ。まぁ近辺じゃここしかやってない映画だし、仕方ないのかしら。前回の反省を生かして早めに会場入りして中央後部席をゲット。やはり映画は正面で見ないと。
相変わらず空調はカタカタうるさい(フィルムが回る音のようだ)し、遠めに離れたところで、スクリーンの穴ぼこがうっすら見えてしまう(前回スクリーン前で見たときは穴がよく見えちゃってなー)という決してそんなによい劇場ではないのですけどね。公開したては6番スクリーンじゃなかったのかしらねぇ。
2回見て、出崎演出と言われるところがよくわかった気分、劇画止め絵とか構図とかその辺がそうなのか。斜め下から見ていた前回では演出意図までは見切れていなかったようです。
終わって聞き耳を立てると、原作ゲームと比較してどうとか、このキャラはこんなんじゃないとか、原作もこんななの?とかそんな話ばかり聞こえました。みんなAIRの劇場版を見に来ているのだなぁ、とつくづく思ってほんのり疎外感。「AIR」だから見に行ったワケでもない自分からすると、そういうこと気にしすぎて出崎AIRを理解しようとしないのはちょっと勿体ないかなー、とか思ったり。
翼人伝説と絡めつつ、ある夏の、少女と青年の物語――でよいのではないかと。自分が終わることを悟っている観鈴が、「自分」という「物語」をきれいに完結させようとしている物語であると解釈しましたヨ。やり残したことをやって、過去を清算して、残していく者たちへメッセージを送る――そのすべてをひと夏にやった少女の物語。
死が近いことを知っている人…はそんなにいないと思いますが、自分の人生にほどよく満足してしまった人とか、それなりに思うところはあると思うのですけれども。
[初見感想]
まぁ言いたいことは劇場公開時にほぼ語りきっているな…。先週は何もなかったさよならメッセージにそれなりにジンとしつつ、ワンニャン国のスネ夫役が関智一でスネ夫済といった感じがまた。
新ドラの原作回帰にはむしろ期待しているところもあるなぁ。「未来の国からはるばると」からやるのではないかと期待してみたけど、そういうことまではやらない様子ですな。赤いジャイアンとか、黒髪のしずちゃん(あえて“しずちゃん”表記)とか見どころがたっぷりでした。HV化ということで、TV買った意義があったってもんですわ。
しかし水田わさびはずいぶん水田わさび全開やな…、もう少し合わせてくるかと思ったのに。まぁそこら辺も追々双方慣れていくことでしょう。
★★★☆
10:45の回でしたが、ひとことに書いた通り、ほぼ満席状態。このあと見たワンピースと比べると、年齢層が低めなのが特徴かなー。というか、親御さん(平日なので母親ばかり)が「上映前に子どもらを席まで案内して、自分は見ない」というパターンがかなり見られた。おかげで子どもたちだけで見ている姿が多く。ロックマンもデュエル・マスターズも興味なしですか、親は。オタっぽいのは自分以外には20代男子がひとりといったところ。
内容の方は劇場版ならではの出し惜しみナシのカーネルのオペレーター紹介やら、フォルテ出まくりやら、懐かしドクターリーガルやらでそれなりに見応えアリ。キャラもほぼ全員出てきた感じ…でもこの流れでなぜやいとちゃんがいないのか謎だ。
入り組んだ話を短くよくまとめたなーという印象。
★★★
続けてデュエル・マスターズ。ロックマン終わりで出て行くのは3組…7〜8人ぐらいだったかな。おはスタ内5分アニメでは見たことないという人も多かったのかも。
ストーリーに魅力がないのか、ゲストキャラのヘタレ声がいまいちすぎるのか、子どもたちもオレもちょっと萎えモード。ロックマンのときよりちょっと騒がしかった。
いきなり出てくる勝利父さんはどーでもいいとして、そもそも「デュエル」を見た気がほとんどありませんわ。やたら無駄にCGが目立つな……と思っていたら、スタッフロールにて、スタッフさんが何をしたかったのかが明白に。あぁ、この映画はCG見せたかっただけだったのね…。スタッフはノリノリだった印象ですが、子どもさん的には本編中のCGは結構どーでもよさげでした。笑い声が上がったのはスタッフロール中のみだったなぁ。
★★★★
チケット販売に少々騙された…スクリーンが左寄りならそう言ってくれ…確かに「中央」とは指定しましたが、席の中央じゃスクリーンから右にズレているじゃないか…。今度からは「スクリーンの正面になる席」と言おう…。ロックマンと同時(ワンピースは13:30上映、つまりワンピース上映2時間以上前)に購入したから中央席が空いてないとは言わせませんヨ…。
というわけでちょっと右寄り視聴。満席なので移動することもできず。今度は親御さんが帰って行く姿は見られず。オタ比率も高めな感じ。オタ的には男はあんまりいなかった感じでしたけど…。
内容は細田守マンセー。バカ映画と思わせつつ重い話に持って行けるのは見事ですな。でもオレ的見どころは大本眞基子母ちゃん。無駄に声優素人使ってないので安心して見られる…というか八奈見乗児でそれは声優ネタだろう…。「ポチッとな」までは言わなかったけども。
物語が重厚なだけに、子ども向けとしては説明不足…というか自分的にもう少し解説欲しかったと思えるところも。具体的にはルフィ海賊団の面々が不自然にあそこまで仲間割れする理由(島にそういう雰囲気にさせる仕掛けがあるのかと思った)と、「仲間だ!」と言ってしまったヒゲのおじちゃんをその後どう処理して、お茶の間海賊団はどうなって、オマツリ男爵はどうなったのか、というところ。自分の解釈としては、オマツリ男爵の仲間たちの最期の言葉を踏まえて、「新しい仲間」として彼らを連れて新しい航海へ出たのではないかと思いたいのだけど…。
でもまぁ、よい映画でしたよ。
★★★
一応GW中とはいえ、平日は平日ということで、結構空いてました。小中校生は皆無だった感じ。幼稚園以下+保護者がほとんど。男子はいなかった様子。おかげで始まる前にNARUTO、マジレン&響鬼、ガッシュ、ハガレンの映画宣伝が流れるも無反応。冷たいね。まぁ本編中も無反応なお子さんたちでしたが…。
んで始まってOP…いつも通り。相変わらずこのスタッフは保守派ですな…。作画は…いつものTVレベル? 心なし解像度もTVぐらいな感じだったかも。違いといえばいつもよりバトル絵が多めなことぐらいかな。ストーリーは…ふつう? ありがちな感じ。どれみにあったカエル石映画や、デジモン映画の異質さみたいなものはまるでなく。普通の映画でした。気持ち的には同時上映がほしいところ。キャラは…大きなお友だち的には特に新しいキャラもなく。工藤静香な女王様はどーでもいいしな。
(以下ネタバレ)
最後のシーンで過去のヒーローよろしくなゴールド化をしてしまいますが、白黒捨てたらプリキュアじゃないじゃん…とかいうつっこみをしたくてたまら…。
★★★★
今回はすっきりまとまった気分。確かにシリーズ初のデュアルサスペンスですなァ。ネタバレするとこれから見る予定の人はとても寂しいことになるので書けませんが。謎解きとアクションのバランスはだいぶいい感じになってました。少なくとも前作みたいな、謎解きしたあとの出がらしアクションというわけでもなく。
話的には少年探偵団はいなくても成立させられますが、やっぱり見に来るお子様への配慮なんだろうなァ。でもまぁいいとこ持って行く要員ではあった。
ついでに今回もっとも「探偵」してたのは毛利のおっちゃんの方だよな…。いつものコナン&服部の関係からするとコナン役がおっちゃんで、服部役がコナンみたいな感じに。
★★★☆
見てきました。ガンダム狂ではないので、Zの記憶は例によって曖昧でしたが、それぐらいでわかりやすさ的にはちょうどだった模様。全然見たことない人はさっぱりわからなそうにしてましたが(まわりにいた知らない人)。
テレビシリーズの使い回し部分は線はともかくあのザラザラ感がなんとも。昨今のデジタル技術でなんとかならんもんかね。ほら、最近だとディズニーのバンビが甦ったとか言うし。<それ相当のお金かかってますからー
内容はぎゅっと詰めた感じになっていたので、TVシリーズをダラダラ見ているとよくわかんなくなってくる行動原理(何でいつの間にかブライトさんが味方になっているのとか、何で地上に降りるのかとか、マークIIっていつの間に色が変わったの?とか)がしっかり伝わってきてよいですな。モビルスーツ戦闘も惜しみなく出てくるので画面的な魅力もいい感じに。
主役3人揃ったところで次回へ続く、と。ニュータイプ会話はおもろいなぁ。
[初見感想]
↑映画館で見たので流し見。テレ東アニメでHVマークははじめて見たような。
★★★
ということで平日鑑賞。やはり空いててよい。
ルカリオはしゃべるポケモンというより、テレパスポケモンですな。しかしいきなり「波動」とか新ワード言われてもその能力がいまいちわかりませんが。その音の感じからついつい「波紋」と脳内変換して違う方向に妄想が飛んだりして苦労しました。
ルカリオが誤解しているということは最初の回想シーンからしてわかっていることなので、謎解きとしての面白さはあまりなく、事件自体もピカチュウ追ってはじまりの木の中入ったから引き起こっただけで、つまり自業自得なワケで、何だか不明瞭な話でした。
自己犠牲しまくりの展開も見ていてなんだかなーな感じだったし。最近自己犠牲を美しいと見せてしまう話を多く見るようになった気がする。
★★★
映画館では第2話しか見られなかったやつ。ということで1話と3話は初見。1話は銃器の話。銃器の知識は全然ないので、文字が空を飛んでいったよ…。第3話は初期OVAみたいなネタ話。オチもなくなんか平凡。
★★★☆
月に一度のNHKハイビジョンのアニメ映画コーナー。当時絶賛されて的にはなっていたけど、見てはいなかったので、せっかくなので見てみた。前評判でどんなにすごい映画なのかと期待しすぎたせいか、それほど来なかった。あ、何か普通?みたいな。
確かに外国人がこういう話を作ったというのは意外というか、日本的というか、どっかで見たような話というか、藤子Fっぽいというか、ラスト特攻は鉄腕アトム(アニメ版ね)じゃねぇかとか、最後にネジだけ帰ってくるのは海底鬼岩城じゃねえのかとか。肝心の部分じゃなくて内容的にピッタシくる作品が思い出せなくて歯がゆいのですが。最近の記憶をほじくるとBLEACHの井上の兄貴の話がちょっと思い出せるかな、ホロウ化した兄貴を井上が何とかするシーン。まぁBLEACHで見るぐらいだから、日本のアニメじゃよく見るシチュエーションだ。<暴走止め そのまま特攻しちゃうような話もあったような気がしてならない。
そんな感じで既視感たっぷりでした。90分程度でよくまとまってるな、とは思ったけど、話の拡がりとかスペクタクルとかはいまいちで、少年と鉄人のふれあいは描けていたけど、それを取り巻く大人たち(その世界の最終的な正義)はいまいち描き切れていなく、そこに息づくものとして根付いていない印象でした。アイアン・ジャイアントがどこから何の目的で来ているのかとかそういう設定を子ども視点にすることによって取っ払っているのはある意味潔いけど、長編アニメなら描く余裕もあっただろうと思えてしまって、もう少し密度を上げられたのではないかと思ってしまう。つまり短編なら許せるぐらいの投げっぱなし感があるかもという話。
3DCGアニメーションによるロボの変形シーンは格好良かったです。兵器っぽい表現がステキだけど、子ども向けらしくビーム兵器という配慮もよいですね。
[初見感想]
序盤は普通な感じだけど、クライマックスシーンはやはり盛り上がる。悪い映画じゃないんだけどね。最後の「お疲れ様でしたー」セリフはすげぇ余計な感じがする。
今年の新作、お子さまの「前回の映画より…」のセリフが泣ける。でも問題はおもしろい映画かどうかより、NARUTOらしさがでているかどうかだと思ったりするなァ。
★★☆
朝9時回にて視聴。結構空いてた。
やっぱ前作同様ナルトらしいドロドロした感じは全くなく、アクションメインで作っている感じ。つかアクションしかない感じで、ストーリーは希薄と言いたくなる。
映画の宣伝で言ってた「最強の騎士」とかいうフレーズは劇中では全くなく、彼が最強であるかどうかはストーリー的にどーでもよかった。宣伝でやってた対忍者用のように思えた回転盾とか、そういう技術がどこから来て誰が考えて…とかそういう説明的なところもなく、淡々と流されるままアクションシーンを見せられるばかりで。
最終的な技へと繋がるチャクラと何かが似ているという話もセリフでちょっと触れただけで、「へーそういう設定になってるのね」ぐらいにしか思えなかった。
メインゲストの騎士さんも、ありきたりな境遇な感じで、ちょっと考えればわかるだろうとか言いたくなってしまうぐらいの適当な設定で、ナルトが懸命に絞り出した説得ゼリフが普通すぎて感動もなかったりした。
公開後の宣伝CMでボスらしき相手に青い螺旋丸と、オレンジの螺旋丸を両手で撃つシーンが描かれていたりしたので、これはナルトのチャクラと九尾のチャクラの2連攻撃か!? とか期待していたのに、そんなのでもなく。つか修行なしで簡単に作れる技じゃねぇよとかツッコミを入れたくなるばかりで。
そんな感じでいまいち印象。でもナルトのドロドロ感をあまり感じていないぐらいに思えるお子様は終わった後「おもしろかった」「感動した」とか感想を漏らしていた。うらやましいな。
★★★★
これはよいもうひとつの最終回ですね。完全にすっきりする感じにならないのが「等価交換」というキーワードを持ったハガレンらしくてよいです。
TV版最終回の後日談を壮大な映画クォリティで表現してくれて素直に感謝したくなる。この話は確かにTVフォーマットじゃできない感じですね。
最終的にはエドとアルが一番望んでいたことのみが叶い、どうせなら…的なところは全て排除されているような感じにまとまるのが憎い。でもここさえまとまっていれば、もう世界を混乱させる必然もなくなるし、確かにこれは最終回になっている。
ミュンヘンという錬金術の存在しない世界を利用することによって、過去数多く出てきた錬金術の秘密の部分をうやむやにさせてしまうという効果も実に巧いです。
TVシリーズをしっかり見た人には是非にでも見て欲しい最終回映画です。
★★★☆
よくもバルカンひとつでここまで話を広げましたな…、見事。確かにガッシュとバルカンの友情は異常なぐらいに熱いですからな。その友情の深さに清麿が気づくという話は、これぐらい壮大な方がおもろい。
★★★
つまるところ、HOLiCの前フリでしかない映画だった。TVシリーズで慣れ親しんだツバサ・クロニクルの世界とHOLiCをリンクさせることによって、HOLiCの世界へスムーズに誘うことがこっちの映画の目的。これだけ見て彼は、ちょっとおもしろくなかったかも知れませぬ。サクラの顔とか色とか微妙に違う感じがしたし。
HOLiCがメインである証拠は、冒頭の世界設定の説明部分で、次元の魔女・侑子の出番が多く、「羽根を探している」ことよりも、「侑子の力を借りるには“代償”が必要になる」という話の方が強調されていたことからも明か。確かに最終的にその「代償」を払って力を借りることにより事件を解決することにはなるのだけれど。
話の方は可もなく不可もなく、普通の短編。でもツバサクロニクルの魅力のひとつである「いろんな作品のCLAMPキャラを使って遊ぶ」ができていたかどうかは疑問。知世姫以外のキャラがどうもCLAMPキャラに見えませんでしたよ。ジブリ系アニメを見ている錯覚に何度か陥りました。声的には中田譲治とたてかべ和也ぐらい。
★★★☆
んで、こっちがメイン。よく考えれば早々に館の主人の目的はわかるかも。美しく描き込まれた世界観はProductionI.Gによく似合う。逆に言えばそこに酔えなきゃ話は結構単純。オチのネタは言ってしまえば、あまえないでよっ!! みたい。
あと大原さやかを堪能したい人にはおススメ。常に余裕たっぷりの侑子さんが実に大原さやからしく、よいです。